ネパール人男性と結婚して感じた食文化の違い

ネパール人男性と結婚して、九州のとある町に息子含め3人で暮らしています。結婚前、まだ片言日本語だった彼に「ヤキニクタベイコウ」と言われました。もちろん私は「行こう行こう!いつ行こうか?」と返事をしました。その後「ヤキニクタベル?」と彼。会話にしては???でしたが「食べるよ」と答えました。すると「ヤキニクタベルノ?」と彼・・・。日本語難しいのかな~と思い返答に困っていると「や ぎ に く」と少し大きな声で言ってきました。え!?ヤギ肉だと!?料理に興味がない私はヤギの肉を食べることに私はびっくりしたのでした・・・。

大量のニンニク、塩、油を忘れずに

 肉大好きなネパール人夫

冒頭でもお話ししたように、私は料理に興味がなかったし、(今もないです、残念)バイトや学校、仕事で忙しく、また車で1時間半かかるところに住んでいたのでお互いの家で手料理を作って食べることがありませんでした。ほとんど外食で、普通のその辺にあるレストランばかりでした。なので彼の本当の好きな食べ物なんてわかるはずもなく、何が好きか聞けば「何でも好き」と答えるので、もちろん日本料理も好きなものだと思っていました。でもそんなことはありませんでした。

彼はしっかりネパール人男性だったのです。本当に好きな食べ物は香辛料が聞いた肉、肉、肉!それもヤギ肉。ヤギ肉はネパール食事専門店に行けば売っているのですが、オーストラリア産で、夫曰くあまりおいしくないらしくめったに買いません。なので家ではもっぱら豚か鶏肉。調理法はクミンやガラムマサラ、ターメリックなど私がそれまで使ったこともない香辛料、そして大量の塩、大量のニンニクを大量の油の中にダイブさせ、強火で揚げるように焼きます。それも長時間。健康面が本当に心配なので、最近は大豆ミートというものでごまかそうと考えていますが無駄でしょう・・・。牛肉はあまり食べません。ハンバーガーなど分かりにくいのかそういったものは食べますが、食べなれていないのか買ってこないように言われますね。

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 食をなかなか共有できない!

夫が食べるものは私は食べません。食べられません。私は純日本食、それも味噌汁、ごはん、お漬物があれば十分という食生活なのですが、逆に夫はそれはだめ。おなかいっっっぱい、好きなものを食べたい。そして主人が好きなカリフラワーやキュウリ、トマトなどは私は苦手。食べられるものはすこし違うから食材もお互いが食べられるものを買う必要が出てくる。ということで食費は思っていたより高い~!

 とにかく肉好きの夫

肉はほぼ毎日。一食300gはないと足りないと拗ねます。(毎食は食べません)そうなると300gの豚なり鶏なり買うと大体500円程度。ささみや胸肉、外国産はいやみたいです。勘弁してよ~。これだけで週に4000円弱。また米も食べる食べる!日本のコメはもっちりしておいしくないんじゃないの?と聞くとそんなことはないそう。1週間で3人で5kg食べます。これで2000円。あと野菜やキノコ、卵などは、息子の離乳食のためにオーガニックを買うこともあり少なくとも週5000円は使います。また外食もあります。これから息子が大きくなってくることを考えると・・・。う~ん・・・。

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何気にコレが一番イタイかも

 夫は手を使って食べる

食材に関しては、慣れない日本での生活でストレスも溜まるだろうし、あまり口うるさく言いたくないので特に何も言いません。ですが、一つだけやめてほしいことがあります。それは、手で食べること!ネパールの人は手で食べることは、主人と付き合い始めたときに調べていたので知っていたのですが、生で初めて見たときはびっくりしました。ご飯に香辛料と肉とニンニクと油ギトギトの豚肉を乗せ、手ですくって口にかきこむ、そんな姿はもうなんというか神々しささえ感じました・・・!ですが、終わってみれば残ったのは油とすごいにおいを放つ手と口、食べこぼれた床、油の手で触った皿やグラスやテーブル。あと50年60年何度これを見るのだろうかと心配になりました。

 外では手を使いません

ちなみに手で食べるのは我が家のみ。(ネパールにいるとき、日本のネパール人と一緒に食事するときは分かりません)ピクニックで、誰も見ていなくても箸を使います。自国の文化は大切に思う人で汚いなど思っているわけではなく、日本は手で食べることはしないとわかっているので自分だけ手で食べるのは恥ずかしいのかもしれません。できるだけストレスが無いよう好きに食べてもらっていますが、子どもができ、なんでも口に入れる時期になったので、よく夫は指をなめさせるので「箸使ってほしいな。それ舐めたら赤ちゃん辛くなるよ」と言ったことがあります。「大丈夫大丈夫」と軽く流されてしまいました・・・。しばらくして実際にそのようなことがあり、箸を使うように・・・なりませんでした笑。手をしっかり洗うようにはなりましたが。

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育った環境が違えばもちろん食生活も違う

いかがでしたか?食文化に関しては、例えばネパールより日本に近い韓国でさえ随分と食文化は違いますよね。20年以上そのような食生活であったのだからそれを変えることは難しいものです。油まみれになっても油だらけの食器を洗うのが大変でも死ぬわけではありません。(病気は心配ですが)その食生活はその人の一部、それも尊重して大事にしてあげられるといいですね!あと大事なものを忘れていました。唐辛子!これもお忘れずに・・・。

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