ベルギーに住んでつくづく実感する日本の良さとは?日本はいろいろ信頼できる国!

海外で生活をしていると、日本では当たり前だったことが当たり前ではなくなっていたりして、驚くことがありますよね。普段は気づかないような日本の良い所に気づくこともありますし、日本の悪いところに気づく場合もあるのではないでしょうか。ここでは、ベルギーで生活して気づいた日本の良さについて紹介します。

処方してもらう薬が無駄にならない

 日本では必要な日数分だけ薬をもらう

日本で病院に行くと、例えば3日分や5日分など、必要な日数分だけ薬をもらいますよね。基本的には病院で薬をもらえることが多く、飲み切ったらまた病院に行く、飲み切ってまだ症状が治まらない場合は病院に行く、などということも多いのではないでしょうか。

そのため、病院で処方される薬が余る、という事はほとんどないと思います。仮に症状が出なくなったとしても、処方された薬はきちんと飲み切らなければならない、というケースも珍しくありません。

 ベルギーでは箱ごと処方される

このような国は多いかと思いますが、ベルギーでは体に不調があった場合、まずホームドクターのところに行き、様子を見て貰います。ホームドクターが薬を処方する場合、処方箋を出し、患者はその処方箋を持って近所の薬局に行き、薬を購入するという形になります。

そして、薬局では箱ごと処方されるのです!つまり、場合によっては薬が1ヵ月分、などということにもなり、薬を飲み切らなければいけないということがありません。場合によっては「3日分だけ飲むように」などと言われることもありますので、薬がかなり余ります。

また、同じ薬を処方されることもあります。昨年、息子が胃腸風邪にかかったため、病院に行って薬を処方してもらい、今年は息子がまた熱を出したので病院に行って薬を処方してもらいました。処方された薬はどちらも同じで、どちらも余っています。これって、かなりもったいないですよね。次、もしもまた息子が熱を出して病院に行くことがあれば、家にある薬を全て持っていこうかと思っています。

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2018.03.07

日本は不在通知がきちんと入る

 仮に不在でも郵便物は近所には預けない

かつて、日本では郵便物が届いた時に自宅に誰もいなかった場合、近所に預けられるというシステムが導入されていました。しかし、預かった、預かっていない、などというトラブルも多く、今では、自宅に誰もいない場合は不在票が置かれるというのみで、近所に預けられるという事はありません。また、誰もいない場合はきちんと不在票が置かれますよね。日本の郵便制度は世界一だと言われることがありますが、不在票が置かれていないなどという事はまずありません。

 海外では不在票がないのも当たり前

こちらベルギーでは、不在票が置かれていないという事は珍しくありません。つまり、荷物が届られたという事さえわからないという状態になりかねないのです。たとえ自宅になかったとしても不在票があれば、何かしらの荷物が届いていたということがわかります。しかし、不在票がなければ何が起こったのかということもわかりません。

 近所に預けられている可能性もある

また、荷物が近所に預けられている可能性もあります。これに加えて不在票がなかったりすると、近所に自分の荷物が預けられているのにもかかわらず、自分はその荷物が近所に預けられているということに気づかない、という問題が生じます。

我が家でも近所の人の荷物を預かったことがありますが、何日か経ってから近所の人が受け取りに来た時、不在票があったかどうか聞いてみたところ、そんなものはなかった、と言われました。会社に問い合わせて近所に預けられているということがわかったそうですが、近所といっても誰に預けられているかは分かりません。そのため、自分の荷物が近所に預けられている、あるいは自分の荷物が届かない、という場合はありとあらゆる近所を訪ねてみる必要があるのです。日本ではありえないシステムです。

 ベルを鳴らさない郵便配達員も!

さらに、郵便配達員の中には、ポストに入らないような郵便物がある場合にベルをならさず、不在票だけ入れていく、という人もいます。さっさと仕事を終わらせたい、ベルを鳴らして住人が出てくるのを待つ時間がもったいない、という考え方からきているようですが、家にいるにも関わらず、ポストの中に不在票が入っていた、ということも珍しくありません。

最悪の場合は、家にいるにもかかわらずベルが鳴らされず、さらに不在票もない、という状態になります。ずっと家にいたのに荷物が届かない、届いた証明もない、ということになるのです。実際に、日本の母から荷物が届いた時、このようなことがありました。追跡サービスでは「5日前に荷物が届けられたけれど不在だったから郵便局で保管」という記録が残されていたのです。荷物が届られた記録も何もなかったため、そのまま郵便局に身分証を持参し、事情を説明した上で荷物を受け取りました。このようなケースは珍しくないようです。

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2018.02.28

日本のサービスはすばらしい!

海外で生活をすると、日本のサービスが本当に恋しくなります。外国人が日本に旅行をすると「日本のサービスってなんてすばらしい!」と感動するそうですが、その日本人はどの国に行ったとしても大体サービスにがっかりすると思うので、そう考えると不公平だとさえ思うことがあります。慣れるしかないと思うのですが、それでもたまに頭に来てしまい、毒を吐いてしまう今日この頃です。

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