中国の航空会社や空港には気を付けて!良し悪しの差が大きすぎ!

中国の航空会社を利用されたことがあるでしょうか?私は、中華系といえば中国東方航空、中国南方航空、中国航空、キャセイパシフィック航空を利用したことがあるのですが、それぞれ異なる特徴があり、同じ中華系でもまた乗っても良い会社、もう一生乗りたくない会社があります。実態はこんな感じです。。。

中国東方航空と中国航空の実態

この航空会社は、私が日本からヨーロッパ方面に行く際に利用していた航空会社です。大体一番安いので我慢して利用していましたが、正直言って、もう乗りたくない航空会社第一位です。

 機内サービス

まず、フライトアテンダントの態度が本当に悪いのです。水をお願いしても持ってくる気配はないですし、個々で利用できるテレビに関しても動作が悪くて修理をお願いしても、直る気配はありません。ブランケットはなぜかすごく臭いですし。そして、一番身の危険を感じたのは、ヨーロッパから上海への帰路。本当は上海空港に着陸しなきゃいけないのに、なぜか違う空港に着陸したことに気が付いたのです。それは、空港の表示が中国語でしたが、なんだか「上海」との文字ではない文字が並んでいたから想像のみで違うと理解しました。それで、なぜ混乱したかというと、中国語のアナウンスしかなく、周りの中国人がザワザワしだして、機内が物凄くうるさくなったのに、一切英語での説明がないからです。状況を一刻も早く理解しようと、近づいてきたフライトアテンダントに英語で聞くと、止まって聞くふりをして中国語で何か言い捨てただけで回答はなく、歩き去って行ったのです。信じられません。乗客に状況の説明もできないなんて。国際線なので英語ができないはずはないですが、英語で何の一言も言えないとは本当に失礼です。その後機内で1時間ほど待機して、また飛び立ち無事上海に到着したので結果オーライですが、何かあったらどうしてくれたんだ!とクレームを言いたくなりました。

 呪われえた経由地昆陽

もっとえらい迷惑を受けたのは、昆陽空港経由でヨーロッパへ向かおうとした時です。昆陽は1年のうち1/3は霧で空港周辺の上空の視界が悪くなるので、飛行機の待機の列になることが多い場所なのですが、案の定、5日しかない私の休暇で2日を昆陽で過ごすことになってしまったのです。天気はどうにもできないし、仕方ないと諦め気分だった私に追い打ちをかけたのは、航空会社スタッフの態度でした。これもまた英語が話せず、全く説明の無い中何が何だかわからないうちに空港からバスに乗らされ、案内された先はホテルです。ようやく理解できたのは、その日は空港閉鎖の状態だったので、天気が良くなるまでホテルで待機する必要があるということでした。でも、その後誰がどうやって、いつ飛行機が離陸できるか連絡してくれるのでしょうか。受け身でいては、連絡は絶対に来ない。そう確信していた私は、航空会社のコールセンターに何度も電話をして、乗り継ぎ便の情報を聞いていました。で、その日の夕方進展があるかと電話してみると、翌日朝の便も欠航というお知らせがありました。ガーン。。。短い休暇なだけに思う存分楽しみたい私は、ショックでショックでたまりませんでした。でもどうしようもできないので、その周辺でできることを探すことに。昆陽は世界遺産の石林で有名な場所だったことはそれまで知らなかった私は、気乗りしませんでしたがホテルで1日過ごすのはもったいないので、バスで向かってみることに。んーでも石林もイマイチ。気分が晴れないからか、天気が悪いからなのか、それとも本当に石林は大したことがないのか、もはや当時の私にはわかりませんでした。そして、翌日。私は朝早く空港に向かい、すぐにカウンターに向かって、当日のフライトに乗せてほしいと抗議しました。実は、空港に到着して見た光景は米騒動のように、多くの中国人がカウンターに怒鳴って抗議していたのです。自分だけではなく、多くの人が同じように目的地に向かえていませんでした。。。そしてようやく昼過ぎになって、フライトに乗ることがで、今振り返ると一つの思い出ですが、でももう絶対経験したくない出来事の一つです。

中国南方航空とキャセイパシフィック航空はめちゃくちゃいい!

 南方航空にいい意味で裏切られた。。。

東方航空でひどい目に遭っていた私は、正直南方航空も何かあるんじゃないかと、乗り気ではありませんでした。それがいい意味で期待を裏切られたのです!広州からニュージーランド行きのフライトに乗ると、フライトアテンダントはみんな素敵な笑顔を浮かべているじゃないですか。しかも食事の際も気を遣ってくれるような対応。英語もみなさん上手で、すごく快適な旅だったのです。もちろん機内は中華風ですが、東方航空との違いには大変驚きました!この価格でこのクアリティ、文句なしです。一緒にしてごめんなさい、南方航空さん。

 キャセイパシフィックのわざ

キャセイパシフィック航空って、香港の会社であること、ご存じでしたか?私は、その名前とロゴから中華系の航空会社だとは一切知りませんでした。それが恐らくこの会社の戦略なのではないかと思います。スイス行きのフライトでしたが、その機内は他の中華系航空会社とはうって変わって、なんだか欧米や日本の航空会社に似たようなところがあります。フライトアテンダントも英語は達者で、中国の独特の雰囲気がほとんどありません。これも南方航空同様にとても快適な旅となったのです。

次回の旅にはぜひ

この通り、中華系航空会社と言っても、会社により状況が全然異なることがわかると思います。おすすめは、南方航空とキャセイパシフィック航空ですので、価格は比較的安いですが、安心して利用して頂けると思います!

   

1 個のコメント

  • 先日、夫と10か月になる息子と3人で中国系の航空会社を利用しました。北京空港でチェックインをする際、チェックインカウンターはまだ空いていなかったのですが乗客がそれぞれカウンターに並んでいたのです…5つほどカウンターが用意されており、それぞれ乗客がカウンターに対し90度に並んでいました。するとスタッフが黙ってポールを置き始めたんです。確かにチェックインカウンターに対してジグザグで並ぶことってあるじゃないですか!?彼らは乗客が既に長い列を作っている中、並び方を黙って変えようとしたんです!しかしポールに付いているベルトで並び方を示してくれれば良かったものの、彼らはポールを置くだけで、乗客は「今何が起こっているんだ!?」といった感じで少々パニックになっていました。午前1時20分のフライトでその時午後11時近かったため、皆疲れていましたし…

    何の説明もないため皆スーツケースを抱えて右往左往していました。息子は泣き出しましたし、私はしびれを切らして近くにいたスタッフに「ちょっとあなた、英語話せる!?」と話しかけたのですが、眩しい笑顔で逃げられました。他のスタッフに聞いたら、「どうしよう」といった困った笑顔で逃げられました。そして彼らがあるスタッフを連れてきたのですが、そのスタッフは「英語話せる?」と聞いても「はい!」というばかりで「どのように並べばよいのか」と聞いてもこっちを睨むばかりで無言でした…笑 「あなた本当に英語話せるの!?」「はい!」というやり取りを3回続けた結果、彼はいきなり「チェックインカウンターは離陸3時間前に空きます!」と大声で言ったんです… そんなこと聞いてないし…笑 英語、通じてなかったんですね。ちなみにその時点で離陸の2時間半前でしたけど!

    さらに他のスタッフが様子を見かねたのか、”Don’t be mad, sit down and have some rice(怒らないで、座ってご飯でも食べて)”」と言ってきました。あれはrice(ライス=ご飯)ではなくrest(レスト=休憩)の間違いだったのかとも思ったのですが、彼は確かにrice(ライス)と言っていました…「ご飯でも食べて」がもういろいろ新しくて、ツボでした。

    5つ星と呼ばれる中国の航空会社です。国際線チェックインカウンターなのに、あまりの英語のダメさに驚きです。すみません、記事に全く関係ないのですが、つい思い出してしまいました…!中国系だからダメだというわけではありませんが(実際に良いところもありました)、あれで5つ星ならJALやANAは星を50個くらいもらっても良いのでは!?と個人的に思っています。

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