まず最初にIELTSのリスニングの点数を上げる方法を紹介します。リスニングは40問、4つのパートに分かれています。私は最初6でしたが、2ヶ月で8まで上げました。ここではこの時に試した方法をいくつか紹介します。
どの程度のスピードで読めるか事前に把握する
公式ウェブサイトやYouTubeでチェック
リスニングの点数を上げるためには、まずこのスピードの英語に慣れるところから始めましょう。IELTSのリスニングでは学術的な会話も導入されていますので、大学での会話が理解できなければいけません。しかし、普段から英語を聞き慣れていないということであれば、このスピードについていくのは大変かもしれません。
そのため、まず英語を聞き慣れる必要があります。公式ウェブサイトには練習問題がありますし、YouTubeなどでも IELTSのリスニング問題がいくつか収録されていますので、これらを聞いておくことも大切です。
読み上げられるのは1度だけ
IELTSのリスニング問題は1度しか読んでもらえません。そのため、聞き逃したらその問題の答えは分かりません。だからこそ一発で理解できるようにしておく必要があります。
試験問題には穴埋めや選択式の問題がありますので、どのような問題があるかということもしっかり理解しておかなければいけません。もしもなんとか IELTSを受ける中で「自分は穴埋めが苦手だ」などという弱点が分かっているならば、その弱点を埋めるため、何度か練習問題を解いておくと良いでしょう。苦手な部分だけで構いません。
とにかく集中する
分からなかったらその問題は忘れる
私がリスニングで8を取った時、1番心がけた事はとにかく集中するということでした。というのは、仮に問題を聞き逃してしまったり、答えがわからなかったりした場合、どうしても焦ってしまいますよね。しかし焦っている間もリスニングの問題は進んでいきますので、焦ったことによって次の問題を聞き逃してしまう可能性もあるのです。
そのため、もしも何かわからない問題があったら、その問題の事はすっぱりと忘れましょう。わからない問題を悩んでも仕方がありませんし、二度と同じ問題を聞くことができないのです。だからこそ、わからない問題はさっさと忘れ、次の問題に集中しなければいけません。これは簡単なようですがなかなか難しいことです。とにかく今解かなければいけない1問の問題に集中するようにしましょう。
事前に問題に目を通す
リスニングの試験では、リスニングを聞く前に質問文に目を通す時間があります。この時にしっかりどのような問題があるのか見ておきましょう。
また、数問ごとに問題を見直す時間がありますので、その時間を使って可能な限り次の質問に目を通し始める、ということもポイントの1つだと思います。同じページであれば何の問題もないですよね。そのような時間を使ってきちんと問題に目を通し、必要ならば簡単な日本語訳を書いておきましょう。これで英語を聞いたときに簡単に答えが分かります。
穴埋めは必要そうな単語を全て書き出す
空欄に入る答えだけに集中しない
リスニングの試験の中には、例えば学術的な会話を聞き、それぞれの登場人物がどのように考えているのかグラフや表にしてまとめる問題があります。そのような問題は穴埋め式になっていることも多く、登場人物の会話から空欄に入る単語を聞き出さなければいけないこともあります。
そのような場合、どの単語が空欄に入るのかということに集中して会話を聞いてしまうと聞き逃してしまう可能性がありますので、必ず会話全体を聞くように注意しましょう。そして、空欄に入りそうな、言い換えれば大切そうな単語を極力書き出しておくということも大切です。大切そうな名詞や動詞、形容詞などを書き出しておけば、どの単語が入るのか後から選ぶことが可能ですし、その時点でわからなかったとしてもどの単語が適切か後で確認できます。
これは良い方法だったと思います。私は空欄に入る単語に集中しすぎてしまい、会話全体を聞いていないことがあったため、この方法を採用しました。これによってすべての空欄に当てはまる単語を自信持って選ぶことができ、これが良い点数につながったのではないかと思います。
集中が何よりも大切
リスニングではなんといっても集中力が求められると思います。私が8を取った時は7月半ばでしたが、試験会場は冷房が効いておらず、外部からの騒音を遮断するために窓も閉められていました。つまり部屋の中はとても暑く、集中がとても難しかったのです。しかしこのような不利な状態であったとしてもしっかり集中し、良い点数を取らなければいけません。リスニングで良い点数を取りたいと思うならば、まず集中力を養うことが大切です。これだけで点数を大幅にアップさせることができると思います。
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