幼児の英語教育!スマホやタブレットはおもちゃではない!

英語教育が重視されるようになり、子供が小さいうちから英語を教えたいと思っている人も多いのではないでしょうか。最近では英語教育のためのおもちゃなどもたくさん販売されるようになり、どれが良いのか迷ってしまいますよね。そんな中、子供にスマホを見せるという人も多いのではないでしょうか。確かにこれらはおもちゃではありません。しかし、実はスマホやタブレットは英語教育には向いていないとも言われています。それはいったいなぜなのでしょうか。ここでは幼児の英語教育にスマホやタブレットが向かない理由を紹介します。

親の動機が不純

 子供は放っておけば英語を勉強するというわけではない

まず、子供はおもちゃだけ与えておけば英語を勉強するというわけではありません。確かに子供はおもちゃを楽しみますが、だからといって放っておくだけで子供が英語を勉強すると思ったら大きな間違いです。むしろ、もしもそれが本当ならばおもちゃ等の品質や種類において世界でも高い評価を受けている日本の子供たちは英語がペラペラですよね。
子供に英語を勉強させたいと思うのであれば、おもちゃを買い与えるだけではなく、大人も一緒におもちゃを使い、英語を勉強させる努力をしなければいけません。放っておくだけでは子供の英語力は伸びないのです。確かにおもちゃを使わないよりはマシかもしれませんが、やはり親が一緒に参加してこそ、子供は英語を覚えていくのです。

 買い物中にスマホやタブレットを与える親が多い

また、子供にいつスマホやタブレットを与えているかというと、買い物中という親が圧倒的多数を占めています。子ども連れで買い物に行くのはなかなか大変ですよね。子供がお菓子を欲しがったりおもちゃを欲しがったり、買い物に時間がかかってしまう、子供に騒がれて面倒、などと感じてしまう親もいるのではないでしょうか。だからこそ、子供を黙らせるためにスマホやタブレットを与えておくという親も少なくありません。せっかくスマホやタブレットを与えておくならば英語のアニメなどを見せようと思う親もいるのです。
しかし親が買い物している間にスマホやタブレットを与えられれば、それは子供にしてみれば小さなテレビを楽しむ時間に過ぎないのです。確かに英語のアニメなどを見ている子供もいるかもしれません。しかし、子供は実は大人が思う以上に知識があります。例えば、YouTubeで検索すれば好きなアニメを見ることができる、ということぐらい、幼い子供であってもすぐに発見してしまうでしょう。ですから、スマホやタブレットで英語教育に関係するアニメなどを見せているつもりであったとしても、いつの間にか子供が自分の好きなものを見ていた、というケースもたくさんあるのです。

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睡眠への影響

 ブルーライトによって眠れなくなる

かつて、スマホやタブレットのブルーライトが睡眠に影響与えると注目を浴びたことがありましたよね。だからこそ、質の高い睡眠を得たいと思うのであれば寝る数時間前はスマホやタブレット、パソコンの使用を控えましょう、などと言われることもあります。最近ではブルーライトをカットするための設定もありつつありますし、ブルーライトをカットするメガネなども売られていますよね。
これは子供でも同様です。むしろ、特に幼児の場合はブルーライトの影響を受けやすい可能性も指摘されています。スマホやタブレットに夢中になってしまい、それによって夜しっかり眠ることができなくなる、という問題が起こりやすくなってしまうのです。

 子供は睡眠が必要

もちろん大人も睡眠が必要ですが、子供は成長のためにも睡眠が必要です。特に乳児や幼児など幼い子供の場合、睡眠不足はその発達や成長に悪影響を及ぼす可能性が高まります。
スマホやタブレットは中毒になりやすいとも言われており、大人でもなかなかスマホやタブレットを手放すことができないという人もいますよね。それは子供でも同様です。子供にスマホやタブレットを与えてしまうことにより、子供はさらなる機能を発見していきます。それによって子供がスマホやタブレットを手放さなくなり、親も諦めてしまう、それによって子供がスマホやタブレットを扱う時間が増える、そこから子供の睡眠不足が生じる、などという悪循環が起こってしまうのです。

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親の都合で判断しないで

買い物に行くと子供に静かにしていてほしいという思いからスマホやタブレットを子供に与えてしまうという親は少なくありません。また、「小さいうちから使えておかなければ大きくなってから置いていかれてしまう」などという脅迫観念に囚われている人もいる事でしょう。しかし、私たちが小さい時はスマホやタブレットなどありませんでしたよね。それでも私たちはスマホやタブレットを使いこなしていますよね。
子供に英語教育を施したいと思ったとしても、大人の都合で判断してはいけません。子供に英語教育を受けさせたい、適切なおもちゃを与えたい、と思うのであれば、ちゃんとした教材になるものを与えることが大切です。

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