なるべくネイティブスピーカーのような自然な言い回しで英語を話したい!これは英会話を勉強したい人にとって共通の思いですよね。今回はそんなあなたにピッタリな日本人にあまり知られていない英語表現をご紹介します。
You’re a tattletale! チクったな!
意味と使い方
Tattletaleは告げ口する人という意味。主に子供同士で使う表現ですが大人同士でも冗談めかして使うこともあります。使い方はこんな感じ。
Why does my boss know about that case?
(なんでボスがあの件を知ってるんだろう?)
He told your boss, he’s a “tattletale”.
(彼が言ったんだよ。彼は「告げ口屋さん」だからさ)
関連語
告げ口をするという表現は他にもあります。
Tittle-tattle
告げ口やくだらないおしゃべりという意味です。噂話ばかりの人を指して言います。
(例)you don’t listen to people’s tittle-tattle
(人の噂話は相手にしなくて良いよ)
Can you run that by me again? もう一度言ってもらえますか?
意味と使い方
「走る」という意味で知られている「run」。実は走る以外にもさまざまな意味があるんです。そのひとつが今回の「機械などを巻き戻す」という意味。つまり「それをもう一度巻き戻してもらえますか?」→「もう一度言ってもらえますか?」という意味になるのです。アメリカ英語と言われていますがカナダ人なども良く使います。
Here’s what we’re gonna do. Did you understand?
(まあこんな感じです。分かりましたか?)
Umm…can you run that by me again?
(えーと、もう一度言ってもらえますか?)
関連語
もう一度言ってくださいと言いたいときには次のように言うことも出来ます。
Can you say that again?
(もう一度言ってください)
Come again?
(なんですか?)
Sorry?
(え?)
私はあまり親しくない人にはCan you say that again? のcan you を could you に変えて
Could you say that again?
(もう一度言っていただけますか?)
と言っています。英会話の場や仕事場でも使える便利なフレーズですね。
Recpectable income まずまずの給料
意味と使い方
「給料はまあ、まずまずです」と言いたいとき英語でどんな風に表現すれば良いのでしょうか?実は意外な単語を使うと日本語のニュアンスを英語でぴったり表すことが出来るのです。それはrespectable (きちんとした、立派な、相当な)という単語。「リスペクトする」という日本語としても使われていますね。
How’s your new job going?
(新しい仕事はどう?)
It’s not bad, I can get respectable income.
(悪くないよ、給料もまずまずだしね)
関連語
I did it out of respect to him.
(私は彼に敬意を示すためにそれをした)
Why don’t you respect me?
(どうして私を同等に扱ってくれないんですか?)
“respect” という単語は「尊敬する」という訳で知られていますが “don’t respect” の場合は「尊敬しない」というよりは「人間として同等に扱わない」というかなり深刻なニュアンスになります。日本語の「あなたが全然私のこと尊敬してくれないないんだもん!」などの軽いニュアンスの場合は you’re not treating me nice at all! (あなたは私のことを良く扱っていない)と表現した方がしっくりきます。
I googled it ググった。
意味と使い方
辞書に載っていない新語です。Googleはご存知の通り検索エンジンのこと。もともとはそのウェブサイトを表す名詞でしたが日本語の「ググった」と同じように英語でも動詞化して使われるようになりました。
Do you know how can I say “great!” in Thailand?
(タイ語で「すごいね!」って何ていうか知ってる?)
I don’t know…just google it.
(分かんないなあ…ググってみたら?)
関連語
実は有名なショッピングサイトの名詞もGoogleと同じように動詞化して使われています。それは…Amazonです。使い方はGoogleと一緒です。
(例) I like that shelf. It looks nice.
(その棚いいね。素敵)
The other day, I amzoned it.
(前にアマゾンで買ったの)
googled it も amazoned it もカジュアルな表現ですのでフォーマルな場では使えません。また「ググる」という日本語が若者言葉なのと同じように google it と amazon it も若者英語なイメージがあります。親しい友人間で使うようにしてくださいね。
私は以前外国人の友人の間でこの表現をよく使っていました。Googleもamazonも世界中で知られている大手サイトですので国にかかわらず世界中の人に通じました。
I’m a bit rough today 今日は気分が少し悪い
意味と使いかた
「今日はラフな格好だね」のラフ。英語では「ざっくりとした、ギザギザの」というのが主な意味ですが、実はマイナーな意味として「気分が悪い」という意味もあります。日常会話で使われる口語的な表現で主にイギリス英語を使う人が頻繁に使います。
How are ya?
(元気?)
I’m a bit rough today.
(今日は少し気持ち悪くて)
関連語
相手がI’m a bit rough today.と言ったらどんな風に返したら良いのでしょうか?
Really? Are you ok?
(本当に?大丈夫?)
Have a good rest.
(よく休んでね)
If something comes up, just say the words.
(何かあったらすぐに声を掛けてね)
まとめ
今回はネイティヴスピーカーが良く使う日本人にあまり知られていない表現をご紹介しました。自然な言い回しは親しい人同士の距離を更に縮めてくれる場合があります。例えばI searched on the google.(Googleで調べました)と言うよりI googled it.(ググったよ)と言う方が友達として自然ですよね。私も仕事の場では仲良くなった同僚には自分が新しく覚えた口語的な表現をどんどん使うようにしていました。言葉が人とのコミュニケーションを盛り上げてくれるので英会話がさらに楽しくなりましたよ!
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