タイでの移住生活!日本とは違うが、やっぱりタイはいい!

タイに在住して2年近くになりますが、特に意識しない間に日本とタイの暮らしを比較すると、様々なことが変化していることに気が付きました。同じアジアとは言え、ここは常夏の東南アジア。そこで、移動手段、食事、お金の3つの点の変化について、ご紹介したいと思います。

移動手段の変化

 歩く頻度

歩く頻度が圧倒的に多くなりました。私が住んでいる場所が駅前ではないこともありますが、バンコクの中心地に住んでいると、歩いてどこもかしこも行けてしまうのです。オフィスまでは片道2.5キロなので、約30分かけて狭いのに車とバイクでいっぱいのいつひかれてもおかしくない道を毎日歩いていきます。しかもバンコクの道路はまだまだ、穴ぼこだらけ。ちょっと油断すると穴に落ちることがあるのでほぼ下を向いて歩いています。しかも、歩くとバンコクの臭さをよく感じます。それは車の排気ガスもあり、おしっこの臭い、ごみの臭いもあり。。。臭いにプラスして、1年中暑いバンコクで30分も歩けばもう汗だく。日本にいるときより、2倍以上は汗をかいていると思います。

 バスを使う頻度

公共バスを使う頻度が増えました。バスは、エアコン付きかどうか、そして距離によって6.5~18バーツ(20~60円)です。これで、1時間でも2時間でも乗っていられるので、遠くへ行けば行くほどお買い得です。もちろんタクシーより時間はかかるので時間のないときはしょうがないですが、時間を気にしなければすごくおすすめ。ただ、どの番号がどこへ行くかはグーグル先生に聞くか、バス停で待っている人に聞くかする必要があり、時刻表はありません。

 タクシーを使う頻度

間違いなく、タクシーが一番使う頻度の増えたものです。初乗り36バーツ(110円)で、1時間乗っていても700円くらいです。これだけのタクシーの安さはタイの中でもバンコクのみですが、バンコクでの移動は日常的にタクシーを利用する人がかなり多いです。また交通渋滞のひどいバンコクでは、バイクタクシーも人気で、タクシーよりほんの少し高めですが、急いでいるときはバイクタクシーが一番の移動手段です。ほとんどのドライバーがお客用のヘルメットは持っていないので、交通量のかなり多いバンコクでバイクに乗るのは少し怖いですが、これなしでは、バンコクの輸送手段は成り立たないでしょう。

食事の変化

 辛いものを食べる頻度

健康的な食事に気を付けている私ですが、タイで癖になってしまったのが、辛い物です。日本では決して食べませんでしたが、とうがらしをそのまま食べるようにもなりました。タイは辛い物、匂いの強いものを食べる習慣がありますので、外国人は苦手な人が多いのも事実。でも、この暑い国では塩分も必要だし、病気にならないためにも辛い物で常に免疫力をつけることが大切です。

 欧米食を食べる頻度

イタリア料理やハンバーガーなど、欧米の食事量がいっきに減りました。理由は、値段が高く、質が良くないことです。タイでは、屋台で1食200円から食べられますが、例えばイタリア料理を一般的なレストランで食べようとすると、最低700円はします。日本では、パスタ一皿も、和食の定食セットも値段はそんなに変わりませんよね。しかも、多くの日本人は舌が肥えているので、欧米の食事でも質の高いレストランが多いですね。タイでは、それなりに支払っても、あまりおいしくないので、それならおいしいタイ料理を食べた方がいいや、という気にいつもなります。どうしてもタイ料理に飽きたときは、ちょっと値段の張るお店で食べたりして、自分へのご褒美としています。

 お酒を飲む頻度

お酒を飲む頻度、量がすごく減りました。バーへ行くと、最低カクテル1杯700円くらいするからです。日本とあまり値段が変わりません。もちろん、スーパーでビールを買えば、100円くらいで買えるのですが、レストランに入ればそれが300円となり、日本の居酒屋で生ビール500円に大分近い値段になってしまうのです。また、タイの女性はお酒を飲む習慣があまりないので、誘われない、というのも一つの理由だと思います。

お金の変化

 平日のお金の使途

物価が1/3のタイで、使用するお金が一気に減りました。例えば、仕事がある私の平日の一日はこんな感じ。

・朝食:バナナとヨーグルト100円

・昼食:ヌードル150円

・間食:ビスケット100円

・夕食:タイ料理でごはんにおかず300円

計650円

 休日のお金の使途

そして、外出するときの休日の一日はこんな感じ。

・朝食:バナナとヨーグルト100円

・電車賃往復:300円

・屋台で買うタイのお茶:70円

・マーケットでTシャツを買う:500円

・屋台で昼食:200円

・マッサージ1時間:700円

・夕食:400円

計2270円

 日本人的感覚ではお金はほぼ使っていない

ご覧いただけますように、全然お金を使わないんです。もちろん、これでイタリア料理やお寿司を食べにいけば、2000円使いますし、おしゃれなバーでカクテル1杯飲んだだけでも1000円は最低限かかります。でも、贅沢をせずに普通に生活しているだけなら、これしかお金を使わないんですね。タイ人にすれば、3倍の価値があるので、2270円は日本人にとって7000円くらいの感覚ですから、タイ人にはあまり私が使っているお金について話はしませんが、日本人であればこの感覚を理解していただけると思います。

総合的にタイでの暮らしはグッド

私の生活の様子からわかる通り、タイでは色々な側面で暮らしが様変わりしました。その他にも、コンドミニアムにジムとプールがついているので、運動の頻度が増えたり、フルーツの種類が多く安いので毎日毎食食べるようになりました。日本ではできなかったことが、リーズナブルにできる。それはタイの素晴らしい側面でもあります。総合的にみて、タイでの暮らしはとてもおすすめですので、ぜひいかがでしょうか。

   

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