東京オリンピックの聖火リレー 沖縄を起点にすることをIOCが検討

2020年に開催される東京オリンピックの聖火リレーについて、沖縄県を起点に聖火リレーがスタートとする方針を大会組織委員会が固めたことが分かりました。沖縄で聖火リレーの前に、東日本大震災の被災3県に聖火を運びイベントを行うというオリンピック史上初の試みも検討されており「復興五輪」というテーマでのオリンピック開催の準備が着々と進められています。

オリンピックの聖火はギリシャのオリンピアで灯されます。オリンピックの象徴でありオリンピック開催中は主競技場で灯され続けます。その起源は古く、古代ギリシャ時代。ギリシャ神話のプロメーテウスがゼウスの元から火を盗んで人類に伝えたことを記念して古代オリンピックの頃からの伝統となっています。

一度はオリンピックの聖火の伝統は中断されましたが1928年のアムステルダムオリンピックで再び導入されて以来近代オリンピックには欠かせない重要な存在となっています。現在のリレー形式になったのは1936年のベルリンオリンピック。オリンピックの聖火リレーはオリンピックの大きな見どころの一つとして人々を魅了し続けています。

聖火リレーの日数については2020年3月下旬から7月24日までを予定。聖火はおよそ115日間をかけて岩手県・宮城県・福島県を回ります。大会関係者の間では2016年の熊本地震にも考慮すべきという声も上がっているんだとか。4月10日には大会組織委員会の森喜朗会長と小池百合子東京都知事が聖火リレーの大枠について話し合う予定だそうです。

2020年東京オリンピックには「復興五輪」というテーマが掲げられていますが、とある調査によると被災者に「東京オリンピックは復興に役立つと思うか」というアンケートをしたところ54パーセントの人が「なんとも言えない」と答えたのだとか。果たして大会組織員会は大会のテーマを最後まで保つことができるのでしょうか。