タイのLGBT事情!ゲイクラブ、ゲイバーはあたりまえ!

タイでは美容整形手術が人気ですが、性別まで変えてしまう性転換手術が可能な場所も多く、まるっきり男性から女性になってしまった人のことを、タイではレイディボーイと呼んでいます。多くのレイディボーイは、女性より女性らしく目を見張るほど綺麗なので、見た目だけでは男性とは想像がつかないのです。休暇でタイを訪れてちょっと今夜は遊ぼうかな。。。と思い誘った女の子が、まさか男だった!とホテルでわかった、なんてことはザラにある話です。たとえ手術をしなくても、同性が好き、異性でも同性でも恋愛対象という人たちも多く、その点閉鎖的な日本と比べると、タイはとてもオープンで、ストレートのタイ人からも比較的受け入れられています。仏教国なので、性に関して比較的緩い文化であること、小さいころから男性しかいないお寺で修行を積む子供が多いこと、などなど、なぜタイにLGBTが多いのか諸説ありますが、本当のところはどうなのでしょうか。

普通にいる

 あっちにもこっちにも!

あっ、この人も、あの人も。あっ、あそこも!日本から友人や家族が遊びに来た時に、必ず出てくるフレーズです。特別な場所に行く必要はありません。その辺を歩けば必ず出会うLGBTの方々。オネェのはるな愛さんもタイに一時期滞在し、ビューティコンテストで優勝したのは有名な話ですね。私の会社の社長秘書はレイディボーイ(あそこは切っており、見た目は完全に女性のトランスジェンダー。完全に私より女っぽくて、羨ましい限りのぼんきゅっぽん)、私の営業チーム10人中2人がトムボーイ(女性で手術などはしていないが、見た目は男っぽく、付き合っている彼女が綺麗な女性のパターンが多い)、さらに日本人現地採用4人中2人はゲイ、である事実も、タイでどれだけLGBTが一般的かということを裏付けると思います。

 ゲイクラブでは

また、バンコクの中心部にあるゲイクラブへある夜遊びに出かけたときのこと。日本には、ゲイ向けのこんな大きなクラブは存在しないだろう、というくらいの場所いっぱいに、いい匂いの男、男、男。。。でも性的に惹かれない。あっ、みんなゲイだ笑。残念。なぜかゲイはかっこいい、というのは、タイに来ても同じです。女性は私と友人と、欧米系の方がチラホラいるくらい。女の子目当てで来ている人はほぼ皆無なので、私と友人にロマンチックな夜は訪れませんでしたが、一緒に来ていたゲイの日本人の同僚は、まんまとタイ人の男の子とハグして踊ってました。楽しそう。

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ゲイショー

 ゲイショーは超過激!

LGBTがこれだけ多いので、タイのナイトライフに欠かせないのが、ゲイショーやレイディボーイが踊るストリップクラブ。2度バンコクでゲイショーを見に行きましたが、どちらも過激。。。というか、たった1時間なのに、変な汗で一気に疲れ果てたのには自分でも驚きました。1度目は、ひたすらゲイの男性たちが目の前でセックスをするショー。いろんなシーンを再現してくれて、シャワー中、ベッドの上、お客さんのテーブルを回って、30cm目の前でやってくれるなど。ショーが終わったあとに気に入った子がいれば、お金を払って隣に座ってもらったり、外へ連れ出しも可能です。

 え!そんなことまで!?

2度目は、ドラッグクィーンが短編ミュージカルショーを繰り広げるもの。1度目で免疫がついたのか、最初は気持ち悪いシーンはあまりなく安心していたのですが、終盤になって、ある一人のクィーンが私の目の前へ。。。ステージからみて一列目に座っていた私の腕を掴み、いきなり彼の大事な部分を触らされました。。一瞬だったので振り切る暇もなく。。正直、吐きそうなくらいの気持ち悪さ。しかもその後、ゲイクラブにも一緒に行ったゲイの日本人同僚がステージ上に呼ばれ、なんと演者のあそこを吸っていた。。あー!もうそれからは、ゲイショーに行くのは辞めました笑 もう卒業。

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堂々と生きること

LGBTへの理解が比較的少ない日本とは正反対と言っていもいい国、タイ。同じ仏教国で、同じアジア人であるのにどうしてこんなにも差が出てしまったのか本当に疑問です。様々な意見があると思いますが、でもこれだけは言えます。タイでは、多くのLGBTの方々が活き活きと生きていること、素晴らしいです。それを享受し続けてきたタイも本当に素晴らしい。素の自分を隠すことなく、堂々と生きることは人間としての尊厳ですね。もし自分が同性しか好きになっちゃダメだとある日強制されたことを想像すると、めちゃくちゃこの世に生きるのが息苦しいと感じるはずです。自由に恋愛すること、自由に性を楽しむこと、今与えられた自由は当たり前じゃないかもしれません。

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