ニュージーランドニュース!アーダーン首相が産休へ!

あっという間に5月に入りましたね。日本ではゴールデンウィークが始まり、少し息抜きができる方も多いのではないでしょうか。さて、実はもうすぐニュージーランドではアーダーン首相(女性)が産休に入ります。政府首脳が任期中に出産することは非常に珍しいことですが、ニュージーランドでは国民が皆温かい目でアーダーン首相のことを見守っています。文房具を扱う会社では、「首相にエールを送ろう」とコマーシャルしていたほどです。首相の出産は6月に控えており、出産後はニュージーランド国民同様に6週間の育休を取るようです。首相不在中は、副首相であるピーターズ氏が代役を努めます。なんと就任した年に妊娠が発覚したアーダーン首相ですが、政府も国民も誰も批判することなく受け入れている様子をみると、ニュージーランドは改めて多様性社会なのだなと実感します。

NZの高校、生徒が髭を生やしても「問題ない」

思春期になると男の子に生えてくる髭。日本の高校ではほとんどの学校が校則として、髭は剃るようにと制定されていますよね。ニュージーランドでも、やはり男の子は髭を剃るように言われています。ところが、ニュージーランドの「リンカーン高校」では、なんとその「男子は髭を剃らなければいけない」という校則が撤廃されたのです。2016年にリンカーン高校の一人の男子生徒によって「髭を剃らなければいけないという校則を変えて欲しい」という要望があり、それが教育委員会でも検討された結果、今回実現にまで繋がりました。リンカーン高校の校長先生であるパターソン氏は取材に対し、「髭を生やすということは、髪の毛を青やピンクに染めるよりもずっとナチュラルなことで、何も問題なことではない」とコメントしました。やはり髭ということで、身だしなみの観点から今回の校則の変更には条件がついており、「髭は伸ばしても3センチ未満であること、髭は首元につかないようにすること」だそうです。しかし、「この校則変更のキーポイントは、生徒の意見を尊重できたことにある。」ともコメントを残したパターソン氏。生徒の望みを真剣に聞き、それに応えたということが一番の成果ということですね。

夢の家が現実に?!ウェリントンで子供の描いた絵を大工が実現

皆さんも子供の頃、「大きくなったらこんな家に住みたい」などと絵に描いたことはありませんか?ニュージーランド・ウェリントンでは、ある兄弟が描いた「夢の家」が実際に建てられ話題となりました。絵を描いたのは小学生のザビアとトゥイで、彼らの絵を実現させたのは見習いの大工さんたちでした。ザビアとトゥイが描いた絵を見るだけでなく、彼らからも実際に絵の詳しい説明を聞き、より忠実に再現したという夢の家。見習い大工さんたちがいる建築訓練所のクイン氏は、「これが私たちのすることだ」とコメントしました。「お客さんの夢や理想の家を建てることが私たちの仕事であり、今回のプロジェクトは子供が書いた’夢の家’を現実にする、という非常にいい例である。完成品を見る子供達の顔を見るのが待ちきれない」と話したクイン氏。完成した家を見たトゥイは「クレイジーだけどすごい!」と満足した様子でした。一方ザビアは「すごいけどあとちょっとだね。」と辛口コメント。実はザビアはユニコーンも家と一緒に絵に描いていたのです。さすがの大工さんたちもユニコーンの実現までは厳しかったようですね。

オークランド大学「コスト削減のため図書館を閉鎖」

オークランド大学は、学校運営のコスト削減のために所有する11個の図書館のうち5つを閉鎖することを決定しました。オークランド大学では、一般図書館だけでなく音楽図書館や美術図書館など専門的な図書館を数多く所有していました。しかし、コスト削減を図るために5つを閉鎖し、一般図書と合体させると発表。何百人ものオークランド大学の学生が抗議しましたが、残念ながら受け入れられませんでした。「勉強をする場所を失ってしまった。研究者に対して’研究室なしで実験をしろ’と言っているのと同じだ。」「図書館は一つのコミュニティが生まれる場所でもある」など多くの学生がテレビ取材に対してコメントを残しました。11個も図書館があるならいいのではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はニュージーランド最大のオークランド大学にはなんと4万人を超える学生が在籍しています。東京大学で2万人なので、およそ2倍です。ですので、彼らにとって図書館は貴重な勉強スペースでもあるわけなのです。閉鎖する図書館が保有するコレクションなどは、一般図書館に移動し失われることはないのですが、半分も図書館が閉鎖してしまえば学生の勉強にも支障をきたしてしまいますよね。大学側は公にコメントを出していないので、今後の動向にも注目されています。