住みやすいタイでも困ること!駐在員の方もぜひ参考に!

タイに移住して2年近くが経つのですが、この国は本当に困ることがないくらい日本人にとって住みやすい国だと思います。バンコクは特に、日本製品、日本食レストランがたくさんあるので、日本を恋しくなることも他の国よりは少ないのではないかと思います。でも、そんな国でも外国は外国です。日本で買えるものがタイでは買えない。日本ではできることが、タイではできない。など我慢しなければいけないことはいくつかあります。

具体的に困ること

困っていることをザっと書いてみるとこんな感じです。

 買い物関係

・コンタクトレンズやその関連品が高いか日本と変わらないくらいの値段。

・生野菜が怪しい。タイで生産されているものや中国からの輸入品などは、オーガニックものでない限り、化学肥料が大量に使用されている可能性が高く、水で洗っても簡単に落ちない。これらの化学肥料は、体の中で蓄積される。

・日本の本は日本で買うより高い。バンコクには、日系の大手の本屋があるが、大体は1~2割増しくらいの値段で売られている。

・電気製品が怪しい。ビックカメラがほしい。タイの信用できる電気製品は高級デパートの電気製品売り場一画のみ。その他は、有名ブランドの海賊版であったり、質の悪い製品が多く壊れやすい。

 タイならでは関係

・テレビをつけても、タイ語が理解できないので、テレビをつけなくなり、ニュースに触れる機会が少ない。自らネットで調べない限りは、浦島太郎になる。

・タイ文字が読めないので、普段の生活に支障が出やすい。

・質の悪い水と、洗濯機の質のせいで日本から持ってきたふわふわのタオルがゴワゴワになる。

・バンコクの空気汚染と湿度で、洗濯ものを干すと臭く、あまり綺麗ではなくなる。

・1年中暑いので、外での運動時間が限られる。

特に気になること

 日本では意識することがない

上記に書いたように、特に困るのはニュースに触れる機会が少ないことです。日本にいる際は、言葉の問題がないので、朝起きて何気なくつけたテレビのニュースを何となく聴きながら出勤の準備をする、街に出れば、渋谷の電光掲示板で流れているニュースを歩きながら読み、山手線のテレビで生活情報を読み、オフィスに行けば、同僚たちが雑談で社会について話題にする、こういうことが当たり前の毎日でした。意識することなく、情報が入ってくる状況です。

 タイでは意識が必要

でもタイではそうはいきません。タイ語を話すのがそこそこでも、タイ文字を読むことができない私は、街にいるときの情報量が圧倒的に少ないというかほぼありません。読めるのはたまに見つけるアルファベットと意味のおかしな日本語くらいです。タイ文字も勉強し始めましたが、馴染みのない文字なので、一から覚えなければいけないのと、普段使わないので覚えがとても悪いです。本当は覚えれば生活が楽になるのはわかっていますが、それでもなかなか簡単なことではありません。自らネットニュースを見に行くという積極性がなければ完全な浦島太郎になります。

 関心の方向性が変わる

タイにいると、自分の国がどうなっているのか関心が薄れることも理由の一つです。海外に住むと自分に近いことに気が向きがちで、なかなか自分には直接関係ないようなことには、触れないようになります。でも、この社会は情報戦。それはタイにいても同じことです。だから、やっぱり少しでもいいから毎日ニュースを見ること、聞くことは大切なことに変わりはありません。自分をプッシュしなければいけないので、ちょっと億劫になりますが。

海外生活は困るからおもしろい

海外生活が日本と同じはずがないので、同じことを期待するつもりはありません。でもやっぱり困るときは困りますね。だけど、それを楽しんで、少しでも自分が住みやすい場所にしていくことが大切だと思います。日本では経験できないことをむしろ経験できていることに感謝して、自分成長を楽しむことも人生のすばらしい楽しみ方だと思います。

   

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA