北京のアパート事情!家賃は上昇中でもルームシェアには問題がある!?

世界で不動産価格が最も高い年はどこか知っていますか?1位はモナコのモンテカルロ、2位はロシアのモスクワ、3位はイギリスのロンドンと言われています。意外に思うかもしれませんが、中国の北京の不動産もだいぶ値段が上がっています。ここでは、北京のアパート事情についてお話ししたいと思います。

北京の物価事情

 北京で働く人の収入

北京の不動産について話をする前に、まず物価について話をしたいと思います。北京の平均月給は約110,000円と言われています。時給が低いため、日本のようにアルバイトをする文化がありません。

例えば、日本のチェーン店、サイゼリヤで働くと、時給15元(約250円)の収入になります。日本語が使える人を募集している日本食レストランで働けば時給25元(約415円)です。ショッピングモールなどにあるテナントで働けば、月給2,000元から3,000元(約33,000円から50,000円)になります。

しかしその一方で、外資系などの企業で働く人は13,000元(約216,000円)ほどの収入を得ています。人口が多い北京では職の数にも限りがあるため、収入には大きな格差があります。北京の不動産について考える際には、このような収入の格差を念頭に置いておかなければいけません。

 北京は物価が高い

日本より明らかに収入の低い北京ですが、物価はそれなりに高い都市でもあります。これは北京に限ったことではなく、上海などの大都市でも同じです。そして、北京や上海などの大都市から離れた地域に行けば、物価は北京や上海の半分となり、地方に行くとさらにその半分になります。

特に輸入品は値段が高く、喫茶店に行くとコーヒー120元(約330円)以上と言うのは普通です。シャンプーやコンディショナー等の衛生用品は日本からの輸入品が多いですが、例えば日本でも人気のあるTSUBAKI100元(約1,600円)以上の値段で売っています。もちろん輸入品だから高いと言うこともあるのですが、これらはとても、月収3,000元の人に手に入れられるようなものではありません。

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北京のアパートに住むためのお金

 

 北京のアパートの値段

人口が多い北京では、アパートの値段が高騰しています。北京の日系企業で働く日本人の友人は、中心部から少し離れたところで4,000元(約66,000円)のアパートを借りています。これでもバス、トイレ付きの1部屋だそうです。また、外国人を対象としたインターナショナルのアパートを選べば、8,000元(約133,000円)程度は当たり前ですし、高級なところに行けば20,000元(約332,000円)などのアパートもあります。

  北京に住む中国人のアパート事情

このように見ると、月収110,000円の人たちがどのように生活をしているのかと不思議に思いますよね。北京の独身者たちは、多くがルームシェアをしています。ルームシェアをすることで出費を抑えているのです。

家族で暮らす場合ももちろんあります。実は北京では共働きが基本です。しかし、それは女性も働ける環境にあるからと言う事のみならず、女性も働かなければ生活ができないと言う事情も挙げられます。例えば、お互いが3,000元ずつ収入を得ていれば合わせて6,000元の収入になりますから、それなりのアパートで良ければ何とか生活できると言うことになるのです。

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 ルームシェアの実態

 1部屋に何人暮らしている

しかし、そのようなアパートの家賃を賄えず、1部屋に何人もの人が暮らしていると言う部屋も存在します。1つの部屋に2段ベットが隙間なく置かれ、12畳ほどの部屋に8人ぐらいが寝泊まりしていると言うこともあるのです。

特に北京に出稼ぎに来ているような人たちが暮らす部屋はそのようなもので、自分のベッドの上しかプライベートな場所がないと言う部屋もたくさん存在します。政府は1部屋に不健康なほどの人数が生活することをもちろん禁じているようですが、人口が多すぎること、そして収入に格差があることから、様々な問題が残っています。

 マナー

ルームシェアをすると、様々な問題が持ち上がることもあります。友達同士で部屋をシェアしていれば良いですが、知らない人とシェアする場合、価値観の違いなどによって人間関係がうまくいかず、ストレスが溜まってしまうと言う事は珍しくありません。

私の友人でルームシェアをしている人がいますが、ルームメイトがいきなり犬を飼い始め、全く世話をしないと怒っていました。北京のアパートでは、基本的に「禁煙」「ペット禁止」等の決まり事があまり無いようで、タバコを吸う人は平気ですし、ペットを飼いたい人は平気で飼います。ペットを置いたまま何時間も留守にしたりして、ルームメイトが迷惑を被るということもあるようです。同じ価値観や常識を共有していない限り、ルームシェアは簡単ではありません。

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安かろう悪かろう!?

住めば都と言う言葉がありますが、北京のアパート事情はあまり楽観視できないところがあります。その一方で高騰する家賃を払い切れない人が増え、空き部屋になっているアパートもたくさん存在します。
その一方で、外国から仕事のために北京に来る人たちのアパートもきちんと管理されており、例えば仕事で北京に来る日本人のための不動産会社なども存在します。もしも仕事で北京に来るならば、子供のことや安全面を考慮したりしてアパートを決める方が無難です。安いところはそれなりの設備になりますし、高いところを選べばそれなりの価値が得られるようです。

   

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