四季のはっきりした日本は期間限定ものが多いのに対し、タイは暑いこともあり、常に様々な飲み物が充実しています。コーヒーからビール、お茶まで何でもあって、飲み物を売る屋台も多くあります。これだけおいしい飲み物が揃った国はなかなかないのでは!?と思いますし、ぜひ日本にも多く取り入れてほしいので、みなさんにも紹介しようと思います。
1、ココナッツウォーター
効果抜群の自然の恵み
アメリカの歌手マドンナやレイディ―・ガガ、そして多くの人気モデルが美容のためにココナッツウォーターを飲んでいることから、日本でも数年前からココナッツウォーターが流行っていますね。色んな種類が日本でも売られるようになり、その効果も多く知られるようになりました。自然のスポーツドリンクと呼ばれ、栄養素は多くビタミンCやカルシウム、カリウム、葉酸、マグネシウムなどを含み、疲労回復、便秘解消、むくみ解消、老化防止にも最適です。日本では、多くの場合日持ちさせるためにパッケージ入りのものが多く、250mlでも300円以上するものも多いのが現状です。
ココナッツはミルクもあり
ただ、タイの良いところは、本物のココナッツが150円位で飲めてさらに果肉まで食べられるのです。もちろん本物のココナッツですからフレッシュでとっても美味しいです。さらに、ココナッツミルクを混ぜて飲むのもかなりおすすめです!ココナッツウォーターだけだとあっさりなので、物足りないという方がいらっしゃるかもしれませんが、ミルクを加えることで、少し甘味が増してとろとろしたのど越しに。ココナッツウォーターとココナッツミルクを混ぜたドリンクで一番飲まれているのが、cocomaxという名前のドリンクです。ぜひお試しあれ!
2、お茶の数々
タイもアジアですのでお茶は多く飲まれます。日本ではあまり聞かれないお茶の種類も多くて、お茶好きの私としては毎日異なるテイストのお茶を飲むのは大変楽しいものです。その中でもおすすめは、タイティ、ステビア、レモングラス、菊茶、バタフライピーです。
こんなお茶見たことない・・タイティ
タイティはお茶っぱがオレンジ色をしているのでお茶を入れると、結構毒々しいオレンジ色になるのですが、これがうまい!こんなお茶はどこの国でも飲んだことがありません。これにコンデスミルクを少しだけ入れると、さらにおいしいですね。まさにくせになる味!これは街中どこでも買えちゃう、タイでの生活では欠かせない代表的な飲み物です。
透き通る青いハーブティ・・バタフライピー
次にバタフライピーですが、マメ科の青いお花から作ったお茶で、色付けを一切しなくても、きれ~いな透き通った青い色のお茶になるのです。アントシアニンがブルーベリーの2倍あるとも言われ、目の疲れやアンチエイジングにも効果的。さらに、ライムを絞ると青色が紫色に変化します。なんとも見た目が華やかで飲んでいて楽しいお茶です。
天然の甘味ハーブティ・・ステビア
ステビアとは、日本でもダイエット食品などで甘味を出すために用いられることが多く、砂糖の200倍の甘味があるともいわれています。飲んでみると、えっ砂糖入れすぎじゃない?と一瞬思ってしまうほど甘いですが、製造された砂糖とは違い、香りの良い甘さとすっきりとした後味なので、天然であることがよくわかります。抗酸化作用や精神疲労にも効果があるとされす。私が最初に飲んだときは、衝撃的で、砂糖を入れずにこんなに甘くなるものか、信じられませんでしたが、独特のハーブの香りとその美味しいのど越しが忘れず、家でもよく作っています。
3、コーヒー
さすが猛暑の国
さて、タイでもコーヒーは大人気。アメリカン、カプチーノ、エスプレッソとメニューは日本や欧米諸国とさほど大差はありません。でも、必ずあるのがフラッペです。さすがは年中真夏の国タイ。決しておしゃれなカフェに入らなくとも、ホット、コールド、そしてフラッペの選択肢があり、溶けにくいフラッペなら暑い日でも時間をかけて飲むことが可能です。
豆はタイ北部から
コーヒー豆で有名なのは主にタイ北部です。コーヒー豆だけなく、フルーツやお米、野菜など、農作物の多くがチェンマイなどの北部で作られています。さらに、北部はあまり裕福な地域ではなく、異なる民族が何十も存在するので、それらの従業者を支援するためにも、オーガニックコーヒーなどと言って、スターバックスでも正規の値段で売られています。
4、ビール
タイビールの種類
言うまでもなく、タイでもビールはよく飲まれます。トラの絵が特徴的なレオ、よくTシャツの絵にもなっている緑色が特徴のチャン(タイ語で象という意味)、タイ人気ビール3種類の中で一番高級なシンハー、と日本でもよく知られたビールの名前ですね。
なんといっても安い
しかも、ビールは安く日本の1/2から1/3の値段で購入できるため、カクテルやワインなど、バーで飲むと1杯700円~1000円などと日本と変わらない値段になるのと比べて、お財布にも優しいのです。
タイにないもの
逆にあまりタイが誇れない飲み物は、ワイン。タイ製のワインってあるのでしょうか?少なくても私は一度もまだタイで作られたワインを見たことがありません。しかも、物価の安いタイでもワインは輸入品ばかりで値段も高いので、ワイン好きには痛い。。そして豆乳も。なんでもかんでも砂糖を入れて飲む文化なのはわかりますが、健康志向の人が飲むであろう豆乳にも砂糖たっぷりでは意味がない。。ですよね。結局は、何でも自分に合ったものを探してみるのが良いですね。
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