南半球に位置するニュージーランドは日本と季節が真逆です。寒い日本の冬から抜け出して、大自然溢れるニュージーランド観光はいかがでしょうか。大都市のオークランドから少しだけ離れた「ワイヘキ島」は、首都のオークランドからフェリーで35分のところにある、人口約8,000人の小さな島です。別荘地や結婚式場としても人気の場所で、海が綺麗な静かなところです。また、ワイナリーが盛んで、広大なブドウ農園がいくつも存在します。ここでは特に人気のワイナリーを2つご紹介したいと思います。
マッドブリック・ヴィンヤード&レストラン
ワイヘキ島でワインといえば多くの方が口を揃えて言うのが、このマッドブリックです。島のフェリーターミナルから5分のところにあるのも魅力的です。ここには、手入れの行き届いた菜園にブドウ農園やレストラン、そして宿泊できるロッジもあります。
ワインの評価が高い!
筆者もここには1度訪れいているのですが、何と言っても景色が本当に素晴らしいです!小高いところにあるブドウ農園の麓にあるテラスからは絶好のオーシャンビューと、オークランド市街地が堪能できます。
またこちらのワインは評価も高く、特に「Mudbrick Reserve Syrah(シラー)」はBragato Wine Awards 2014にて賞を受賞しました。これは赤ワインなのですが、「赤ワイン」というと「カヴェルネ・ソーヴィニヨン」や「メルロー」といったものをよく耳にされるのではないかなと思います。ではこのシラーとはどんなワインなのでしょうか。
シラーはお肌によい!?
シラーとはフランスが原産のブドウの1種ですが、何と言っても色がとても濃いです。濃厚そうに見えますが、重すぎることはなく、非常に飲みやすいのも特徴です。気になるお味の方ですが、筆者の感想は「ちょうどいい!」です。少しスパイシーなのですが、辛口すぎずまろやかで、ベリーの風味も楽しむことができます。
また、このシラーという品種は日差しに強いのでアントシアニンがたっぷり含まれています。目に良いだけではなく、抗酸化作用も強いのでお肌に良いのも嬉しいですね。お肉との相性がバッチリなので、マッドブリックに行った際には、是非併設されているレストランにて、ワインと一緒にニュージーランド産のラム肉を一緒にいかがでしょうか。
オブシディアン ワイナリー
ワイヘキ島でのワイナリーツアーには必ず組み込まれていると言っても過言ではないワイナリーです。実はこちらのワイナリーはワイヘキ島で一番多くの賞を受賞されています。恵まれた気候と土地で育ったブドウで作られたワインは非常に上品な味わいです。
危険なワイン!?
ここで紹介したいワインは「Weeping Sands Montepulciano」です。ニュージーランド国際ワイン大会においてゴールドメダルとトロフィーを受賞しました。ワインの特徴は、明るく鮮やかな赤紫をしており、重すぎず軽すぎないミディアムボディでこれもまた親しみやすい飲み口です。ベリー系の酸味とハーブの風味があり、チーズとの相性が抜群です!
一度友人にお土産でいただいたことがあるのですが、このワイン、とても危険です。チーズ片手にずっと飲んでいられます。こちらの農園は、スタッフがフレンドリーなのはさることながら、知識も非常に豊富なので、ワインについてたくさんお話を聞くことができます。ワイナリーツアーへ行かれる際は、こちらの「危険なワイン」を是非お試しください。
ニュージーランドは羊とラグビーだけじゃない!
ワイヘキ島は人口が少ないこともあり、非常にゆったりとした時間を過ごすことができます。ピーク中に行っても、人でごった返していることはありません。そんな穏やかなワイヘキ島で、ワイン片手に、夕日が沈むビーチを眺めるのもよし、朝からツアーに参加して丸一日ワインをエンジョイするのもよし!何よりオークランドからフェリーですぐなので、日帰りでもしっかり堪能できちゃうのが良いですよね。
ワイヘキ島に行くベストシーズンはニュージーランドが夏である大体12月から3月なので、日本の寒い冬からも抜け出せて一石二鳥です。皆様も是非一度ワイヘキ島へ観光で訪れてみてはいかがでしょうか。
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