オーストラリアと言えば、シドニーのオペラハウスや南十字星などをイメージする人が多いかもしれません。私はオーストラリアに滞在し、日本人女性が海外では実年齢よりも年下に見られたり、かわいいと評価されたりするのに対し、オーストラリアの女性はかっこいい、強い、というイメージがあると感じました。ここでは、私の目から見た海外の女性について、お話ししたいと思います。
髪の毛の色は金色がいい!
金髪は人気がある
海外に行くと、「やっぱり外国人は金髪なのかな?」と思った事はありませんか?日本人は基本的に黒い髪の毛ですが、やはりアメリカやヨーロッパ、オーストラリアに行くと、金髪の持ち主が多いなぁと感じますよね。しかし、誰もが皆、元から金髪であるとは限りません。
アメリカやヨーロッパ、オーストラリアでは、子供の頃は金髪だったのに、大人になるに従って髪の毛に濃い色が現れてくるという事はよくある話です。しかし、特に女性たちは金髪に憧れ、10代になると髪の毛を金髪に染めてしまうということもあるのです。
金髪への誇り
なぜ金髪にしたいのでしょうか。例えば誰もが知る話、白雪姫では、「肌は雪のように白く、髪の毛はカラスの羽のように黒く、唇は血のように赤い」という組み合わせが表現されていますが、アメリカやヨーロッパ、オーストラリアの女性の中には「白い肌、金色の髪の毛、青い瞳」という組み合わせが憧れの的なのです。
お礼をした時の反応
お礼はモノでは返さない
人によりますが、日本は義理と人情の国ですから、誰かに何かをしてもらったら、お礼にモノを返すということがありますよね。結婚式なら引き出物、お葬式ならば香典返しなど、日本はモノを贈るということが非常に重視される国です。
その一方で、海外ではモノを贈ってはいけない場合もあるようです。ある時、アメリカ人の女性と日本人の女性に料理のレシピを書いてもらう機会がありました。アメリカの女性にはローストビーフ、日本の女性にはきりたんぽの作り方を書いてもらったのです。
その後、私のお願いに時間と手間をかけてくれたお礼として紅茶のパックをプレゼントしたところ、日本の女性は遠慮しながらも笑顔で受け取ってくれましたが、アメリカの女性は「私の好意をモノに変えるの?」と不機嫌になってしまったのです。
お礼ならば言葉でいう
実は、私はオーストラリアの女性からもこのような反応をされたことがあります。そのため、どうお礼をするべきなのかと海外の友人たちに聞いたところ、「親切にされたら心からお礼を言えばいいんだ」と言われました。逆に何かをプレゼントされてしまうと、自分の好意に対し、貸し借りは一切なしというメッセージのように受け取られてしまうとの事でした。
もちろん、マナーや習慣は国によって違いますし、上記の例は女性に限ったことではありません。また、日本には日本のマナーがありますし、海外には海外のマナーがあります。その違いをしっかりと踏まえて、使い分ける必要があると感じました。
化粧とスキンケア
オーストラリアの紫外線
様々な国の女性と話をしていると、スキンケアにも大きな違いがあるということがわかります。例えば、オーストラリアはオゾン層の破壊が激しく、その紫外線は日本の8倍以上と言われています。
それにもかかわらず、オーストラリアの女性はあまり紫外線のケアをしません。紫外線のケアはしないけれど、アウトドアが好きなのです。そのため、顔や首、腕のシミが立つことも多く、特に60歳を過ぎた後は皮膚がんになってしまうことも少なくないようです。
化粧の仕方
また、スキンケアをしないのにもかかわらず化粧をしてしまうため、実年齢よりも老けて見えてしまうことがあります。オーストラリアはエコの国ですから、全く化粧はしないという女性もおり、それは「エコロジー」な人だと評価されていることもあります。しかし、やはりスキンケアもなしに化粧をしてしまうと、肌にも良くありませんよね。
その点、日本人はスキンケアに力を入れるため、その違いには驚かされます。やはり、年齢を重ねた後で肌に違いが出ますから、日本のスキンケアは素晴らしいなと感じています。
なぜ?
誤解のないように申し上げておきますが、私は海外の女性を尊敬しています。日本と海外は習慣も文化も違いますし、日本には日本の良さがあります。しかし、そのような習慣や文化の違いを理解していなければ、相手を怒らせてしまうこともあるし、なかなか理解できないということもあると思うのです。
それにしても、オーストラリアの女性がなぜあそこまで紫外線に無頓着なのか、私にはよくわかりません。日本人がオーストラリアに旅行に行くときは、「オーストラリアの紫外線はやばいから日焼け止めをしっかり持っていく」という事は常識ですよね。なのに、なぜオーストラリアに住む女性たちはそこまで紫外線のことを考えないのでしょうか…
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