赤ちゃんを連れて海外旅行!ベルギーにおけるベビーグッズについて

海外に赤ちゃんを連れて行くと、何を持っていこうかと悩みますよね。何かなくなったり忘れたりした場合は現地で買えばいいやと思っても、そもそも現地にどのようなものがあるのか分からなければ困ることもあるでしょう。
私の夫はベルギー人で、もうすぐ8ヶ月になる息子がおり、今は海外で生活をしています。息子を夫の実家に連れて行くため、ベルギーのブリュッセルにやってきました。ここでは、極めて一般的なスーパーに足を運び、ベビー用品を見て回って感じたヨーロッパのベビー用品についてお話ししたいと思います。とは言え、ヨーロッパといっても地域によって違いがありますので、ここではあくまでもベルギーのベビー用品ということでお話しします。

おむつ

 おむつは荷物になる!?

赤ちゃんを連れて外出する場合、1番不安になるのがおむつかもしれませんね。特に日本のおむつは世界でも品質が高いと言われており、私たちが生活をしているアジアでは日本製のおむつをあちこちで見かけます。
実際に赤ちゃんを連れて旅行する場合、おむつが必要だと思っても、旅行中に必要なオムツを持参しようとすればかなりの荷物になりますよね。私たちは北京からブリュッセルに向かう飛行機の中で必要なおむつだけを持参し、ベルギーで必要になる分はベルギーで購入すれば良いと思っていました。

 日本のおむつも手に入る!

北京では、私たちは基本的にパンパースを使っています。特にこだわりはありませんが、やはり世界的に評価が高いパンパースならば安心かと思っています。
こちらのスーパーでもパンパースを見かけました。パンパースには一般的な緑色のものと、それよりも質が高い薄いエメラルドグリーンのものがありますよね。こちらでは緑色の一般的なパンパースを見かけます。お店や地域にもよるのかもしれませんが、それ以外の日本のメーカーは未だに見かけていません。しかし、少なからず日本のおむつはベルギーでも手に入ります。サイズは日本のように新生児、S、M、Lなどではなく、新生児の次は1、2、3と大きくなっていきます。息子は約8kgでMサイズですが、こちらでは6-10kgの3が適切なサイズでした。3は100枚入りで27ユーロ(約3,500円、1枚当たり35円)でした。ちなみに北京では64枚入りで99元(約1.650円、1枚当たり16円)になります。

 こちらのオムツは硬い!?

プレミアムと書かれたものは52枚入りで10ユーロ(約1,300円、1枚当たり25円)、そうではないものは56枚入りで7ユーロ(約900円、1枚当たり16円)になります。
私はあまりおむつにはこだわりがないことと、やはりパンパースは輸入品であり値段が高いということから、こちらで一般的に使われているオムツを購入してみました。すると、ごわついていると言いますか、日本のおむつよりも硬い印象を受けました。少なくとも、ふんわりとはしていません。
また、こちらのブランドのおむつにせよ、パンパースにせよ、おしっこサインがありません。日本の物は当たり前のようにこのおしっこサインがついていますよね。私はもともとこのサインはあてにしていませんのでなくても問題ありませんし、むしろなくても良いと思っているのですが、もしもこのサインを重視しているという人がいたら、こちらのオムツは避けた方が良いかもしれません。
私はこのごわつきが気になったので、数日このプレミアムを使った後、パンパースに変えました。値段は高いですが、柔らかい方がいいです!大人でも、例えば女性は生理用のナプキンがごわついていたら嫌ですよね… しかしその後、ALDIというお店で安くてもそれなりに柔らかいものを見つけたのでそちらを使うようになりました。値段はあまり関係ないようです。

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ベビーフード

 ベビーフードが豊富

離乳食を食べている赤ちゃんを連れて海外に行くと、やはり離乳食をどうしようかと思いますよね。自分で調理できる環境にあればまだ良いですが、自分で離乳食を作るとなれば野菜や果物を買い、それらを茹で、潰す、という作業が必要になりますから、海外ではなかなかできないかもしれません。
少なくともここベルギーには様々なベビーフードが売られています。私たちはフランダース地方のオランダ語圏にいますが、オランダで作られているベビーフードが多いです。私は北京で出産し、息子が2ヶ月の時に日本に里帰りをしましたが、その時は離乳食には興味がなかったため、日本でどのような離乳食が売られているかという事はよくわかりません。しかし、ここでは例えばビーフとトマトが入ったパスタの味など、どちらかというと西洋風のベビーフードが多いです。主に6ヶ月や8ヶ月以降に食べられるものが多く、その中でも6ヶ月のベビーフードはごくわずかでした。そのため、まだ6ヶ月になっていないならば日本から持参した方が良いかもしれません。果物のピューレなどは4ヶ月から大丈夫です。

 国によって違う場合もある

先ほど、ヨーロッパはお米を主食とする地域ではないためか、お粥のベビーフードがほとんどないということを話しました。このようにベビーフードは国によって違ってきます。
例えば私たちが住んでいるアジアは日本と同じくお米を主食としますので、お粥のベビーフードが当たり前のように売られています。その中でも、中華風のお粥ということでナツメヤシのお粥と、クルミと黒ごまのお粥を見かけたことがあります。あまりに面白いと思ったため、これらも息子に食べさせました(特にクルミと黒ごまはお気に入りです!)。このようにベビーフードには地域性がありますから、せっかくなのでその地域ならではのものを赤ちゃんに食べさせてあげても良いかもしれないですね。
ちなみにベルギーのライスシリアルの中にはバニラ味のものがあります。なぜご飯とバニラを合わせるのか、私には謎です。

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洋服

 様々な洋服を持参する

赤ちゃんを海外に連れて行くとなれば、どの洋服を持っていこうかということも気になりますよね。私たちが住んでいる北京では、6月末で38度という気温も当たり前です。湿度が高い日もあり、毎日というわけではありませんが、外を歩けば汗だくになる日もあります。
そんな中、ベルギーは30度以下と気温が低く、とても過ごしやすい気候になっています。息子は北京では半袖が当たり前ですし、私たちのアパートにはエアコンがないということもあり、室内ではTシャツ1枚でいることも少なくありません。
しかし、少なくとも北京よりも涼しい地域に来るということで、私たちは半袖や長袖のベビー服など様々な種類の服装を持参しました。特に飛行機の中はエアコンが効いて涼しい可能性もありましたし、日本はクールビズということで夏場の冷房は28度設定ということも珍しくはありませんが、海外はそこまで気にしていない国も少なくはありません。ですからお店などに行くと寒い、ということがあります。

 現地の人の言い分は信じない方が良い

海外などに行く場合、その国に住んでいる友人に「Tシャツで大丈夫?」などと洋服の確認をする人もいるかもしれません。しかし、その地域のことを知っているならばそれでも良いですが、例えば行くのが初めての場所であったり、慣れない場所であったりする場合、現地の人に聞いてもあまり意味はありません。
というのは、人間は慣れている気候で服装を判断します。例えば、日本は高温多湿の国ですから、日本の夏に慣れている人が海外に出かけた場合、寒いと感じることがあります。しかしその国の人にとってはその気候は暑い、ということもあり、感覚が合わない場合があるからです。実際にベルギーに来る前、夫が義父母に「北京は暑い」と話したら、2人から「ベルギーも暑い」「最近は暑すぎて外出もしたくない」と言われたそうです。しかし私たちにとってここベルギーの気候は非常に快適です。例えば、今朝私は息子をベビーカーに乗せて20分ほど歩き、近くのスーパーに行きましたが、全然汗をかくこともありませんでした。
ですから、旅行などで行く地域の気候が知りたいと思うならば、あくまでも自分でその地域の気温と湿度を確認する程度に留めましょう。その地域に住んでいる人に聞いても、感覚が違えば意味がないのです。

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いざとなったら現地で買おう!

いかがでしょうか。赤ちゃんを連れて海外に行く時、何を持っていこうか、どのくらい持っていこうか、と悩むかもしれません。あまりにも量を持っていこうとすると大変なものもありますよね。
使い慣れたものがあるならばそれを持参するに越した事はありませんが、いざとなったら現地で購入することも可能です。スーパーに行けば当たり前のように買えるものもありますから、赤ちゃんの荷物を用意するときは「なくなったら現地で買おう」と考えることも、旅を楽しくするポイントです。

   

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