海外で駐在をしていると、日本から出張してくる人を迎えるということも重要な仕事の1つになります。ここでは、駐在員の目線で見た、ありがたいと思える出張者と、大変だと感じる出張者についてお話ししたいと思います。
駐在員の仕事
駐在員の仕事は多岐に渡る
駐在員は、ただ海外に駐在しているだけではありません。その仕事には様々なものがあり、週末にも仕事があるという場合も少なくありません。
週末の仕事内容
もちろん、オフィスで仕事をする場合もありますが、接待ゴルフに行かなければいけないこともありますし、出張者の対応をしなければいけないこともあります。平日も業務終了後からの会食が多く、日本よりも拘束時間が長いということもたくさんあります。
駐在員泣かせの出張者
出張者のスケジュール
海外出張する人が現地に来た場合、私たち駐在員は彼らを空港に迎えに行き、ホテルでのチェックインを手伝い、どのようなレストランがオススメか、などということも紹介します。駐在員の方が現地のことをよく知っていますから、出張に来た人を助けること自体は当たり前のことだと思っています。
出張者は、月曜日に現地入りして金曜日に帰国するというケースが一般的です。ミャンマーの場合、ミャンマーに来る時は月曜日の昼間に成田空港を出発し、夕方にヤンゴンに着きます。そして、金曜日の夜10時にヤンゴンを離れ、翌朝、成田空港に到着します。出張者がこのように対応してくれると、私たち駐在員の仕事は平日だけで済むのです。
前日入りする出張者
しかし、中には丁寧に前日入りする出張者もいます。本人は早めに現地入りした方が良いと思ってきてくれるので、その気持ちは非常にありがたいと思っています。しかし、出張者が日曜日に現地入りすると、駐在員は日曜日から出張者の対応をしなければいけません。
駐在員の多くは、土日は日本人同士で集まり、スポーツ交流を行います。しかし、毎週必ずと言って良いほど「出張者を空港に迎えに行かなければいけない」などという理由で欠席する駐在員がいました。つまり、週末で仕事はないはずなのに、出張者の対応で仕事をしなければならなくなってしまうのです。
ありがたい出張者
多少自分で下調べをする人
中には、ありがたいと感じる出張者もいます。まず、前日入りはしない人の方がありがたいです。また、夜の食事もホテルのルームサービスやホテルのレストランをするから接待対応はいらないといってくれる出張者や、自分でお勧めのレストランなどを探してくれる出張者は、本当にありがたいと思います。確かに出張は旅行ではありませんが、自分で調べてくれる出張者は駐在にとって負担にならない存在です。
言葉の壁を克服する出張者
出張者が、その国の言葉をしゃべれるという事は滅多にありません。学生時代に勉強していたなどという理由がない限り、出張者は現地の言葉をしゃべる必要がないのです。なぜならば、駐在員がフォローをするからです。
しかし、たとえ言葉がしゃべれなくても、現地で携帯電話のSIMカードを購入し、現地の人とも簡単に連絡が取れるように工夫してくれる出張者はありがたい存在です。もし海外に出張に行くならば、現地のスタッフの連絡先を常に携帯電話に控えておいた方が何かあっても安全です。
同じ目的向かって
出張者はベッドメイキングや食事も不自由がなく、セキュリティーもしっかりした高級ホテルに泊まり、毎晩駐在員の接待を受けるわけです。彼らには、この国の実情はきっとわからないだろうと思うこともありますし、出張者自身からもそのように言われたことがあります。
確かに出張者は出張者ですし、駐在員は駐在員です。しかし、同じ目的のために働いているわけですから、やはり少しは目線を合わせることができるとありがたいなと感じています。
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