世界には様々な絶景がありますよね。それは、観光地として有名な場所であることもあれば、知る人ぞ知る秘境ということもあり得ます。私は世界の絶景が好きで、様々な場所に出かけてきました。ここでは、そんな私が厳選した絶景について、紹介したいと思います。
建築物
パルテノン神殿
ギリシャと聞けば、パルテノン神殿を思い浮かべる人もいるのではないでしょうか。アテネの守護神、女神アテナを祀る神殿として知られていますよね。
パルテノン神殿は、ペルシャ戦争期のペリクレスの時代に建設されました。柱の頭には礎盤がなく、エンタシスと呼ばれる膨らみがあり、これをドーリア式と呼びます。アテネの中心地にあり、夜はライトアップがされ、中央のパルテノン神殿が夜空に浮かび上がるため、とても幻想的です。
タージマハル
誰もがインドのタージマハルを知っていますよね。ムガル帝国第5代皇帝シャージャハンが愛する王妃の死を悼み、巨額の富と22年の歳月をかけて建造した総大理石作りのお墓です。
ドームがピンク色に染まる朝焼けや金色と化す夕焼けも絶景です。月明かりだけでかすかに浮かび上がり夜の姿は、この世のものとも思えない妖艶な魅力を醸し出しています。夜景は、毎月、満月の前後5日だけ人数限定で公開されています。
ピラミッド
エジプトと言えばピラミッドと思う人もいるのではないでしょうか。カイロの南西部には、約500年にわたって古代エジプトを支配したファラオのお墓であるピラミッドが散在しています。
夜明けのピラミッドや、朝日に照らされたピラミッドはひときわ幻想的です。特にクフ王、カフラー王、メンカウラー王の3つのピラミッドはギザの3大ピラミッドとして知られています。2.5トンの石材200万個以上を積み上げたクフ王のピラミッドは、世界最大の石像建築物です。
夜はライトアップされ、まるで古代エジプトにタイムスリップしたかのような感覚に陥ります。
景色
サントリーニ島
エーゲ海に浮かぶギリシャの島、サントリーニ島の夕日は絶景です。断崖絶壁に白壁の家々と青いドーム屋根の教会が立ち並ぶ様子は、写真などで見たことがある人も多いのではないでしょうか。特にサンセットキャッスルと言われるポイントには見物人が多く、白い町並みをバラ色に染める夕日と青い海のコントラストが見事です。
カリブ海
ローマ時代の街並みの赤色と青色の洞窟が美しい、イタリアの青の洞窟も有名です。青の洞窟は屈折した光が洞窟内の海水を神秘的な青色に見せることで知られていますよね。波が高く中に入れない日も多いため、幻の洞窟とも言われています。観光に来ても、天候の都合により見ることができない場合があります。
中に入る場合は洞窟前で小舟に乗り換え、狭い入り口から入ります。奥行きが60メートルほどあり、まるで海底から光を照らしているかのように輝く青い海が広がっているのです。
ナイアガラの滝
アメリカとカナダの間に位置する、圧倒的なスケールの世界3大瀑布の1つです。そのスケールの大きさは、他とは比べ物になりません。
ナイアガラ観光のハイライトは、観光船で行くクルーズではないでしょうか。滝に近づくと顔に飛沫がかかるなんていうものではありません。バケツで水をかけられたように全身がびしょびしょになり、これこそがナイアガラ観光の醍醐味です。
街並み
ヴェネツィア
車が1台も走っていないという、世界でも希有な水の都と呼ばれています。150もの運河が張り巡らされた都です。
中心部にあるサンマルコ広場方面行きの水上バスに乗ると、ゴンドラや水上トラック、モーターボートを目にします。警察や消防、救急も全て船で移動しているため、車は1台も見かけません。
自分だけの絶景を探そう！
自分で旅行をした時、素晴らしい絶景に出会ったこともあるのではないでしょうか。もともと知られている場所もあれば、自分だけが知っているような秘密の場所もあるかもしれませんね。
観光ガイドなどを見るとどうしても一般的な観光地の情報しか得られない場合があります。しかし、せっかく海外に行くのであれば、やはり知る人ぞ知る絶景を見たいと思う人もいるのではないでしょうか。
海外に行ったときには、ぜひ自分なりの絶景を探してみてください。そして、もしも上記の場所に行ったときには、素晴らしい絶景を楽しんでください。
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