身の回りで韓国人カップルを目にすることが多いため、ここでは日本人のカップルと韓国人のカップルの違いについてお話ししたいと思います。
恋愛に対する考え方
恋愛は自由
ちょっと前までは、韓国人は「彼女や彼氏は今まで付き合ってきた人の人数が少なければ少ないほど良い」などと言っていたようです。恋愛の経験が少なければ少ないほど、純粋に見えたのかもしれません。
しかし最近では、日本人カップルとあまり変わらず、皆かなり自由に恋愛しているような気がします。
うそも方便
とは言え、だからといって今までの恋愛経験を自慢にするわけではありません。特に女性は男性に対し、過去の恋愛をあまり話したりしないようです。
あからさまに嘘だと分かったとしても、相手の思いやりの1つとして「彼は初めて付き合う人だから」ということもあるそうです。
メッセージアプリはカカオトーク
いつでも恋人とつながっていたい
日本でメッセージを送り合う場合、LINEというアプリが一般的です。しかし、韓国人が利用するメッセージアプリは何といってもカカオトークです。
学生や社会人を問わず、比較的1日中やりとりをしている人が多い気がします。日本人であれば、特に社会人ならば勤務中はもちろん私用電話は使えないことが多いですし、自分がメッセージを送ることで相手の仕事の迷惑になるかもしれないと思い、送信を控える人も多いのではないでしょうか。
韓国人は「ご飯食べた?」「何してるの?」いや、自分が興味を持ったニュースのリンクなど、相手の都合は特に考えず、とりあえずなんでも送信するという印象があります。1日に何十通もメッセージのやりとりをするということも普通です。日本人カップルの場合、中には1日1通という人もいるのではないでしょうか。
これはカップル間に限ったことではなく、韓国人の友人同士でも1日に何通も頻繁にメッセージのやりとりをしている人も多いようです。グループ内チャッ友複数作られており、全員が興味のある話題かどうかは関係なく、好き勝手にメッセージのやりとりをしているようです。
みんなにアピールしたい?
自分のログイン名と一緒に表示される画像は、一般的に恋人とのツーショット画像ということが多いです。ツーショット画像にしないといや、という韓国人の彼氏彼女も少なくありません。
日本人の場合、友達以外の人ともやりとりがあることもありますから、あまり変な噂が立たないような画像にしたいと思う人もいるのではないでしょうか。景色などの写真を使う人もいますよね。
関係性が近い
どこに行くにも一緒
韓国人のカップルはどこに行くにも彼氏がついていきますし、彼女も同じように彼氏の行く所ならどこでもついていくという傾向があります。恋人なんだからどこでも一緒に行くのは当たり前、という思いがあるようです。
私自身も1人でご飯を食べに行ったり、他の友達と出かけたりすると、周りの韓国人の友人から「どうして一緒じゃないの?」と言われることがあります。
家族との距離も近い
韓国人同士のカップルは、結婚を前提に付き合っているわけではないカップル同士であったとしても割と気軽に両親に紹介されますし、遠距離出会いだったりすると実家に泊まったりすることもあるようです。家族の誕生日会にも、「彼女」としてその会に参加したりすることもあります。
日本人カップルの場合、両親に会うのはなかなかハードルが高いですよね。ましてや結婚の約束をしているわけでもないのに実家に泊まるなんてありえないと思います。日本人カップルではまずないと思いますが、韓国の場合はデートの時に家族がついてくることもあります。記念写真を撮ったりすると彼のお母さんは特に意識せず当然のこととして、彼女がいる息子と腕を組んだり手を繋いだりして写真を撮るのです。
日本だと2人の意思が尊重されやすいですが、韓国の場合は家族の意向がふたりの未来を左右することが多いのです。お互いの家族で経済的なことや考え方が大きく異なったりすると、露骨に色々と言われてしまうこともあるようです。結婚に至るまでに相手の家族をよく見ておくことも必要そうです。
人間関係の距離
カップル同士であったとしても、カップルと家族の関係であったとしても、良い意味でも悪い意味でも韓国人のカップルの方が少し窮屈な感じがしました。また、人間関係の距離が色々と近いようです。
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