IELTSは難しい!でも、もしも6が取れているなら2か月で6.5以上は不可能ではない!

IELTSという英語の試験を知っているでしょうか。イギリスの大学に進学したい人などの中には一生懸命勉強した記憶がある、という人もいるかもしれませんね。私も受験した経験がありますが、これ、かなり難しいです!しかし、やり方次第でそれなりのスコアが取れます!ここではIELTSのための対策を紹介したいと思います。

IELTSとは何か

 イギリスの大学進学や移住に必要な試験

そもそもIELTSとは一体なんなのでしょうか。日本国内においてはTOEICや英検が有名ですが、この試験は特にイギリスの大学に進学したいと考えていたり、オーストラリアやニュージーランドに移住したいと考えているときに求められる試験です。

1(最低)から9(最高)で、1、1.5、2、2.5などと0.5段階で結果がつけられます。6が英検準1級レベル、TOEICでいうと740点から820点のレベルだと言われており、イギリスの大学に進学したいという場合は6.5が求められるケースが多いと考えられます。7が英検1級レベル、TOEICでは820点から970点レベルです。

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なぜIELTSは難しいのか

 4部門それぞれで点数を取得しなければいけない

なぜこの試験が難しいかというと、この試験はリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4部門に分かれており、それぞれ別々に点数がつけられるからです。例えばTOEICならばリスニングとリーディングの点数を足して点数が算出されますので、例えばリーディングが苦手ならばリスニングで頑張る、などという対策ができますよね。しかしIELTSの場合はそれぞれの部門で点数が分かれており、特にイギリスの大学に進学したいと思うのであれば、それぞれの分野で6.5以上を取得しなければいけないため、難しいと言えるのです。

本当に力がなければ、毎回安定した点数を取るのはなかなか困難です。ときにはリーディングがわかりやすかった、リスニングが難しかった、などということもありますよね。そのため、例えば「前回はリーディングで6.5が取れたのに今回は6だった」などということもあり、すべての分野で6.5を取得するというのはなかなか難しいのです。

 値段が高い

英検の場合、2019年から値上げされ、1級が9500円、準1級が7600円、2級が6500円、準2級が5900円、3級が4900円、4級が3600円、5級が3000円です。TOEICならば5830円(消費税が10%の場合)になります。そこまで高くは無いですよね。

それに対し、IELTSは25,380円です。しかもIELTSは「それぞれの分野で6.5以上」などという目標を持って受けなければならず、例えばイギリスの大学に進学したい、まだ6.5に至っていない、という場合は何度も受験しなければいけません。その上でそれなりに難しい試験になりますから、お金もかかります。

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しかし!6が取れたら後はやり方次第

 6さえ取れたらもう少し!

そんなIELTSは、それぞれの分野の平均(オーバーオール)を1上げるためには900時間勉強しなければいけない、などと言われています。もしも6.5に至らない、という場合はどれだけ勉強しなければいけないのか、と不安に思う人もいるのではないでしょうか。IELTSは学生のみならず社会人が受けることも多く、仕事をしているとそんな暇は無い、と思う人もいるでしょう。

しかし個人的には、もしも6が取れているのであれば、6.5は可能だと思います。

私も何度もIELTSを受けたことがありますが、その最低点はリスニングが6、リーディングが6、ライティングが5.5、スピーキングが6.5、という状態でした。しかし2ヶ月勉強し、リスニングを8、リーディングを7、ライティングを6.5、スピーキングを8まで上げました。しかも当時の私と言えばイヤイヤ期の子育て真っ只中で、朝は6時前に起き出す娘に合わせて起き、娘が8時に寝た後はすっかり疲れて勉強どころではない、という状態だったのです。昼間は娘がちょろちょろしていますので落ち着いて勉強することもできず、基本的には娘が寝た後、長くて1時間、短くて10分勉強できるかどうか、という状態でした。しかし最終的に2ヶ月でここまで点数を上げることができ、意外にできるもんなんだなと思っています。

もう一度繰り返します。2か月でここまで上げられます!!
リスニング 6 ➡ 8
リーディング 6 ➡ 7
ライティング 5.5 ➡ 6.5
スピーキング 6.5 ➡ 8

 やり方次第で点数が上がる

もしも6が取れているならば、足りないのは英語力ではないと思います。IELTSは「英語が話せるから何の問題もなく良い点が取れる」という試験ではありません。実際にアメリカの大学院に通った友人がIELTSを受けたとき、リスニングとリーディングは9でしたが、スピーキングは8だったり、ライティングは7.5だったり、という状態でした。

ここでは何回かのシリーズに分けて、IELTSのそれぞれの部門で良い点数を取るためのヒントを紹介したいと思います。ただし、あくまでも6が取れていれば、最低でも5.5が取れていれば、という事ですので、まだ5にも至っていないなどということであれば、まず英語を勉強してください。

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諦めないで頑張ろう

IELTSの面接会場でも、「イギリスの大学に進学するためにそれぞれ6.5を取得しなければいけないのに、まだそれが叶わず、これで3回目の受験」などという人に出会ったことがあります。これほどまでしてもなかなか良い点数が取れないのがIELTSです。しかしやり方次第で点数が取れますから、ぜひ諦めないでください。その方法をぜひチェックしていってくださいね!

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