タイに住みたい、タイで事業を起こしたい、そんな夢をお持ちの方はいらっしゃいますか。私もそんな夢を抱いて日本からバンコクへ移住しました。これまで日本と同じように、バンコクでもサラリーマンを続けてきましたが、遂に起業をしてみることに。
きっかけは
やりたいことをやる
これまでサラリーマンとして働いてきましたが、なんだか労働環境が自分には合っていない気がして、好きではないことをしなければいけないことに対して違和感がずっとありました。もちろん、生きていく上でお金を稼いでいかなければいけないので、会社勤めが一番便利な道なのかもしれません。でも、いつか、自分の好きなことを仕事にしたい、自分が本当にやりたいと思うことをやりたいと思っていた矢先、友人からあるビジネスの話を聞きました。レストラン開業の話です。
実際に本当に可能か悩む
最初は、レストラン経営なんて、今の自分の仕事とはかけ離れている、そんなリスクを負ってまでサラリーマンを辞める必要があるのか、タイという不安定な国で本当に可能なのか、色々な疑問がよぎって無理だと決めつけていました。たぶん、誰でも思うような不安と悩みの狭間で私も思い悩んでいたと思います。そういう不安やリスクを負ってでも、やると決めた理由はこれです。
①タイでは投資額が少なくて済む。
②タイでは外国人でも比較的すぐにビジネスを始められる(日本人・外国人オーナーもすでにたくさんいる)
③バンコクに限らず、他の都市でも可能性が見込める。
④タイの観光客数(日本人含め)は年々増えている。
⑤何より誰よりも自分のために働くことができることへのモチベーション。
タイでやる意味
世界195か国もありますが、なぜタイがいいのか。それは上記の①~④が主な理由となると思います。
投資額が比較的少ない
まず、①ですが、物価が1/3のタイでは投資額も日本より少なくて済みます。現在物価が上昇していて、何もかも安いというわけではありませんが、場所によっては、100sqmほどの土地を月1万5千円位で借りられたり、一人暮らしの場合で水道代は月100円、電気代は月1000円くらいです。会社を設立するには、外国人であれば、約600万円の資産が必要であったり、外国人を1人雇用につき4人のタイ人を雇用しなければいけない、外国人ならビジネスビザとワークパミット取得必須で1年で約30万円ほどかかるなど、規制は色々とあるのですが、最初をクリアしてしまえば、あとは、日本より毎月の費用を抑えられます。
外国人でもできる
②③費用に関しては、①で述べた通りタイ人経営者より、外国人は支払う項目が多くなります。それでも、タイ人にはできないサービスを提供できるのが外国人が経営するミソですね。バンコクにはすでに何百店舗も日本人経営者のお店があるので、話を聞けそうな先輩たちはたくさんいます。日本人に限らず、外国人オーナーは多いですので、他国に比べてハードルは低いと考えてよいです。また、バンコクと述べましたが、タイにはプーケットやサムイ島など観光客が集まる場所はいくらでもあります。
タイの観光事業の見通し
④事実、年間3500万人も観光客が訪れるタイ。2017年も前年比9%UPという驚くべきスピードで増加しています。しかもこんなデータもあります。物価の高い日本には28軒しかない5つ星ホテルが、タイには110軒もあり、実際に一人当たりの観光客が使うお金は日本よりタイの方が多いという調査結果です。それほど、タイの観光事業は今後もまだまだ期待されるところがあり、外国人向けビジネスはこれからも育つ可能性を秘めています。それに、バンコクやプーケットはすでに開発されきっているようなところもありますが、タイにはまだまだ未開発の島や街がまだまだあるのです。
タイで挑戦
起業はどこでもやるにしても労力のいるもので、お金のかかるものですが、タイでは大きな可能性を秘めていることをわかって頂けたと思います。もちろん、リスクはつきものですが、将来を見越してしっかりリサーチした上で、ぜひタイで何か自分の好きなこと、始めてみませんか。
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