メキシコが前大会王者ドイツに1-0で勝利した奇跡、日本が格上コロンビアに2-1で勝利した奇跡、ロシアがサウジアラビアから5点ももぎ取って勝利した奇跡など多くのどんでん返しや驚きが起こっているロシアW杯2018。27日(日本時間28日未明)に行われた韓国対ドイツ戦でも世界中を「あっ!」と言わせた奇跡が起こりました。
1次リーグではスウェーデンとメキシコ共に敗退していた韓国。決勝トーナメント進出がほとんど絶望的となった状態で臨んだドイツ戦。なんと言ってもドイツは前W杯大会の優勝チームです。対する韓国はFIFAランキング57位。世界中の多くの人がドイツの勝利を予想していました。
前半は多くの人の予想通り。ほとんどドイツがボールを占有し点にはならないものの何本もシュートを打っていきます。試合が動いたのは後半アディショナルタイム。韓国のキム・ヨングォンとソン・フンミンが連続でゴールを決め超格上ドイツから奇跡の勝利をもぎ取りました。
ドイツ戦の前、韓国では韓国代表の戦いぶりを嘆く声が多く挙がっていました。韓国のスポーツメディア「スポーツソウル」では「同じアジアでFIFAランキングも同じくらいの日本がこんなにW杯で活躍しているのに、なぜ韓国は勝てないのだ」と報道。韓国のシン・テヨン監督と日本の西野監督を比較して「西野監督は短期間で日本らしさを活かした戦術へシフトしたが、韓国はいつまでも明確なスタイルを見つけることができなかった」と述べました。
そんな韓国代表を思い切りけなしていた韓国メディアですが、奇跡の勝利を受けて態度は一変!決勝トーナメント進出は叶わなかったものの「1パーセントの奇跡、世界ランキング1位のドイツを破る」と大々的に報じました。
何が起こるか分からないロシアW杯。韓国がまたもや奇跡を起こしました!
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