みなさん、こんにちは!今回は、英語勉強法シリーズの第2弾「リスニングの勉強法」です。特に、大人から英語の勉強を始めた人は、リスニングに苦手意識を持つ人も多いかも知れません。しかし、リスニング力なくして英会話力をアップすることは出来ません!今回はそんな悩める英語学習者のあなたのために、初心者でも出来る学習法とそのポイントをお伝えしようと思います。
日本語と英語の特徴
あなたはこんな観点から日本語と英語を比べたことがありますか?視覚的言語と聴覚的言語ってどういうこと?と疑問に思っているそこのあなた!早速一緒に、日本語と英語の特徴を比べて見ましょう。
視覚的言語・日本語とは?
まず、これを見て何が頭に浮かびますか?
私昨日寿司食
「私は昨日寿司を食べた」という文章が浮かんできませんか?完全な文章でないのに、意味がなんとなく分かってしまうのはどうしてでしょうか。それは日本語が視覚的言語だからです。私たちの使用する漢字は、それらひとつひとつが意味を持ち、それを繋げることで文章を作っています。
聴覚的言語・英語とは?
次に、英語の特徴をみてみましょう。これを見て何が頭に浮かびますか?
IASY
なんのこと?という感じですよね。突然、これを見せられても、普通は、I ate sushi yesterdayなんて頭に浮かびません。つまり、英語のアルファベットは、ひとつひとつが意味を持たず、それらを単語単位まで組み合わせる事によって、やっと意味を持つことが出来るのです。
さらに言えば、英語は聴いて→理解して→口に出して初めて成り立つ言語なんですね。日本語の見て→理解して→充分というサイクルとはコミュニケーションのサイクルが異なるのです。
どんな学習をすればいいの?
日本人である私たちが英語のリスニング力を伸ばすには、かなりの意識改革が必要です。英語は日本語よりも耳に頼らなければいけない言語なので、リスニング力を会話力に繋げたければ、耳で聴いて理解する事を意識し、それを口に出す練習が必要です。
まとまった英語の文章を聴いて耳を慣らそう
先程お話しした理由から、まずは、英語を耳で理解する事に慣れていかなければなりません。…と、ここまでは良く言われている事ですが、今回は更に2つのポイントを付け加えたいと思います。
文章をたくさん聴く
まず、大量に聴く英語は、単語でなく文章の方が良いです。英単語本などに付いている単語だけが収録されているCDを聴くよりも、それを使った例文が丸ごと収録されているCDを聴く方がおすすめです。なぜかと言うと、単語だけで発音やイントネーションを耳に慣らしても、文章の中に組み込まれれば違ったイントネーションやアクセントに変わってしまうからです。
聞くと聴く!?
2つ目のポイントは「ヒヤリング」と「リスニング」を上手く使い分ける事です。この2つの言葉はどちらも「きく」という意味ですが、ヒヤリングは耳に入るというニュアンス。漢字を当てるなら「聞く」になります。一方リスニングは理解するよう耳を傾けるというニュアンスです。漢字で書けば「聴く」になります。
たくさん聴く(聞く)とは、このどちらも必要です。まずは、勉強するための音声とスクリプトを用意して以下のようにステップごとに使い分けましょう。
1 . 初めは内容をざっくり掴むために数回聞く(ヒヤリング)
2 . スクリプトを確認してから音声だけを聴きどれだけの単語が拾えるかチェック(リスニング)
3. 全ての単語が耳で拾えるようになるまで何度も聴く(リスニング)
4. 何度も聞いて耳に覚えさせる(ヒヤリング)
以上の4ステップを、教材を変えて何度も行いましょう。リスニングは左脳が活性化され、ヒヤリングは右脳が活性化されています。
どんな教材を選ぶ?
何度も繰り返し聴く必要があるので、どんなものを教材に選ぶのかは、とても重要です。スクリプト付きのニュース音源や、例文集でも充分良い練習になりますが、息抜きに「これを理解したい!」「理解できたら面白い!」という音源を選ぶことが重要です。
私のオススメ!
私が実際に使って、きいて(観て)いたのは、”Ellen show”や”jimmy Kimmel show”などのアメリカのトークショーです。
インターネットなら英語字幕付きの面白い動画をたくさん見つけられますので、是非、自分が興味を持てる動画を見つけて下さい。長く続けること、これが何よりも大事なのです!
Ellen show https://youtu.be/qwTY7fPirrQ
必死に訴える子供がなんとも可愛い!
jimmy Kimmel show https://youtu.be/JmZzDXRe3Uo
最悪なプレゼントをもらったときの子供の反応が面白い!
まとめ
今回のリスニングテクニックはいかがでしたか?なかなか英語が聴き取れないと悩んでいる方は、早速、この勉強法を取り入れて繰り返しやってみましょう。徐々に耳が慣れ、少しずつ聴き取れるようになってくると思います。では、最後にもう一度、おさらいしますよ。
1. 英語と日本語の言語的違いを理解しよう!
2. 多聴にはヒヤリング(聞く)とリスニング(聴く)を!
3. 長く続けられる素材を選びましょう!
以上の3つのポイントを押さえて、ぜひリスニング力をアップさせて下さいね。
それでは、See you again!
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