最近では、国際電話や国際結婚をするカップルが多くなってきましたね。それでもまだ、親世代には簡単に受け入れてもらえないという経験を持つ人たちも多いのではないでしょうか。私自身、国際結婚を家族に猛反対された者の1人です。
特に発展途上国の人と付き合っている場合、相手はビザ目的で結婚したがっている、相手は日本の国籍を取りたがっている、だから結婚をするべきではない、などと言われる事は必至です。国際結婚を考えている人の中にはそのような悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。
私はスリランカの人と恋愛し、結婚しました。ここでは、その経験についてお話ししたいと思います。
家族からの猛反対
インターネットの弊害
私がスリランカの人と結婚したいと家族に話した時、家族はスリランカに対する知識は皆無に等しく、最初から聞く耳を持ってもらうこともできず、彼に会ってもらうことももちろん出来ませんでした。
何度も話し合い、彼の良さを伝えようとしても、両親は国際結婚の難しさについてインターネットなどで情報収集をしており、話し合いどころか罵り合いになって終わることもたくさんありました。両親は、スリランカの人と恋愛をして騙されたという人の記事を読んだようです。
分かってもらえないストレス
両親を取るか、金を取るかという究極の選択を迫られ、私はストレスで仕事にも集中できない日々が続きました。ひどい胃痛にも悩まされ、本当に辛かったです。
また、当時彼とはスリランカと日本で遠距離恋外をしていましたから、あいたくても簡単に会うことができませんでした。相談したくても時差がありますから、長時間電話をするということも難しく、メールのやり取りだけが唯一私の心の支えでした。しかし、メールだと言葉の壁もあり、お互いの感情をうまく伝えられず、喧嘩をする回数も徐々に増えていたように思います。
写真を見せる
彼からの提案
もしかしたらこの恋愛を諦めなければならないと思い始めていた時、彼が私のパソコンにPowerPointのデータを送ってきました。そして、「これを両親に見せて欲しい」と言ってきたのです。
そこには、写真付きな彼がたくさん撮影した自然豊かなスリランカの写真、彼や彼の家族の写真、そして私たち2人の笑顔の写真が最後に1枚掲載されていました。まだ日本語が上手に話せない彼なりに、私たちの両親に何とか自分たちの思いを伝えたい、母国の事や自分のこと、そして2人のことを知ってもらいたいという思いが強く表されていました。
私は1人で思い悩み、ネガティブに考えてしまっていましたから、彼がスリランカと自分のことを理解してもらう良い方法はないかといろいろ考えてくれていたことに本当に感謝しました。
両親の変化
私はこれを見せたときの両親の反応を想像し、ドキドキしながら、ただ「これを見て」とだけ行って父にデータを手渡しました。数日後、両親から連絡があり、父は私たち2人の写真を見て、「お前のこんなに幸せそうな笑顔は久しぶりに見た」と言ってくれました。
それをきっかけに、両親の態度はどんどん変わっていきました。生計をどうやって立てていくのか、子供ができたらどうするのか、将来的にどこに住むのか、彼の両親はどのように考えているのかなど、両親からたくさんの質問を投げかけられ、私たち2人の考えを丁寧に伝え、やっと彼に会ってもらうことができました。今では両親と彼はとても良い関係を築いています。
今思うこと
スリランカという国について
今、冷静に考えると、両親は娘がスリランカというよく知らない国の人と結婚すると言い出したため、パニックになってしまっていたのだと思います。そして国際結婚に関するネガティブな情報だけが目に留まり、反対していたのだと思います。
娘が遠くに離れていく恐怖
日本では、女性は結婚すれば男性のもとに「嫁いでいく」というイメージが強いですが、国際結婚となれば国を超え、遠くに行かなければいけない場合もあります。特に日本人女性が海外の男性と国際結婚をしようとすれば、両親の中には娘が手の届かないような遠い場所に行ってしまう、という恐怖が募り、賛成できないこともあるのではないでしょうか。
相手と相手の国について知ってもらうことが大切
もしもこれを読んでくださっている人の中に私と同じような悩みを持っている人がいたならば、相手と相手の国について知ってもらえるよう、努力をしてみてください。国際結婚は日本人同士の結婚以上に理解し合わなければいけないことが多いと思います。
私たちはPowerPointという手段を持ち、彼と彼の国であるスリランカについて知って貰いました。日本人ならこうするはず、などと考えず、柔軟な方法で相手や相手の国について伝えることができたら良いと思います。
その試練を乗り越えた後には、国際結婚ならではの多様性に富んだ彩り豊かな人生が待っていますよ!
私も、今、同じようなことで、悩んでいます。
相手の男性は、スリランカ人。
しかも、14歳年下です。
なにもかもが、違いすぎて、どうにもならいんです。
出会って、すぐに、スリランカで、指輪を、注文して、もらいました。
でも、
色んな問題だらけで、どうしてらよいかわからなくて、
ごめんなさい!と、とうとういってしまいました。
でも、彼は、毎日、連絡してきます、
逆に、それが、苦しくなってきました。
どうしましょう。