ニュージーランドでのワーキングホリデー!仕事の現実は?

20歳の時、ずっと夢だったニュージーランドのワーキングホリデーを実現させることができました。ワーキングホリデーとは、国家間の協定に基づき、青年が異文化の中で休暇を楽しみつつ、その間の滞在資金を賄うために一定の労働をすることを認めるという制度です。ですから、ワーキングホリデーと一般的な仕事は異なるという人もいるかもしれませんが、ここでは私がニュージーランドでその仕事を見つけた際、日本と違うと思ったことや、私が感じたニュージーランドの人とうまく仕事をしていくコツなどを紹介したいと思います。

仕事の見つけ方

 私が試した方法

私は、まず履歴書を自分で作り、求人のある職場にその履歴書を持参して、働きたいという意思を伝えていました。ちなみに英語では、この履歴書のことをCurriculum Vitae、 CVといいます。
自分自身で働きたいと思うところを直接訪ねていくことで、仕事の幅も広がり、日本人が極めて少なく、ニュージーランドの人や違う国籍の人と働ける可能性を掴むことができます。

 インターネットで仕事を見つけることの問題点

今では、日本でもインターネットで仕事見つけるという機会が増えましたが、それでもまだタウンワークなどの雑誌から求人を探し、電話をして面接をする、というパターンも多いですよね。ニュージーランドでは基本的にネットが主流です。
日本人向けの求人情報サイト「ニュージー大好き」などが有名なオンラインサイトですが、ニュージーランドにいる日本人のほとんどがそのサイトを利用しているため、仕事に就けたとしても、日本人が多すぎてなかなか英語の習得ができないという問題があるのです。
ニュージー大好き: http://www.nzdaisuki.co.nz/
Trade me: https://www.trademe.co.nz

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ニュージーランド人と働くコツ

 上下関係について

私がニュージーランドで仕事を始めた初日、店長とウェイターが冗談交じりで話をしている姿を見て、とても驚きました。本当に友達のように会話をしていたのです。あまりに驚いたので私はそのウェイターに「どうしてそんなに普通に上司と話せるのか」と尋ねました。すると、「どうして?普通だよ」と言われたのです。「上司だろうと仕事仲間なんだから、友達でしょう?」との事でした。
私は最初とても戸惑いましたが、そのような上下関係がはっきりしない、みんなが仕事仲間である、という環境が普通だったのです。そして、徐々に私もそのような環境に働きやすさを見いだすことができるようになりました。

 フレンドリーに接する

日本の場合、先輩や後輩という関係がとても重視されます。しかし、私が働いた場所ではそのような上下関係がはっきりせず、みんな仲良く、ということが重視されているように感じました。
年上だろうが年下だろうが困っていたら相手を助けるということが極めて普通のことだったのです。年上だからといって偉そうな態度をとるわけでもなく、年下だからといって何もかもやらなければいけないというわけでもなく、フレンドリーに楽しく仕事をする、という姿勢を感じることができました。

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困ったこと

 給料

私がニュージーランドで仕事をして困った事は給料のことです。これは私が働いていた場所自体の問題かもしれませんから、はっきりいうことができませんが、最初に「給料日はいつですか?」と尋ねたところ、大体の日にちしか教えてもらえなかったのです。
どこの会社も給料日は決められていますよね。その上で、その期日を守るか守らないか、という事は会社次第だと思います。私が働いていた場所ではいつ振り込まれるかということがわからなかったため、実際は振り込まれていない時もありました。

 はっきり聞くことが大切

給料とは言えお金の事ですから、私は最初、給料に関して質問することができませんでした。しかし、給料が振り込まれていないときにその事実について尋ねてみると、「どうして言ってくれなかったんだ」「そんな大切な事は早く言わないと、働いているんだから」と言われたのです。
疑問に思った事は遠慮せず、早めにいうことが大切なのだと反省しました。

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遠慮してはいけない

ニュージーランドで仕事をして感じた事は、フレンドリーで楽しく仕事ができる一方で、はっきりと遠慮せずに自分の意思を伝えるということが重要である、ということです。日本のように決まっていないことも多いため、疑問はしっかりと自分自身で解決していかなければいけません。
ニュージーランドの人と仕事をするという事はとても素敵な経験でした。私自身の価値観を変えてくれたこともたくさんあります。
もしもニュージーランドにワーキングホリデーで滞在してみたいと思う人がいたら、ぜひ挑戦してみてもらいたいと思います。

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