ベルギーといえばビールやワッフル、チョコレートを思い浮かべる人もいるでしょう。実際に、ベルギービールやベルギーワッフル、ベルギーチョコレートは日本でも有名ですよね。ここでは、ビール、ワッフル、チョコレートがベルギーではどのように愛されているのか、ということについて紹介します。
昼からビールを飲む
日本では、ビールは夜に飲むものというイメージがあるかもしれません。実際に多くの居酒屋は夕方からしか開店しないということがありますから、そもそも昼間からビールを飲むという感覚がないですよね。
ビールはコーヒーの代わり
ベルギーでは昼食にビールがついてきたり、あるいはビールではなくワインがついてくるという事はむしろ一般的です。つまり、昼間からアルコールを飲むということに対し、日本ほど抵抗がないのです。例えば、ブリュッセルなどに行くと人々が会議をしながらビールを楽しんでいる、という姿もたくさん見かけます。あるいは、お年寄りたちがビールを飲みながら楽しそうに団欒しているという姿も見かけます。日本ならばおそらくコーヒーを飲むような感覚でビールが愛されているのです。
飲めるビールの量を知っている
もちろん、ビールはアルコールですから、飲む量には注意が必要です。例えば、ビジネスの場において飲み過ぎは禁物です。酔いつぶれるまで飲むのではなく、楽しむためにビールを飲む、ということが大切なのです。
ベルギーのビールは日本のビールよりもアルコール度数が高いことがありますから、日本と同じ感覚で飲むわけにはいきません。350mlの瓶1本で十分酔っ払う、ということもあります。そのため、ベルギーでビールを楽しもうと思うのであれば、自分がどれくらいのビールが飲めるのか、どのくらいのアルコールならば体が摂取できるのかということを知っておかなければいけません。
ワッフルの食べ方は地域差がある
ベルギーでも有名なワッフルは、地域によって食べ方が違います。例えば、生クリームをつける地域もあればチェリーソースやチョコレートクリームをつける地域もありますし、シンプルにパウダーシュガーをつけるという場所もあります。
屋台は気を付けて
ブリュッセルに行くと、ワッフルを売っている屋台もたくさんあります。ブリュッセルでは、生クリームと果物をたっぷりのせたワッフルが人気ですが、夏に旅行へ行く人は少し注意が必要です。冷蔵庫のような場所で保管されているわけではないため、お腹が弱い人は気をつけてください。
ベルギーワッフルはお土産としても人気
ビールをベルギーから持ち帰る事はなかなか大変ですが、ワッフルならばお土産として持ち帰ることも簡単です。ブリュッセルやアントワープの観光地では、ワッフルが大量に売られており、簡単にスーツケースに詰めて持ち帰ることができます。
売られているワッフルには、プレーンのものからチョコレート味、蜂蜜味など様々な味付けがあります。食べ方としては、トースターで少々温め、生クリームをつけたり家にあるソースをかけて食べる、という方法も人気があります。
ワッフルはスーパーでも売られている
地元のスーパーでワッフルが売られている場合もあります。スーパーの入り口に屋台があり、そこでワッフルが作られてその場で売られている、という方式も珍しくありません。
出来立てのワッフルにはそれなりのおいしさがあり、やはり店舗で売られているパッケージになったものや、既にクリームがたくさんかけられたものとも味が変わります。旅行に行った時は地元のスーパーになど行かないということもあるかもしれませんが、もしも機会があれば行ってみると良いでしょう。
チョコレートが安い
ベルギーチョコレートと言えば、バレンタインデーに出回るというイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
チョコレートはベルギーでも人気
ベルギーチョコレートはなんとなく高いイメージを持っている人もいるかもしれません。輸入品ですから当たり前なのですが、ベルギーチョコというだけで高級品、日常的に食べられるものではない、と思っている人もいるかもしれませんが、ベルギーではベルギーチョコはとても安いです。
日本の明治チョコレートは海外に行けば高級品ですよね。それでも日本国内においては100円程度で食べられるお手軽なチョコです。ベルギーチョコも同じです。ベルギーに行くと価格が安くなり、日常的なおやつとして食べることができます。
コーヒーと一緒に食べる
チョコレートの食べ方としては、コーヒーと一緒に食べる方法が好きだという人がたくさんいます。苦いチョコレートと甘いチョコレートを合わせて食べるということです。確かに、チョコレートソースがかかったコーヒーなどもありますから、この組み合わせも美味しそうですよね。
また、ベルギーのチョコレートには様々な味のものがあります。ブラックチョコレートからミルクチョコレート、ナッツが入ったチョコレートなど、日本でも受け入れられやすい味わいのものが揃っており、決して甘過ぎるという事はありません。
アメリカのチョコレートだと砂糖が多すぎて甘い、チョコレートの中のピーナツバタークリームが甘すぎる、などという理由で食べられないという人もいるかもしれませんが、ベルギーのチョコレートはそこまで甘すぎないため、日本人にとっても食べやすいかと思われます。
地元の楽しみ方をしろう!
ただ単にビールやワッフル、チョコレートといっても、やはり日本とは違った特徴があります。特にビールに関しては日本と同じような感覚で酔いつぶれるまで飲んではいけません。環境さえ問題なければ酔いつぶれても良いですが、特に国が違いますから治安も違います。もしもベルギーでビールを飲みたいと思うのであれば、TPOに合わせて飲むようにしなければ恥ずかしい思いをしてしまうかもしれません。
ワッフルやチョコレートはお土産として簡単に購入することができます。観光地で買おうとするとそれなりに値段が跳ね上がりますが、地元のスーパーなどに行けば比較的安く購入できますから、チャンスがあれば地元のスーパーをお勧めします。
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