2020年度に必修化 プログラミング教育の日本と海外の現状

プログラミングとはコンピューターにプログラミング言語と呼ばれる言語で指示を出すこと。プログラミングをすることでアプリケーションを作成したりゲームを作ったり、単純作業を自動化させることができます。プログラミングの技術はこれから先の未来さらに重要なものになるとして日本でも2020年から小学校でもプログラミング教育が必修化となる予定です。果たして日本と海外のプログラミング教育の現状はどうなっているのでしょうか?

IT先進国であるフィンランドでは何と1980年代から学校や企業、政府などがプログラミングやソフトウェア開発スキルを習得する場を市民に提供してきました。フィンランドでは2016年より小学校でプログラミング教育が必修化されています。またフィンランドでは「インターネットに接続する権利」を国が保証しているんだとか。

また韓国やアメリカのように選択科目としてプログラミング教育が受けられる仕組みを整えている国もあります。特に韓国のIT化はアジアの中では1番と言われており政府主導でIT化が進められています。ITC(インフォメーション アンド コミュニケーション テクノロジー)リテラシーに関してはすでに韓国の小学生の必修科目となっているそうです。

さて一方日本では2020年のプログラミング教育の必修化に向けてイマイチ準備が整っていない事実が浮き彫りになりました。文部科学省の委託調査によると5割以上の区市町村教育委員会が全く準備を始めていないことが分かったのです。調査対象は全国の教育委員会で約4割に当たる722区市町村が回答しました。

プログラミング教育を通して論理的な思考力を養うのが目的と言いますが、果たして2020年の必修化に間に合うのでしょうか?IT教育の強化が日本でも急がれる必要があるかもしれませんね。

   

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