英語ってひとつの単語で色んな意味があるので中々覚えるのが大変ですよね。このシリーズでは「よく知られている英単語にこんな意味もある!」「ネイティヴスピーカーが使う単語はこれだ!」という内容でお伝えしていきます。今回はあまり知られていない意味を持つ3つの英単語と、ネイティヴスピーカーがよく使う2つの英単語を集めました。
1. go
最も多用される英単語のひとつであるgo。意味の種類が多いことでも知られています。今回はマイナーだけど大切な3つの意味をご紹介します。
特に意味はない?!
Go get him!
あれ?動詞が2つ並んでいますよね。実はこのgoには特に意味がなく、動詞を強調する役割があります。その動詞を強調したい時にgoを動詞の前につけると、強調を表すことができますね。
またgoには「なくなる」という意味もあります。
She’s gone!
は「彼女がいなくなっちゃつた!」という意味になります。
最後の意味は「(動物が)鳴く」。
Dogs go bow wow.
(犬はワンワンと鳴く)
こんな風に使います。
実践してみよう
Go listen and do what you’re gonna do!
(ちゃんと聞いてからやることやれよ!)
The pain has gone.
(痛みが和らいだ)
What do cats go?
(猫はなんて泣きますか?)
2. wet
「濡れている」という意味の形容詞として知られているこの言葉。Can I have wet tissues?(ウエットティッシュもらえる?)などと使いますよね。他にももう一つ大事な意味があるのをご存知ですか?今回はもう一つの意味を見ていきましょう。
湿っている人=???
「濡れている」という意味から転じてwetには「気が弱い人」という意味があります。何をするにも臆病で戸惑っている人を指してHe is wet!(彼は気が弱い)と言います。
また余談ですがwet blanket(濡れているブランケット)は「場を白けさせる人」のことを指します。みんなが盛り上がっているのに「オレうるさい人嫌いなんだよね」などと空気の読めない発言をする人のことですね。
実践してみよう
Don’t be so wet, ok?
(いい?そんなに臆病にならないで)
I’m kind of wet.
(私はどっちかって言うとチキンなの)
I was extremely wet.
(ずぶ濡れになっちゃった)
3. tip
旅行の時などに支払うチップ。他にはどんな意味があるのでしょうか?
TIP=HINT
実はtipにはヒント、という意味がありこの言葉はネイティヴスピーカーの中でたくさん使われています。ヒントというとクイズなどのヒントというイメージですがtipはコツとかちょっとした知恵のような軽い感じがする言葉です。それではどんな風に使うのか見ていきましょう。
実践してみよう
5 tips for sounding like a native speaker.
(ネイティヴスピーカーみたいになる為の5つのヒント)
Tips to improve your English.
(あなたの英語を上手にする為のヒント)
Is there any tip for developing my English?
(英語が上手くなる方法ってあるのかな?)
4. celly
さてこの言葉は最近使われるようになった造語です。何かを短くした言葉なのですが何を表すかわかりますか?ヒントは私たちの生活とは切っても切れないあるものを表した単語です。
ケイタイはcelly!
実はこの単語は携帯電話を指しています。イメージとしては携帯電話=cell phone、ケイタイ=cellyという感じです。友達同士で使える気軽な単語としてネイティヴスピーカーの中で頻繁に使われています。
実践してみよう
I forgot whereabouts I put my celly.
(ケイタイどこに置いたか忘れちゃった)
Be sure to leave with your celly.
(ケイタイ忘れないでくださいね)
You got a new celly!
(あ!新しいケイタイ買ったんだ!)
5.digits
さてこの単語は一体どんな単語でしょうか?実は4番と関連する携帯電話にまつわる単語なんですよ。
ケイタイ番号
携帯電話や固定電話の番号はphone numberなどと言いますよね。これでももちろんOKなのですが、ネイティヴはもっと短い単語を使います。私たちも「携帯電話の番号」教えてと言うより「番号教えて」と言いますよね。それと同じです。
実践してみよう
Do you have his digits?
(彼の番号知ってる?)
This is my digits, call me maybe.
(これ私の番号。電話しても良いよ)
Can I have your digits?
(番号教えてもらっても良い?)
まとめ
cellyとdigitsは辞書に載っていない言葉になります。フランクな表現になりますのでぜひ使って見てくださいね。私はこれらの単語をSNSやメールでよく使いますよ!goは使いこなせるようになるとかなり英会話が楽しくなります。It goes here.(これはここね)I’ll go.(お先に失礼します)など、この一語でたくさんのことが言えるようになりますよ!洋画などでもたくさん出てきますので、どんな使われ方をしているのかチェックしてみてくださいね。
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