カリフォルニアでは合法!?大麻の取り扱いについて

アメリカ在住です。私が住んでいるここカリフォルニアでは、いわゆるマリファナは合法です。日本では所持、使用は違法で罰せられますが、カリフォルニアでは日常生活の一部なのです。ここでは、その状態についてお話しします。

2016年から合法に

 娯楽用の大麻

2016年11月、住民投票で娯楽用のタイマーが合法化され、2018年から解禁されました。1996年までは、携わるためにはマリファナカードというものが必要だった医療用の大麻の使用も全米で初めて認められたのです。もちろん、肩こりがする、腰が痛い、軽度で取得できる程度のレベルのものですが。
今では大麻を酒やタバコと同様に嗜好品として扱い、21歳以上は一定の条件で処理することや栽培することが可能なのです。

 今後の展望

今までは、医療用で認められた店舗以外での販売は違法とされ、逮捕者も出ていました。しかし、2018年から解禁になったため、今現在は合法なのにも関わらずタイミングが悪くて逮捕されてしまい、まだ牢屋の中にいるという人もいます。カリフォルニアの中でも、それは不公平ではないかという声が上がっています。
合法化されてからは販売所も増え、おそらくタバコのように税金も課されるのではないかと予想されています。

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若者とマリファナ

 ベニスビーチ

ロサンゼルスで有名な観光地であるベニスビーチは、多くのマリファナ販売所が軒を連ねています。歩くだけでマリファナ特有の甘い匂いがし、そこら中にマリファナの葉をかたどったデザインの服が売られています。
日本の感覚で言えば、とても違和感を覚えるような景色だと思いませんか?カリフォルニアではこれが合法なのです。

 タバコよりもマリファナ

最近の若者は、タバコは吸わないけれどマリファナはするという人も少なくありません。スモーキングと言えば、タバコよりもマリファナを想像するという人も多いほどです。
日本語では覚せい剤などのトラックをひっくるめてハイになるという表現を使いますが、英語ではハイになるのはマリファナだけです。

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マリファナは怖い?

 1番危険性のない薬物

マリファナは禁止されるほど怖い薬物なんだというイメージを持っている人もいるかもしれませんが、実は1番危険性のない薬物なのです。もともとマリファナが禁止されたのは、マリファナを作っている業者にお金を流したくないという魂胆があったからなのではないかといわれています。
実は、マリファナはタバコのようにガンになってしまう危険性もないですし、お酒のように中毒死を招く危険性もないのです。

 痛み止めの役割

アメリカでマリファナがここまで人気になったのは、マリファナが痛み止めの役割を果たすからです。医療費がとても高いアメリカでは、病院に行きたくても行けないという現状があり、痛みをごまかすためにマリファナを吸うということが行われるようになりました。実際にマリファナには頭痛や腰痛を沈めたりするタイプと、ハイになるためのタイプと、2種類があります。
効果は人によって違い、1番多い感想はリラックスできる、酔っ払ったような感覚を覚える、眠くなる、というものがあります。中には憂鬱になった、幻覚を見た、幻聴を聞いた、という人もいます。あまりお酒などと大差は無いのかもしれません。
日本では禁止されていますので、だからといって手を出してはいけません。人によっては大麻を使うことによって他のドラッグに手を出してしまうという人もいますから、やはり規制しなければいけないという側面もあるのでしょう。

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国によって法律が違うから気をつけて

日本ではありえないカリフォルニアのマリファナ事情についてお話ししました。日本人は観光でアメリカにやってきても、日本国民である以上、マリファナの使用については躊躇する人もいるのではないでしょうか。
日本では、最近有名な女優である高樹沙耶が医療大麻で逮捕されましたね。郷に入れば郷に従えと言いますが、日本で禁止されている以上は何の言い訳もできないと思います。ましてや、女優として大きな役を任されていた人がやるべきことではなかったと私は思っています。
カリフォルニアはマリファナが合法ですが、他の州は違うのです。出かける前にしっかりと調べておかなければいけません。

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