週間ニュージーランドニュース!世界で住みやすい国第3位!?

早いもので3月も残すところあと10日となりました。先週オークランドにやってきたサイクロンもニュージーランドには別れを告げたようで、再び残暑の厳しい日々が続いています。ところで皆さんは、宝くじなどに当選されたことはありますか?ニュージーランドでは、先週の土曜日のロトで高額当選者が出て話題になりました。「高額当選」と聞くといくらくらいを思い浮かべるでしょうか。今回の当選者はなんと12ミリオンドルを獲得しました。日本円に換算するとおよそ9億5千万円です。当選者は明らかになっていませんが、当選チケットは、ニュージーランドの北島「マスタートン」というところで買われたものだそうです。ニュージーランド人にとってロトは非常に身近なもので、コンビニでもスーパーでもどこでも買うことができます。スーパーのレジ横にお菓子やガムが並んでいますよね。そこに一緒に「20ドル分のロト」「25ドル分のロト」などのタグがあり、それをカゴに入れると他の商品と一緒にレジでピッとしてもらえます。そしてロトのナンバーがランダムに記載されたレシートが、商品購入後のレシートと一緒に渡されます。もちろん自分で好きな数字を選ぶことも可能ですが、意外とランダムな数字を選ぶのは面倒な作業なので多くの人が「お任せの数字」でロトを購入しています。

聖パトリックデーで街は緑色に!

日本ではまだあまり馴染みがありませんが、3月17日は、「聖パトリックデー」と言ってアイルランドの祝祭日です。聖パトリックとはアイルランドにキリスト教を広めた聖人で、3月17日は彼の命日なんです。アイルランドのシンボルカラーである緑色の服や帽子を被ったり、シャムロックというクローバーを服につけたりして、パレードをしたり、踊ったりします。アイルランド発祥ですが、実は世界各国でも「聖パトリックデー」は祝祭日として広まっており、アメリカやカナダ、オーストラリアでも3月17日は町中が緑色に染まります。そしてここ、ニュージーランドでもアイルランド系ニュージーランドの人口が20%近く占めることから、聖パトリックデーを祝祭日としており毎年各地で盛り上がりを見せています。オークランドの中心地であるポンソンビーでは、盛大なパレードが行われ、60を超える様々な緑色の山車が街を練り歩きました。また、ニュージーランドにはアイリッシュパブも多く存在し、聖パトリックデーを祝して特別メニューやイベントなどが行われるため、お昼間からビールを飲んでワイワイする人でパブ周辺は、文字どおり「朝から晩まで」大盛り上がりの1日でした。

150年の歴史にピリオド!キャドバリー撤退へ

イギリスのお菓子メーカーであるキャドバリー。キャドバリーと言えば紫のパッケージの「デイリーミルクチョコレート」が有名ですよね。日本でも、輸入食品を取り扱っているところにいくとデイリーミルクチョコレートが売られているのをよく目にします。キャドバリーは、実は2010年にアメリカの大手食品メーカー「モンデリーズ(旧クラフトフーヅ)」に買収され、現在ではモンデリーズの子会社としてお菓子を作っています。モンデリーズと聞いていまいちピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、ガムの「クロレッツ」や「リカルデント」、「オレオ」を取り扱っている会社なので、実は日本人にも身近なお菓子メーカーなんです。さて、そんなキャドバリーは、ニュージーランドはダニーデンというところに工場をもち、たくさんの「デイリーミルク」をはじめとするお菓子を作ってきました。中でも、「パイナップル・ランプ」という、パイナップル味のソフトキャンディの周りをチョコレートでコーティングしたお菓子は、キウイっ子なら誰でも知っており、長年愛されてきました。しかし、ニュージーランドに工場を開設して150年経ちましたが、近年工場で作られるほとんどのチョコレートがニュージーランド国内では消費されず、なんと70%はオーストラリアへ輸出されている現状を受け、キャドバリーはニュージーランドを撤退し、オーストラリアに工場を構えることにしたのです。現在行われている最後のパイナップル・ランプの生産が終了次第、150年の歴史に幕をおろし、ニュージーランドを撤退するようです。「メイド・イン・ニュージーランド」のパイナップル・ランプを食べられるのは今だけだと話題になっています。

快挙!オークランドは世界で住みやすい国第3位

先日行われた「世界で住みやすい国」のランキング調査で、オークランドは第3位にランクインしました。このランキングは、アメリカの「マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング」による調査で、アメリカのニューヨークを基準として世界のあらゆる450もの都市を経済・福祉・医療・教育・公共サービスなどの観点から数値化し、ランキングにしたものです。実はオークランドがベスト3に入るのは今年でなんと5回目なんです。1位は、オーストリアの首都・ウィーンが9年連続で、2位はスイスのチューリッヒがランクインしました。日本人の私からすると、24時間営業のコンビニがなかったり、どこへ行くにも車がないとかなり不便だったり、電車はオークランド中心部しか通っておらず、肝心のバスは予定時間通りにこなかったりと、日本と比べると少々利便性には欠けているような気もするのですが、確かにご近所さんを見回すと、みんな非常に穏やかで、会えば必ず日本人の私にも挨拶してくれ、凶悪犯罪件数もかなり少ないので「住みやすい国」と「便利な国」はイコールではないのだな、と思いました。そういえば、日本では日常的にある「残業」も、ニュージーランドではほとんどありえないことで、ショッピングモールで働いていた時は、6時閉店なら「店員も6時には店を出る」のが普通でした。海外移住を考えておられる方は、オークランドも検討してみてはいかがでしょうか。