12日にオーストリアのインスブルックで行われたパラグアイ代表との国際親善試合。日本はパラグアイに4-2で逆転勝利。W杯前の最後の強化試合で西野ジャパンが初めてあげた白星となりました。
試合開始前半32分、日本はパラグアイに先制を許してしまいます。しかし後半乾選手がやってくれました。後半6分、18分に連続でゴールを決め日本を逆転に導きます。その後もオウンゴールによる1点を奪い、1点を返されるも試合終了間近に香川選手が1点を奪い日本のリードを広げました。
西野監督は今回の親善試合について「1試合、1試合、攻守において ポイントを絞りながら修正できている。W杯本番まで良い準備をしていきたい」と語りました。ちなみにパラグアイは2大会連続でW杯出場を逃していますが、FIFAランキングは32位。今回は61位の日本よりも格上のチームへの勝利になります。日本とパラグアイの成績は2勝4分け2敗と完全に互角。2018年に入って負け続きだった日本代表にとってW杯直前でのこの勝利はとても大きな意味を持つ試合となりました。
さて今回の試合では選抜メンバーを10人入れ替え。キャプテンも長谷部選手から山口蛍選手に変更し新体制で臨んだ試合となりました。ネット上では「山口選手がキャプテンとしての自覚を持って試合に臨むと、良い動きをするようになってチームにもプラスなのでは?」との意見が上がっています。
ドイツメディア「シュポルト1」では日本のパラグアイ戦の勝利について「W杯に向けたリハーサルは成功した」と報じました。日本代表の中にはブンデスリーガ1部、2部のクラブに所属する選手が7人おり、ドイツでも日本代表の試合の結果や様子は注目されています。
W杯開幕直前での格上への勝利。このままの調子でぜひW杯でも活躍してほしいですね!
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