海外旅行でスリに遭ったストーリー!海外で危ないめに合わないために!

みなさんは旅をしていてスリに遭ったこと、ありますか?私は、私自身と母親含め3回あります。それはもうショックで悔しくてたまらないです。。。こんな目に遭わないために、私の記事を読んで参考にしてくださいね。

フランス・パリ

 素敵な大晦日

これはある年の大晦日のお話。私は年末年始の休暇をフランスはパリで両親と過ごしていました。素敵な街並みにうっとり。毎日が映画の中にいるかのようでした。大晦日の夜には、家族でエッフェル塔の見えるレストランを予約して、新年を迎えることにしました。その年は丁度ユーロ会議の開催国がフランスということもあって、エッフェル塔が電飾で飾り付けられて遠くからでも見えるようにキラキラ。花火も上がり、周りの人たちもロマンチックな雰囲気にうっとりという感じ。花火が終わったところで、私たち3人はホテルまで列車で帰ることにしました。

 帰り道の出来事

駅までの道のりも同じように帰る人たちで溢れていて、案の定、駅のプラットフォームは息もできないくらいの人混み。東京のラッシュ時の混みようと同じくらいです。私たち家族3人は、何とか離れぬようにとお互いを確認しながら列車に乗ろうとしますが、最初に着た列車には乗れず次を待つことに。そして次の列車が来たのですが、物凄い勢いで後ろから押されて、母から私が引き離されたのです。でも、何とか列車に乗って、とりあえずは前進。そしてホテルから最寄りの駅で降りたとき、「あー!やられた!」と母が叫んだのです。後ろを見ると、母はカバンを漁っています。。それで見当はつきましたが、母に何が起きたか尋ねると、「カバンのチャックが空いていたから気になって中身を確認したら、財布がなくなってる!」と必死な顔で訴えます。この瞬間家族3人で一瞬にして落ち込みました。せっかく新年を迎えるというときに、この惨事。ホテルに到着し、もう一度冷静にカバンを探しますがやっぱりありませんでした。財布に何があったか思い返して、数万円の現金、クレジットカード、運転免許証、その他カード関係が入っていました。

 対処法と教訓

すぐに、クレジットカード会社に電話し、事情を説明して使用停止してもらいました。現金は泣き寝入りするしかなく、運転免許証に関しては、帰国後すぐに再発行の必要がありました。3人で話し合って考えた原因はこうです。日本人3人家族。日本人=お金を持っている。3人=誰がお金を持っているか。そして誰から一番取りやすそうか。そう考えたときに一番のターゲットになったのが、母です。見た目がとても優しそうで、150cmしかないですが、お金の管理は母がしていました。犯人はこれを全てわかっている完全なプロですね。教訓は、人混みでは絶対にカバンを抱きしめてチャックを開けられないようにする。家族3人の時は、なるべく強そうな父がお金を持ち歩く、です。

カナダ・バンクーバー

 広々としたバンクーバー

これも年末年始休暇のお話。またまた家族3人でカナダのバンクーバーへ観光へ行きました。それなりに大きな都市なのに綺麗な空気、綺麗に整備された街並み、アウトドアが楽しめる場所や、多国籍の在住者が多いなど、バンクーバーは世界で最も住みやすい街に選ばれる常連街なだけあって、めちゃくちゃ良い印象があります。ある出来事以外は。。。

ある午後、お昼ご飯を未だ食べていなかった私たちはあるカナダ料理として地球の歩き方に載っていたレストランに入店しました。

 レストランでの惨事

少しランチとしては遅い時間だったのもあり、お客は誰もいませんでした。私たちは窓側のテーブルを選び、母は窓側、私は母の隣の廊下側、そして父は私の向かいに座ります。メニューをもらって注文を終え、お腹が空いていた私たちは、カナダがいかに素晴らしい場所か盛り上がって楽しみに料理を待っていました。その時、30代くらいの女性1人が入ってきて、母と私の後側のテーブルに座りました。その時は特に気にしていませんでしたが、そのあとメニューをもらった女性が10分くらいして何も言わずに出ていったのです。その時に母が、「あれ?なんでチャックが開いてるの?!やられた!」またまたやられてしまいました。その女性に財布を盗まれたのです。

 教訓

思い返してみれば、あまり裕福そうには見えない余裕のある顔はしていない女性でした。でも、犯人は絶対に何度もやったことがあると確信しています。父は女性の方を見ていたにも関わらず気付かなかった、また母は自分のすぐ横に置いたカバンに手をかけられていることに気付かなかったのです。この時もパリと同じように対処しました。教訓は、どんなに安全だと言われる場所でも決して気を抜かず、カバンは常に自分の見える場所に置くことです。

タイ・バンコク

これは唯一私自身に起きたスリの話。私はタイに在住で旅慣れているのですが、そのような余裕さが犯人を寄せ付けたのかもしれません。

 お気に入りのマーケット

バンコクには、おそらく東南アジア一大きな、チャトチャックマーケットがあります。私はこのマーケットが大好きで、毎月1~2回は訪れます。ある土曜日、その日は結婚する友人のためにプレゼントを買おうとそのマーケットに1人で出かけました。仲の良い友人なので、私自身どんなプレゼントを買おうかウキウキしていました。1時間くらいマーケットを歩き周ったのですが、なかなか見つからない。。。ちょっと悶々としているときに、彼氏から電話がかかってきたので、歩きながら通話していました。そして、あまり考えずにスマホをカバンの内ポケットに入れました。その瞬間、友人がほしいと言っていたワンピースのお店を発見。私は早歩きでそのお店に行きましたが、店内は人気なお店だけあって多くの女性で溢れていました。でも私は人を分け入って、必死で友人の顔を思い浮かべながらプレゼントを探したのです。

 後悔のとき

5分くらい見たところで、残念ながらあまり好みのものでないことに気付き、そのお店を出ました。そして、マーケットでプレゼントを探し続けていた私はちょっと疲れたので、目の前の屋台でお茶を買うことに。そこで気付いてしまったのです。カバンの中を見れど見れど、内ポケットに入れたはずのスマホが見つからない。もしかして内ポケットからどこかに落ちたかと思って、周辺を探すがない。私は確信しました。ワンピースのお店で必死にプレゼントを探している間に、盗まれたのだと。ショックを通り過ぎて、すごく後悔の念に駆られました。なぜなら、いつもは閉める内ポケットのチャックをその時だけは閉めなかったからです。お店に戻って、店員さんにもスマホを見なかったかどうか聞きましたが、ない、との答え。恐らく盗まれたと伝えたら、ツーリストポリスが近くの交番まで案内してくれました。警察に行っても今更どうにもならないのは分かっていながら、一応、どんなスマホだったか、電話番号、盗まれた場所を伝えて、もうショッピングは中断しすぐに家に帰りました。

 対処法と教訓

家に到着してすぐに、メール、SNSなどのよく使用するサイトのパスワードを全て変更しました。私は、写真をグーグルにバックアップしていたので、写真を取り戻すことができましたし、ラインやWhat’supもフェイスブックからログインできるように設定していた甲斐があり、パソコンからアクセスできたのです。教訓は、何年海外に住んでも絶対に隙を見せてはいけないことです。人混みに行く際は、最低限チャック付きのカバンを持ち歩き、必ず閉めることが大事です。

油断は禁物

この3つの体験は、私に色々なことを教えてくれました。共通することは、ちょっとした油断をしたときに盗まれていることです。犯人はプロなので、その油断を決して見逃しません。どんなに安全な場所であっても、決して安心せず、大切なものは自分しか守れませんので、常に目の行き届いた場所で管理するようにしましょう。

   

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