最近、国際結婚をする人も増えましたよね。国際結婚に憧れている人も多いのではないでしょうか。しかし、これは簡単なものではありません。私はヨーロッパ出身の夫と結婚し3年目を迎えました。ここでは、私が感じた国際結婚の難しさ、特にここでは周りからの反応についてお話ししたいと思います。
家族から反対されやすい
「日本人」ではなくなる?
家族に結婚をしたいと言った時、国際結婚であるということでその結婚に賛成できない家族も少なくありません。その理由の1つに、国際結婚をすることによってまるで自分の子供が日本人ではなくなってしまうような感覚を持っている人が多い、ということが挙げられます。
実際は外国人と結婚をしても、海外で生活するためにはビザを取得しなければいけません。国際結婚の場合、結婚したからといって同時に無条件で、2人で生活ができるというわけでは無いのです。当然、外国人と結婚するからと言って日本国籍を失い、相手の国の国籍になるというわけではありません。そもそも、そんなに簡単に他の国の国籍になれるはずがないのです。
しかし、私もよく周りから「日本人じゃなくなるの?」などと言われました。国際結婚するとなると、周りから反対される理由の1つとして「日本人ではなくなる」「外国人になってしまう」といった誤解が存在すると感じたものです。
遠くに行ってしまうことへの不安
国際結婚をするという事は海外で生活をするという可能性が高くなりますから、遠くに行ってしまうという理由により結婚を反対される場合があります。日本国内で遠いならまだしも、海外なんてとんでもないという考え方が強いようです。
私自身も、小さい頃は「海外で暮らしたければ暮らしても良い」と言われていました。しかし、いざ海外の人と結婚するとなると「海外に行っちゃうの?」と言われたものです。
しかし、今はインターネットが普及したことにより、簡単に連絡が取れるようになりましたよね。飛行機のチケットだって、ネットで簡単に予約ができる時代です。日本に帰ろうと思えば簡単に帰れるのです。
何かあれば常に理由は「国際結婚」
「海外だから」
国際結婚の難しさの1つに、何かあれば常に周りから「外国とは違うんだよ」といったことを言われることがあります。例えば、日本の実家に帰った時に少しばかり水を多く使ってしまうと家族から「海外と違って日本は水が高いんだから」と言われたり、少しばかり電気をつけっぱなしにしていると「あんたが住んでいる国とは違って、日本は電気代が高いんだよ」と言われたり、いちいち「海外とは違うんだから」と言われることがあります。そして、私としてはそんなつもりはないのです。
「相手が外国人だから」
もちろん、同様に「結婚相手が外国人だもんね」と嫌味のように言われてしまうこともあります。私の夫はもともと外国の文化を吸収するスピードが速く、例えばお箸で食事をしますし、私の実家に行っても食卓ではあまり違和感はありません。しかし、少しばかりお箸の持ち方が違う、左手でお皿を持たない、などということが目につくと、家族から「外国人だもんね」と言われてしまうことがあります。
しかし、夫よりもマナーがなっていない日本人はたくさんいます。夫よりもお箸の持ち方が下手な日本人だってたくさんいるのに、なぜ外国人だからといって少しばかりできないところを指摘されるのか、理解に苦しみます。
生活環境の理解が得難い
親の想像の域を超えた生活
国際結婚をして海外で生活をしていると、海外旅行とは違った経験をたくさんします。海外旅行は基本的にホテルに泊まり、守られた状況で過ごしますし、海外留学であったとしても高校や大学という場所で守られて生活をします。しかし、海外で生活するという事は自分や家族しか頼る相手はいないので、場合によっては親や家族の想像を絶する生活をしていることもあります。
私たちは今中国に住んでいます。しかし、ここでの苦労を家族に話しても、家族からは「昔の日本もそんな感じだったよね」と言われていました。特に同情して欲しいわけでもありませんし、何をして欲しいというわけでもないのです。しかし、こちらが一生懸命生活しているにもかかわらず、「昔の日本と同じ」と一言でまとめられてしまうと、やはり面白くないと感じることが少なくありません。
海外旅行と同等の感覚
また、友人からは「私が旅行に行った時にこうだったから、同じでしょう?」などと言われることも少なくありません。しかし、海外旅行は海外での生活とは全然違うのです。
これらは国際結婚の難しさというよりも、海外で暮らすことの難しさかもしれません。しかし、国際結婚をすれば海外で暮らす可能性も高くなりますから、やはりこのような難しさに直面することもあるのです。
これらを乗り越えてこそ国際結婚の意義がある
よく「国際結婚なんてかっこいい」と言われることがあります。しかし、国際結婚はお金もかかりますし、文化の違いでぶつかることもありますし、決して良いことばかりではありません。
その一方で、そのような問題を乗り越えてこそ国際結婚の意義があるとも感じます。相手のことを理解し、思いやり、守り、そのような行いができてこそ、絆が強くなるのです。言い換えれば、そのような問題を乗り越える覚悟がなければ、国際結婚はするべきではないかもしれません。
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