子供と二人で外国人の義両親の家に宿泊!二度としたくないと誓った理由とは

オランダで2歳になる娘と夫と3人で生活しています。先月、夫が出張で3週間ほど留守にしたため、義両親から「子供と2人では大変だろう」「家に泊まりに来ないか」と誘われ、2泊3日の予定で行ってきました。その結果、二度と泊まりには行きたくないと感じたのですが、ここではその時の経験を紹介していきます。

義両親は英語が話せない

 コミュニケーションがどうしても中途半端になる

義両親は当然ながらオランダ語を話しますが、私はオランダ語がよく解りません。むしろ絶賛挫折中です。ましてや、オランダ語で会話ができるなどという事はなく、どうしても義両親との会話は英語になります。

しかしその一方で、義両親は英語があまり話せません。もちろん私の都合で英語を話してもらっているわけですから文句を言ってはいけないのですが、彼らは「自分たちは英語が話せる」と思っているところもあり、会話がどうしても中途半端になります。私が言った内容は理解されず、義両親もその英語力のために何を言っているのかわかりません。そのため会話がどうしても中途半端になってしまいます。

 自分の言いたいことが言えない

会話が中途半端になるという事は自分の言い分が相手に伝わらないということで、反論できないということになります。というのは、私たちは車を持っていないため、外出するときにはベビーカーを持っていくことが多く、だからこそ買い物などに行っても娘を駐車場で歩かせる事はありません。しかし、義両親は車を持っていますから、外出するときにはチャイルドシートを利用します。

駐車場に車を停め、お店に向かうときには義両親は娘に歩くことを期待したのですが、普段から歩いていないのですから、そもそも歩くわけがありません。特に義母は「お店まで何で歩かないの!?」と機嫌が悪くなりましたが、そのような時も「普段は駐車場を歩かせていない」「うちは車がないから状況が違う」と反論できず、ストレスが溜まりました。一応反論はしましたが、おそらく通じていないです。

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子育てに介入したがるのは世界共通

 自分の子育てが1番だと考えている義母

私の義両親はどちらも自分が世界で最高の親だと思っています。確かに、親であれば「自分はできる限りのことをやった」と思うのは当たり前だと思うのですが、その評価を下すのはあくまでも子供だと思います。しかしうちの義両親は「私は世界で最高の親」と自信を持っており、もちろん子供たちからは鼻で笑われています。

そして、それは自分の子供に対してだけではなく、孫に対しても同じようです。特に義母は娘の子育てに介入したがるところがあり、普段から「この子は頭が良い」と褒めてくれるのですが、それを「きちんと育てているんだね」などという事はなく、「だってこの前、私がこれを教えたから」と得意げになります。実際には別居していますし、義母がそこまで娘に影響を与えているはずはありません。

 母親に甘えたい娘にイライラ

今までどうしても大切な用事があるときなど、義両親に数時間娘を見てもらったことがあるのですが、この時は娘はとてもお行儀よくしており、泣くこともほとんどなかったそうです。そのため、義両親にしてみると娘は扱いやすく、私と2人が泊まりに来ても何の問題もないと思っていたようです。

しかしどの子供も同じだと思うのですが、母親や父親など甘えられる人が近くにいると、話は別ですよね。預けられているときは私や夫がいないため、義両親のもとでこの問題もなく過ごせていたと思うのですが、私がいると母親が常に近くにいるということになりますから、私が視界からいなくなるととにかく泣きました。義両親が抱っこしただけでも大泣きし、トイレに行くのも一苦労でした。

義母はそんな娘のことが理解できず、娘が泣くたびに「この前は何の問題もなかったのに」「どうしてこんなに泣くのかわからない」ととにかくイライラしていました。子供が泣くのは当たり前なので、イライラされてしまうとこちらもどうしたら良いのかわからず、一生懸命娘をなだめている最中に「どうしてこんなに泣くの!」と大声を出されてしまうと私も動揺してしまいました。子供が母親に抱っこされて泣き止むのは当たり前だと思うのですが、義母には気に入らなかったようです。

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適度な距離感が大切

2泊3日お世話になりましたが、二度と泊まりに行く事はないと思います。日本でも嫁姑関係は複雑であり、特に姑が子育てに口出しをしてきて面倒だと思うこともあるのではないでしょうか。これは海外でも同様です。よく「海外の人はカジュアルでフランクだから、嫁姑の関係も良いのではないか」と言われることがありますが、そうとは限りません。特に子育てに介入したい、自分の子育てが世界で1番正しい、と思っている世代の人を親戚に持つと、どこの世界でも大変です。

   

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