最近はインターネットが募集したことにより、手紙を書く機会も減ってしまいましたね。年賀状さえも最近は出さないという人が年々増えていると言われています。しかし、そんな手紙であっても海外から届いたらテンションが上がる、という人もいるのではないでしょうか。ここでは、日本にいながら、海外から手紙が届くというサービスを紹介します。
日本郵便が提供しているクープ・ド・クール
フランスから手紙が届く！
海外から手紙が届いたら、その切手や消印に関心を持つという人もいるのではないでしょうか。しかし海外に知り合いがいない、海外に知り合いがいても手紙を送り合うような関係ではない、まさかそれだけのために手紙を送ってくれなんて言えない、と考える人もいるかもしれません。
しかし、この日本郵便が提供しているサービス、クープ・ド・クールは、なんとフランスから手紙が届くのです。それだけでも素晴らしいと思いませんか？つまり、たとえ海外に知り合いがいなかったとしても、フランスから手紙が受け取れるのです。
国際郵便返信サービス
一体どういう意味だろうと思った人もいるかもしれませんね。実は、クープ・ド・クールというのはハートの一撃、心のメッセージ、一目惚れ、などを意味するフランス語です。フランスのパリから200キロほど離れた場所にセント・バレンタイン村という場所があり、昔から愛の村として親しまれています。
これはこの村に宛ててメッセージカードを送ると、セント・バレンタイン村がそのメッセージを専用の台紙に貼り、村長が直筆で署名し、セントバレンタイン村のオリジナルの切手を貼って送り返してくれるというサービスです。自分で自分に手紙を書いても良いですし、誰かに手紙を書いても構いません。ちなみにバレンタインの時期にはバレンタインの切手を貼ってもらえますよ。
クープ・ド・クール利用方法
インターネットからメッセージカードをダウンロード
このサービスを利用するためには、まずメッセージカードをダウンロードしなければいけません。インターネットで簡単にアクセスできますので、ぜひメッセージカードをダウンロードしてください。A4サイズの用紙でページの拡大や縮小などをせず、印刷する必要があります。
もしもプリンターがない、自分でメッセージカードを作りたい、などという場合は縦150mm、横100mm以下のサイズにしましょう。また、下の部分には縦50mm、横100mmのスペースを確保する必要があります。
同封するものについて
メッセージカードにメッセージを書いたら、今度は同封するものを用意します。まずフランスに送るための封筒はもちろん、返信してもらうための封筒を入れなければいけません。封筒のサイズは洋形2号か長形3号、縦は110mmから120mm、横は160mmから235mmのサイズがお勧めです。これよりも大きくなってしまうと郵送料が足りなくなってしまう可能性がありますので、規定の大きさに留めましょう。
そして切手も用意します。フランスに送るための110円切手（25g以下の場合）が必要ですが、110円切手がないのであれば数枚の切手を組み合わせて110円にしても構いません。また、フランスから送り返してもらうために1枚150円の国際返信切手券を2枚同封する必要があります。1枚あたり150円になるため、2枚で300円になります。この国際返信切手券は郵便局でのみ販売されていますが、本局などでなければ用意されていない可能性もありますので気をつけてください。
フランスに宛てて送付
準備ができたら、セントバレンタイン村の住所を書いて投函します。
【住所】
クープ・ド・クール係
La Mairie de Saint-Valentin (La section du Coup de Coeur)
1,Palace de la Mairie 36100, Saint-Valentin, FRANCE
【参照】
https://www.post.japanpost.jp/int/coeur/
恋人や家族に手紙を書いてみよう！
このサービスでは日本国内に送ってもらうこともできますし、海外に送ってもらうことも可能です。例えば、アメリカに恋人がいるならば、セントバレンタイン村からアメリカに送ってもらうことも可能なのです。恋人や家族にフランスから手紙が届いたらきっと喜ばれますよ！海外に知り合いがいなくても大丈夫です。このセントバレンタイン村のサービスをぜひ利用してみてください。
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