インドネシアでの職探し!現地採用では給与チェックを忘れずに

私は、インドネシアの東ジャワ州の大学に1年間留学していました。幸い日本人がほとんどいない環境だったため、自画自賛ではありますが、私のインドネシア語もかなり上達したと感じていました。そこで、このまま日本に帰るのはあまりにももったいないと思い、インドネシアで働こうと決意をしたのです。その後、ジャカルタ郊外の日系企業で3年間仕事をさせていただきました。その時の経験をもとに、インドネシアで働くという事についてお話ししたいと思います。

職探し

 人材派遣会社を利用する

日本でも、今では人材派遣会社が一般的になりましたよね。インドネシアには多数の日系企業が進出しているため、日本と同じように人材派遣会社がたくさんあります。私も早速ジャカルタの人材派遣会社に登録したところ、とある会社からすぐに連絡をいただきました。そこで、夜行列車に乗ってジャカルタに向かったのです。

その後会社で面接を行い、すぐに採用が決まりました。面接を受けた会社はジャカルタ郊外でしたが、人材派遣会社の人が送迎や付き添いもしてくれたため、とても心強かったことを覚えています。そのまま就職が決まり、翌日から勤務をすることになりました。

 その時の後悔

このように話すと、よく周りからは「そんなに簡単に決まってよかったね」と言われるのですが、1つだけ後悔してしまったことがあります。すぐに決めてしまったため、現地採用の一般的な水準よりも給与が安かったのです。

職種に関しても、「インドネシアで働けるなら職種は何でもいい」と適当に考えていました。また、留学ビザが切れるまでに仕事を決めなければいけないという焦りもあったため、インドネシアでの就職に関する知識がほとんどないままに仕事を決めてしまったのです。今思えば、地下にビザが切れる前に仕事を見つけなければいけなかったとしても、もう少し時間をかけるべきだったと感じています。

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現地採用の給与と福利厚生

 現地採用の給与

次に、インドネシアで現地採用された場合、お給料がどのくらいなのかという説明をしたいと思います。

もちろん、給与といっても年齢や経験、スキルで変動はしますが、当時の事務職の年収は大体15万円から20万円、営業職だと17万円から25万円、管理職ならばローカル社員の教育もしなければいけませんから、もちろん給与水準も高くなり25万円から50万円になります。

 福利厚生

現地採用の場合、福利厚生にはビザの手続きや保険、社用車、ボーナスや有給休暇などが挙げられます。住居手当がつく場合もあります。休日も、有料ではありますが社用車を使用させてくれる会社もありますし、毎年健康診断を受けさせてくれる会社もあります。日本のように、毎年1回健康診断を受けなければいけないというルールはありません。

もしもインドネシアで仕事をしたいと思っている人がいるならば、求人情報を集めることも大切ですが、自分が希望する福利厚生や職種、何よりも給与水準を設定しておきましょう。私のように、何も知らずに飛びついてはいけません。

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インドネシアで生活する

 通勤時間に唖然

インドネシアで仕事をしたいと思い、飛びついた職種ではありましたが、やはり大変な時もありました。私の勤務地は、日本企業が多く入居するジャカルタ郊外の工業地域でした。日本人の従業者はジャカルタから通勤してきており、渋滞時には通勤に2時間もかかると聞いたのです。片道2時間もかけて通勤するなんて絶対に無理だと絶望した記憶があります。

しかし、近所にインドネシア人の友人が住んでいるということでジャカルタを離れ、ブカシ市という場所に引っ越しを決めました。そのおかげで、通勤時間を30分程度に抑えることができたのです。

 居住環境

私は、一家月の家賃が5,000円程度のシェアハウスに住んでいました。もともと留学時代もシェアハウスに住んでいましたから、和気あいあいとした雰囲気が好きで、楽しむことができたと思っています。

また、学生街でしたから食費も安く済みました。シェアハウスとなるとセキュリティーが問題視される場合もありますが、私の住んでいたシェアハウスは大谷さんが信頼できる人でしたから、色々と相談に乗ってもらうこともできました。

 休日の過ごし方

私の会社は週休2日制で、休日には有料ではありましたが社用車を借りたり、バスに乗ったりして、よくジャカルタに遊びに行ったものです。ジャカルタにはスーパーやエステ、多彩なレストランがあり、そして値段も日本より安いですから、休日も退屈しませんでした。年休を使って夜行列車や飛行機に乗り、プチ旅行に出かけたこともあります。

仕事は残業が多く忙しかったため、休日はとにかく楽しもうと思っていました。今思うと、かなりメリハリのある生活を送れていたと思っています。

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インドネシアも選択肢の1つ

インドネシアだと、インドネシア語が難しいと感じる人もいるかもしれません。英語とは全然違う言語ですから、「インドネシアで働きたいけど言語が無理!」思う人もいるかもしれませんね。
しかし、インドネシアには英語ができればオーケーという求人もあります。もしも海外で働いてみたいと思う人がいたら、インドネシアも選択肢の1つに入れてみてはいかがでしょうか。

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