アメリカと言えばニューヨークやロサンゼルスを思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、アメリカに旅行に行く人の中には、首都であるワシントンD.C.に関心を持っている人も多いのではないでしょうか。ここでは、ワシントンDCで絶対に見て欲しい場所を3つ紹介します。
スミソニアン博物館
世界最大規模の博物館と研究施設
ナイトミュージアムの2作目の映画でスミソニアン博物館が知られるようになりましたが、ワシントンと言えばスミソニアン博物館と考える人も多いのではないでしょうか。スミソニアン航空宇宙博物館は第二次世界大戦終戦50周年を記念して、原爆展を開催しようとしたことでも知られています。
スミソニアン博物館といってもその博物館は1つだけではありません。航空宇宙博物館、自然史博物館など、全部で19の博物館や研究施設が揃っています「一部はワシントンに留まらず、他の州にあります)。1億4200万の収集物があると言われており、世界で最も大規模な博物館になります。
どの施設も入場無料
スミソニアン博物館はアメリカ政府の財源や寄贈、出版物の利益等で運営されていますので、入場料はかかりません。特にアメリカ自然史博物館やアメリカ歴史博物館、航空宇宙博物館はお勧めの博物館です。最近はアフリカ系アメリカ人歴史文化博物館があ新たに加わり、話題を呼んでいます。
博物館に入る時には簡単なセキュリティーチェックを受けなければいけません。当たり前のことですが、刃物などは持ち込みができませんので気をつけましょう。飲み物は何の問題もありません。
ナショナルモール
リンカーン記念堂やワシントン記念塔
ワシントンと言えばリンカーンの銅像を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。これはナショナルモールと呼ばれる場所の1部であり、このナショナルモールにはリンカーンのみならずワシントンの記念塔や様々なモニュメントが展示されています。
第二次世界大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争に関連するモニュメントもあり、キング牧師のモニュメントもあります。リンカーン記念堂は夜はライトアップされ、非常に幻想的な雰囲気を醸し出しています。電車等の時間帯もありますので夜に行くのは大変だと思う人もいるかもしれませんが、もしもチャンスがあったらぜひ見に行ってみて下さい。
1日で見て回るのは難しい
ナショナルモールはとても大きな場所であり、すべて見ようと思えばかなり歩かなければいけません。また、リンカーン記念堂を目の前に、右に行けばベトナム戦争のモニュメント、左に行けばキング牧師のモニュメントなどと方向が分かれることもあり、1日で見て回るのはなかなか大変です。
ナショナルモールを全てみようと思うのであれば、数日時間をかけた方が良いでしょう。少し離れたところにはホロコースト博物館やホワイトハウスもありますので、そこまで足を伸ばすならばなおさら1日で見ようと思わず、数日かけることが大切です。
米国公文書館
本物の独立宣言書が見られる!
意外と見落としがちですが、ぜひ見に行ってほしい場所が公文書館です。アメリカには公文書館と呼ばれる場所が2カ所あり、1カ所はこのワシントンD.C.にある公文書館、そしてもう1カ所はメリーランドのカレッジパークにある公文書館になります。
メリーランドにある公文書館には政府関係の公文書がたくさん保管されており、アメリカ研究をしている人にとっては大切な場所になります。それに対してワシントンD.C.にある公文書館には、誰もが知る独立宣言書が保管されています。
予約は必要ない
独立宣言書が見られるこの公文書館には多くの観光客が訪れますので、長蛇の列に並ばなければいけない場合もあります。しかし予約は必要ありませんので時間に余裕がある時に訪れることが可能です。
独立宣言書は1776年に出されたものであり、実物はかなり薄れてしまってはっきりと読むことができません。むしろ教科書などで見かける独立宣言書の方がはっきりしています。しかし、やはり実物を見るということに越したことはありません。ワシントンに行ったのであれば世界の誰もが知るアメリカの独立宣言書をぜひ見に行ってみてください。公文書館はスミソニアン博物館のすぐ近くにあります。
首都ならではの雰囲気を楽しむ
ワシントンD.C.は、他の観光地とは違った雰囲気があります。特にナショナルモールがスミソニアン博物館が連なる場所はよく映画やドラマなどにらも出てくる場所ですから、テンションが上がるという人も多いのではないでしょうか。
ワシントンD.C.はニューヨークなどから電車で行くことも可能ですし、ツアーなども多く出ています。アメリカの東海岸に行くことがあれば、ぜひワシントンD.C.まで足を伸ばしてみてくださいね。
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