英語もある程度上達してきて、そろそろ第三言語でもやろうかな?なんて考えている人もいるかもしれません。日本語と共通の文字を持つ中国語は第三言語として注目している人も多いのではないでしょうか?そこで今回は英会話講師として働いた経験と中国人夫を持つ私が、英語と中国語を学ぶことのメリットについて紹介していきたいと思います。
第三言語で中国語をやるとこんな時役に立つ!
英語も中国語も上達する
例えば日本語が第一言語の人が第二言語として英語を学習した場合、日本語の力が圧倒的に強いため、完璧な日本語とそうでない英語との比較しかできません。しかしそれに加えて第三言語で中国語をやると、英語と中国語を比較できるので第二言語までしかやっていなかった時には気づけないポイントなどを知ることが出来るんです!
例えば「○○という表現は日本語と中国語では言える。でも英語では何て言うんだろう?調べてみよう!」や「○○○という表現は日本語と英語は知っているけど、中国語では何だっけ?」など、3つの比較があるからこそ「知らない知識」に気づくことが出来ます。
日本語力が上がる
これは意外な効果かも知れませんが、中国語を学習して漢字を学んでいくと日本語の知識もおのずと増えてきます。例えば「漢」という漢字。中国語では「汉」と書きます。中国語の「汉」には「男」という意味があるのですが、以外にも日本の「漢」にも同じ意味があります。
痴漢、暴漢、巨漢などという言葉にも「漢」が使われていますよね。これらは全て男性を指す言葉なのです。言われてみれば納得ですが、中国語をやらないと気づけなかったことかもしれません。
日本語と英語は完全に文字も文法も違う言語なので、2つの言語の関わりがあまりないのですが中国語を学ぶことで母国語の能力アップにつながります。漢字を今一度見直してみると知っている様で知らなかった面白い発見があるかもしれません!
広東語や台語にもつながる
中国語をやっておくと広東語や台語(台湾や中国福建省で話されている言葉)にも非常に取り掛かりやすくなります。 広東語は中国語と発音は全く違いますが、書き言葉はほとんど同じです。そのため中国語が出来ると広東語は聴いたら理解できないが読んだら理解できる、という状態になります。
漢字言語の基礎
中国語と広東語は使われている漢字が違いますが、日本人としての漢字の知識があるので「中国語のこの漢字は分からないが広東語この漢字は日本語と同じだから分かる」ということもあり得ます。
台語は広東語に比べるとほんの少し中国語から遠くなりますが、中国語を知っているのといないのとでは習得の速さが全然違います。中国語をやっておくとこのような第四言語、第五言語の習得の際に役に立ちますよ!
まとめ
今回は以上のトピックについてご紹介させて頂きました。私は常に英語や中国語で新しい言葉を覚えると「これは英語(中国語)で言えるかな?」とどちらでも言うことが出来るかどうかを確認するようにしています。英語と中国語を同時に覚えることが出来るので頭の中でも整理しやすく、記憶にも残りやすいと思います。
それでは今回はこの辺で!最後までお読みいただきありがとうございました。
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