アメリカとニュージーランドで生活していたことがあり、今はニュージーランドの不動産投資会社で働いています。海外でビジネスと聞くと、英語が難しそうだと思ってしまうかもしれません。しかし、たとえ普段英語に不自由があったとしても、とっさに気の利いたフレーズが出てくるだけで、あなたの評価がガラッと変わります。ここでは、ビジネスで使える表現を紹介します。
1. What are you up to?
仲の良い間柄で使う表現
「やぁ、今何しているの?」「今、どんな感じ?」と言う時に使える表現です。上司や目上の人には使えませんので注意が必要です。
誰もが昔、英語の授業で”How are you?”という表現を習いましたよね。これを気軽にテンポよく表した言い回しがこの表現になります。
答え方
このように聞かれたら、今やっていることやこれからやる予定のことなどを伝えましょう。例えば”I’m updating my instagram(今、インスタグラムの投稿をしているんだ)”、”I’m going to hang out with my friends(友達と遊んでくるよ)”などと答えればよいのです。
このような会話がさらっとできるだけで、相手との距離感はぐっと縮まります。
2. Can I ask you about…?
わからないことをはっきり聞く
これは「~について聞いてもいいですか?」という表現です。相手と話をしている時、ビジネスであれプライベートであれ、何を言われているのかわからないということがありますよね。そして、わからなくても良いのです。
ビジネスにおいては特に、分からないと思ったら相手に聞くことが大切です。日本ではあまり上司に聞き返すことはしませんし、あまり聞いてばかりだと「何も分かっていないのか!」と思われたら嫌だ、などと思ってしまい、つい聞き返せないということもありますよね。しかし、海外では特に、分からないことをうやむやにしてはいけません。そして、よほどのことがない限り相手はしっかりと教えてくれるはずです。
詳しく聞くことで英語力も上がる
わからないことを相手に聞くことで、ビジネスについてもしっかり理解できますし、さらに英語力も飛躍的に伸ばすことができます。相手がわかりやすく説明してくれるため、説明内容と同時に英語も一緒に学べるからです。相手がどのように説明してくれているか聞き取れたら、今度は自分がその表現を使って人に説明できるようにもなりますよね。
聞き返すことで、ビジネスの内容なども理解できますし、さらに英語力も伸ばすことができます。まさに一石二鳥です。
3. Assuming that…
交渉したり説明したり…
これは「~と仮定して…」という今子です。相手に何かを交渉したり、説明したりするときに使います。
説得力の高いビジネストーク
例えば、この表現を使うことで”Assuming that… if we are selling this product for six months your benefit ratio is going to be…(~と仮定して、本商品を6カ月間販売した場合、御社への利益率は…)”と、歯切れの良い会話をすることができます。説得力も高くなりますよね。
どのビジネスシーンにおいても、具体的な数字に基づいた予測を基盤に会話を進めると言う事は非常に重要です。普段の営業トークを英語でできるようになれば、あなたのビジネスチャンスは一気に世界レベルになります。
ビジネスを楽しむ
日本人がまだまだ海外に出ていけない背景には、英語の間違いを恐れてしまうということが挙げられます。通じなかったらどうしよう、相手から「はぁ?」と言う顔をされたらどうしよう、という不安が常に付きまとっているのです。
しかし、考えてみてください。世界で活躍しているビジネスマンの母国語が全部英語だとは限りません。むしろ、英語を第二言語として使うビジネスマンの方が圧倒的に多いのです。そして、彼らの英語にもおかしな点はたくさんあります。しかし、自信を持って英語を喋っているのです。
間違えてもいいじゃないですか。間違えたらその時正せばいいんです。自信を持って英語を話し、世界で活躍しましょう。
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