ドイツ人宇宙飛行士が浮かんで話をするロボットを国際宇宙ステーションへ!

ドイツ人宇宙飛行士のアレクサンダー・ゲルストが6月に「クルー・インタラティブ・モバイル・コンパニオン」(別名CIMON)という名前の球体ロボットを国際宇宙ステーションへ連れて行くことがわかりました。

CIMONはIBMのWatsonが使われたAIロボットです。丸い球体の形をしていて無重力空間では浮くこともできます。その頭脳は人間をはるかに上回り2011年にはアメリカのクイズチャンピオンにも勝利しています。ヨーロッパの航空宇宙機器開発製造会社であるエアバスもCIMONの開発に携わりました。もしCIMONが本当に国際宇宙ステーションに向かうことになればCIMONは人類初の国際宇宙飛行士のアシスタントシステムになります。

CIMONにも搭載されている人工知能。現在世界各地で開発や研究が進められています。

アメリカでは2013年に当時のオバマ前大統領が「脳研究プロジェクト」を発表。アメリカに本社を構えるgoogle社では脳科学研究所と提携し脳の電子顕微鏡写真から神経回路を再構築するという研究を進めています。

中国では2016年からAIの国家プロジェクトを開始し官民一体で研究開発を進めています。人工知能に関する特許出願件数や資金調達ではアメリカをしのいだことがあるほど。AIの世界的な大会でも上位者はほとんど中国人です。

ちなみに人工知能に関する論文数はアメリカが1位、中国が2位、インドが3位となっています。日本は7位。日本でも人工知能の研究は進められているので、これから伸びてくる分野として期待が広がっています。

今や空中を浮くロボットが宇宙ステーションにも行く時代です。今回のCIMONの宇宙への躍進が今後の世界の人工知能研究の助けとなる可能性も大いに考えられます。楽しみですね。