イギリス留学での体験!やっぱりイギリス料理はまずい?

東京の大学に通って1年が経ったころ、私は、高校時代から夢であった海外交換留学に申し込みました。英語の上達を目指していた私は、アメリカ、イギリス、オーストラリアの数ある大学の中から、イギリスのニューカッスル大学を選択。ここでの生活は、人生を180度変え、またイギリスという国についてもネットや本だけではわからないこと、たくさん知り、そして経験することができました。そこで、今回は数あるエピソードの中から感謝したことと、寮でのある惨事をご紹介しようと思います。

中国人に対する絶大なる感謝

 イギリス料理は・・・

イギリスといえば、ハリーポッター、王室、ビートルズなど様々な角度で世界で常に注目を受ける存在ですよね。もう一つ有名なことといえば、食文化。あまり世界からは好まれていないのが現状です。正直、私も1年経っても慣れない味という印象でした。それもそのはず、イギリスの食が今の味になったのも、18世紀の産業革命の際に、多くの労働者に食を提供するため、レストランがわざとベーシックな味付けでお客さんに料理を出し、お客さんが各々好みで味付けをしていたことが起源のようです。それにしても21世紀になってもそのままにしなくても。。。と思いますが、でも確かにイギリス料理のレストランに行くと、塩コショウを筆頭にビネガーだったり、ケチャップだったりテーブルに最初から並べられているところが多いです。でも私には大きな疑問があるんです。どのレストランに行っても、地域を変えても、何を加えても味が大して変わらないんです。私だけなのかわからないですが、一緒に留学をしていた学生たちの中でも何人か納得してくれる人がいました。

 オレオを食べて10キロ増加!

運の悪いことに、私は大の料理嫌い。食べることが大好きなのに料理の過程は省こうとする、怠慢タイプ。だから買って食べたり、外食をすることがほとんどですが、さすがに口に合わないとお腹が満たされず、どうにかしなきゃとなるわけです。学生寮にはキッチンも調理器具も揃っていて、料理の腕を上げる機会がきたのかもしれないと、こんな私も少し料理を始めてみたわけです。料理といっても切って、煮て、焼くだけ。自分の作った料理もなかなかまずくて、しかもやはりキッチンに立っている時間が耐えられなくてすぐに断念。それからすごく悪い癖がついて、スーパーで見つけられる一番大きなオレオの袋を買って、夜ご飯の代わりに食べつくす。体に良くないことをわかっていても、口に合わない料理や料理をする手間を考えると、いつの間にか週に何度もオレオを食べるようになっていました。それがきっかけで10kg太り、ジーパンを2サイズアップ、そして股すれが起き始めて、完全なる肥満体型に。そりゃ納得の結果です。

 そんな私を友人がある所へ

あまりに太ってしまったので、自己嫌悪に陥っていたとき、日本人の留学生がある日、中華レストランに誘ってくれたのです。私はこれまでなぜこれに気付かなかったのか。ニューカッスルには当時、日本料理店がなかったため、すっかり食生活を諦めていました。でも、この中華を食べたときの衝撃は今でも忘れません。日本にいたときはこんなに中華がおいしいと思ったことがなかったけど、その時は神のような食べ物というべきか、お腹がすごく喜んでいるがわかりました。そのとき、イギリスへ移り住んで中華レストランを開いた中国人に対して、人生で最高に感謝しました。色々あるけど、やっぱりお米文化に育った同じアジア人なんだなと実感したのでした。

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2017.03.16

寮での惨事

 あまり好きでなかった寮生活

私が入居した学生寮は、イギリス人6人とアメリカ人1人と日本人の私の計8人の男女で一つのフラットで同居生活をしていました。1人一部屋ありましたが、壁が薄いので、物音は簡単に聞こえてプライバシーがあまりない環境。しかも、イギリス人とはあまり仲良くできず、寮に居にくいときも多くありました。運が悪いことに、私の部屋はリビングに一番近い部屋。誰かが料理していても聞こえるし、リビングで寮生同士が話している内容もすべて聞こえるし、部屋の窓から外を眺めて物思いにふけるようなことも多かったのも正直なところ。よくホームパーティを開くことがありましたが、自分が招待されていないパーティがリビングで開かれているときは、私が共同トイレに行くたびにべろべろに酔っぱらった若い学生たちに見られて、すごく嫌な思いをしたことも何度かありました。授業から帰ってくると、誰もいないのにフラットのドアが全開になったままだったり、リビングの家具が破壊されていたり、冷蔵庫に保管していた魚が臭いと怒られたり、早くこの寮から出たくてしょうがなかったのですが、物価の高いイギリスで一番安い寮だったので我慢しているしかありませんでした。

 トイレに大量の髪の毛!?

そんな苦い寮生活で嫌だった出来事の一つとして、ある朝いつも通り起きて、トイレに行きたくなったので腰を上げてノロノロ歩いていき、トイレのドアを開けると、なんと、おびただしい量の髪の毛がトイレ中に散らかっているのです。殺人でも見たかと思って腰を抜かすくらい、本当に気持ち悪い光景。しかも起きたばかりでこれから新しい一日を迎えようとしてているときにです。あとから同じフラットのイギリス人に聞くと、昨日ただ髪切っただけだよ、っていうのですが、ただ、切ったらそんな風にならない。しかも髪を切るのはいいけど、ちゃんと片付けてほしい。高校を卒業したばかりの18歳が多い寮で、もうこれ以上言ってもうざがられるだけだと思い、文句を言うのをやめたというか完全にあきれました。共同生活ってこういうことだな、って今考えるといい経験だったと思います。

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最後に

イギリスでの経験は、世界にはいろんな人がいるし、自分とは考えの違う人たちとどうやって暮らしていくか、について考えさせられた素晴らしいものでした。今だから素晴らしいと言えますが、当時は嫌なことが多かったですね。けど、これがなければ今の自分はいないし、もっと視野の狭い人間になっていたかもしれないと思うと、なんだかんだ経験してよかったのだと、そして何より留学を薦めてくれた両親には心から感謝したいと思います。

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