高校での海外留学を成功させる方法は?ホストファミリーの力を借りよう!

今は海外留学が一般的となり、高校生や大学生も簡単に留学できる時代となりました。私も高校時代にアメリカに留学しましたが、留学したからといって必ずしも成果があるというわけではありません。どのくらいの成果があるかどうかは、人によって異なるのです。ここでは、特に高校生の海外留学に焦点を当て、その留学を成功させる方法についてお話ししたいと思います。

色々な人に話しかける

よく、「海外留学をすると最初の3ヶ月は友達ができない」と情けないことをいう留学経験者がいます。これを鵜呑みにしてはいけません。

 自分から話しかけなければ友達はできない

海外の高校は、日本のように1日中同じ教室に座り、1年中同じクラスメイトと授業を受けるというスタイルではなく、授業ごとに先生の教室に移動する、毎時間毎時間クラスメイトが異なる、というスタイルの方が一般的です。そのため、自分から話しかけていかなければ友達は到底できないのです。
英語が不安、というのは留学生ならば誰もが感じることです。しかし、恥ずかしがって話しかけなければ、友達は全然できないでしょう。とにかく周りに話しかけ、自分のことを覚えてもらう努力が大切です。

 話しかけてもらえる努力をする

人によっては、自分からなかなか話しかけることができないということもあるかもしれません。もちろん、留学するならば自分から話しかけられなければ困るのですが、それでも恥ずかしい、できれば話しかけてほしい、ということもあるかもしれません。
それならば、いっそ話しかけてもらえるように工夫をしてみましょう。例えば、折り紙で作った小物でキーホルダーを作ったり、折り紙の小物で髪飾りを作ったりしてそれを身に付けます。海外では比較的簡単に「その飾り素敵ね!」と声を掛け合うことがありますから、声をかけてもらうようなものを身に付けることで、友達を作ることができるのです。
そのためには、話題を広げることができるように日本のものを身に付けると良いでしょう。日本だと100円ショップなどでも様々なものを買うことができます。日本ならではの小物を使い、周りから興味を集めることが出来るようなファッションをすることも友達を作るための1つの方法です。

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授業を選択する

日本の高校だと、学習指導要領等に従って学校側が既に履修科目を決定します。しかし、アメリカなどの海外に行くと、生徒が自分で履修科目を決めるということもたくさんあります。履修科目を決めるときにはコツがあります。

 授業を選択するコツ

もしも取らなければいけない授業があるならばそれは履修しなければいけません。それ以外に選択肢があるならば、出来る限り興味のある科目を選択しましょう。例えば、私が初めて履修科目を決めたときには、周りから体育を勧められました。体育ならば友達ができやすいと言われたのですが、実は私、体育は苦手なのです。体育が苦手だから、授業を受けてもルールがよくわからなかったり、試合をしても足手まといになってしまったりして、友達ができたかと言われるとよくわかりません。
体育は比較的勧められやすい科目でもあります。しかし、このように苦手であるという自覚があるならば、周りの意見に流されずに履修しないという選択肢も大切です。興味がある授業を取った方が友達ができやすいです。

 先生には自分が留学生であることを主張する

日本の高校だと外国人生徒は目立ちますし、そもそも先生たち自身が会議などで情報交換をしていますから、海外からの留学生は誰もが把握しています。しかし、海外の場合はそうもいきません。場合によっては、多民族国家のために日本人の学生がいても全然目立たず、留学生とはわかってもらえなかったり、そもそも先生たち自身が留学生を把握していないということもあります。
そのため、授業を選択した後は先生たちに自己紹介をしておきましょう。授業の後で構いませんから、「自分は留学生である」「だから英語がわからないことがある」と主張しておくことが大切です。私の場合は、私の英語力で普通に試験を受け、良い成績を取る事はなかなか難しい科目もありましたが、先生にそのように伝えておいたことにより「あなたは、努力さえすればAをあげます」と言われたこともあります。

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ホストファミリーの力を借りる

学校のシステムが違えば、戸惑うこともありますよね。自分で調べることもできますが、どうしても自分では調べられない、どうしたら良いのか分からないという場合、ホストファミリーの力を借りることも大切です。

 学校でわからない事はホストファミリーに聞いてもらう

海外にはオープンスクールという日があります。夜、保護者が学校に集まって担任の先生と話をするというものです。このようなときにはぜひホストファミリーにも参加してもらいましょう。もしも学校の授業に対して不安があるならば、ホストファミリーから担任の先生に話をしてもらう、という方法もあります。

 友達と出かけるときにはホストファミリーに伝える

ドラマなどでもアメリカの高校の問題点などが指摘されることがあります。例えば、パーティーに行った結果トラブルに巻き込まれるということもありえないわけではないのです。
日本の高校では、友達と遊びに行くときにいちいち親にどこに誰と出かけるかなど、話をしないかもしれません。しかし、留学先で友達と出かける場合は、必ず行き先などをホストファミリーに伝えましょう。絶対に嘘をついてはいけません。ホストファミリーは留学生であるあなたを守る義務があります。そのため、あなた自身が勝手なことをしてしまったらホストファミリーはあなたを守ることができません。
特に、誰とどこに行くのか、何時に帰るかという事は大切な約束です。門限を言われることもあるでしょうから、約束は絶対に守るようにしましょう。そして、万が一トラブルに巻き込まれた場合はすぐにホストファミリーに連絡をすることが大切です。

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交流は積極的に!

留学に行ったら、日本の高校と同じような感覚でいてはいけません。特にトラブル等は日本の高校よりも大きなトラブルになりかねませんから、ホストファミリーとしっかりと連絡を取り合い、身の安全を守る必要があるのです。
また、友達を作る努力をしましょう。留学先で友達がいなかったら、そもそも留学に行く意味がありません。「3ヶ月は友達がいなくて当たり前」などという情けない言い分を信じず、学校に行き始めたその日から、友達を作る努力が大切です。

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