コロンビアで働く時の注意点!信頼しすぎないことが大切!?

私はコロンビアに留学していた当時、カルタヘナという観光客がたくさん来るイタリアンレストランでウェイトレスとして働いていました。コロンビアは日本と違い、時間の流れがゆっくりしており、リラックスして働くことができます。基本的に焦るという事はありません。コロンビアのレストランで食事が1時間後に出てくるというのは当たり前で、スーパーなどでレジが行列になっていたとしても、他の従業員が助けに入ることなんてありません。それでも従業員はお客さんとお構いなしに話している、という光景も日常的に見かけます。
私が働いていたレストランは規模が小さく、オーナー兼シェフ、朝のキッチンハンドのおばさん、昼から入るウェイトレス、夕方から入る私の少人数で回していました。ここのレストランもとても緩かったです。
ここでは、そんな自由なコロンビアでバイトをやっていくためのコツをお話ししたいと思います。

全体的にゆるい

 仕事っぽくない

私たちが働いていたレストランでは、お客さんがいない時は店前で客寄せをするのですが、その間は道に駐車されている車に寄りかかりながらもう1人のウェイトレスのこと話をしたり、歌ったり、踊ったり、道で売られているコーヒーを買って飲んだりするのが日課でした。コーヒーだけではなく、たまにクッキーやパンを食べながら客の呼び込みをしたこともあります。他のアルバイトの子は、アイスや飴まで舐めながら呼び込みをしていました。
しかし、こんなにいるにもかかわらず、「疲れたのに全然座れない」「仕事が忙しい」などと愚痴をいう人もいました。

 怠けている感覚がなくなる

私は、最初は何かをしていないと怠けているように思われてしまうのではないか、どうしても何かをしなければいけない、という日本のピリピリとした感覚を持っており、何をしたら良いのかわかりませんでした。しかし、そのような状況とは全く違うこのコロンビアでの仕事に慣れてしまい、今は自由に楽しく働いています。
日本に帰ってから仕事をしたらなかなか苦労しそうです。

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仕事をする時の注意点

 仕事探しは伝手(つて)が必要

コロンビアでは信頼関係がなければなかなか仕事を見つけることができません。だからこそ、友達や知り合いに仕事場の人を紹介してもらい、そこから仕事を見つけるというケースが多いのです。
いわば「つて」とも言いましょうか。むしろこのような「つて」、言い換えればコネがなければ仕事を見つけることができません。なるべく多くの知り合いを作り、自分のコミュニティーを広く持っておくことがあなたがチャンスを掴むカギとなるのです。

 人を信頼しすぎない

コロンビアには良い人ももちろんいますが、人を利用しようとする人も少なくありません。外国人なら尚更、利用されてしまう可能性もあります。中には、お金を貸してほしいと口癖のように言ってくる人もいますが、たとえ仲良くなったとしても気をつけなければいけません。彼らの「貸す」は「ちょうだい」という意味です。貸すにしても、絶対に大丈夫だと信用できる人にしか貸してはいけません。
コロンビアにはチップ制がありますが、人を信用しすぎるとだまし取られてしまうこともあります。悲しいですが、人を信用しすぎると後々自分の首を絞めることになりますから気をつけなければなりません。

 コロンビアのチップ制度

コロンビアのレストランでは、お客さんは合計金額の10%を任意で支払うという制度があります。しかし、レストランで働く私の知り合いはその10%のチップを盗み取り、店長にはお客の多くがチップを支払わなかったと嘘をつきました。10%の金額よりも多く請求していた人も見たことがあります。
また、私の上司も10%はみんなで分けると言いながら、半分以上は彼の財布に入っています。私たちウェイトレスはほんの少ししかもらえませんでした。このような問題はあちこちにありますから、巻き込まれないように気をつけなければいけません。

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お客さんとのやりとり

 接客を楽しむ

南米では、おしゃべり好きな人がたくさんいます。丁寧な対応も大切ですが、笑顔でフレンドリーに接客することが重要です。余裕があるときには少し会話をすると、お客さんとの距離を近づけることができます。
私はアジア人で珍しいということもあるらしく、名前を覚えてもらったり、連絡先も教えてもらったりすることもあります。中には、私と写真を取りたいと言ってくれるお客さんもいて、旅行で滞在しているお客さんの中には、滞在中、毎日来店してくれた人もいました。そのおかげで、私のレストランでの接客はたくさんの出会いがある、素晴らしい経験となりました。

 現地の人の悪知恵

聞こえは悪いですが、コロンビアの給料はとても低いです。私は6時間働いて日給が22,000ペソでした。日本円にすると850円くらいでしょうか。日本だと時給位ですよね。チップを含めても30,000ペソいくかいかないかの給料しか貰えず、ここから食費、交通費、家賃を払うのが精一杯で貯金なんて全くできませんでした。そんな生活のために、コロンビア人は生き抜くための知恵をたくさん知っているのです。
私もバイト先の同僚が、お客さんがお釣りを残していったときは素早くせしめたり、デリバリーでタクシー代をもらった時は行きはタクシーを捕まえても帰りは安いバスや相乗車で戻るなどしている姿を見ました。

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相手を信頼しすぎないことこそが大切

コロンビアでバイトをし始めた時、給料は安いし、チップで嘘をつく人はいるし、最初はなんてひどい国なんだと感じていました。しかし、しばらくバイトを続けてみると素晴らしいお客さんとの出会いや、日本の接客が世界でも喜ばれるということを知ることができ、とても良い経験になったと思っています。また、日本とは違って明らかに悪い人がいたり、お金がない人が多いからこそ生きていくために工夫することも大切なんだということを学びました。
私はコロンビア人と働くときには相手を信頼しすぎないことがうまく仕事を進める上で何よりも大切だと思っています。コロンビアの中にはもちろん良い人もたくさんいますが、良い人ばかりではありません。だからこそ、コロンビアで働く機会がある人はくれぐれも気をつけてください。悲しいですが、馬鹿正直に生きるとたまに損をしてしまいます。
その国の文化を学び、仕事場でも日本人の良い部分を出しながらその国のやり方に適応していくことが大切なのです。

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