海外で生活したり、外国人と一緒にお仕事をする中で学んだことで、素晴らしい日本にも改善してほしいことがあります。それは、ただがんばるのではなく、効率的に物事を進める大切さです。がんばって仕事してるのが良い、のではなく結果をだすためにリラックスする必要があるなら、その環境を用意することが大事だということをどれだけの日本人が理解しているでしょうか。リラックスしたら仕事をしていないのと同じ、のような考えがあるのであれば、それは遅れた概念ではないでしょうか。
オフィスやイベントでの飲み物、食べ物
営業マンとしての機会
これは、私が営業ウーマンとして大阪で働きだして気づいた、感心したことです。私は、海外営業部に所属していたので、お客さんはカナダ、ドイツなどの欧米人。よくアメリカやヨーロッパに出張する機会をもつようになり、大阪でお客さんを迎えるだけではなく、私が相手に迎え入れられる側になりました。そうすると、欧米ではどのようにお客さんをおもてなしするのかとても感心するようになりました。
いつでもほしいときに
日本では、基本的に飲み物だけでおもてなしすることが多く、お昼ごはんはお昼ごはんで食べることと、飲むことを混同しないのが日本のおもてなしではないでしょうか。しかし、欧米では食べる、と飲むはいつでも必要なときに好きに利用できることが多いです。クッキーや、チョコレートなどのお菓子盛り合わせ、お茶やコーヒーがテーブルにあり、お客としてはほしいときにほしいものを会議中でも自由に摂ることができるのは最高です。仕事中にちょっと甘いものがほしいと思ったときに、目の前にあると、欲求をすぐに満たし効率的に仕事も進められてとても良いアイデアだと学びました。日本では、会議中に食べることがあまり良いとされない中で、もう少しリラックスした空間で効率的に仕事を進めるためにも、この欧米文化は取り入れるべきだと思います。
どこにでもベンチ、イス
座りたい！
リラックスというと、いかに楽に時間を過ごせるか、ですが、外国人に言わせると日本は公園や通りなどにベンチがないと言います。確かに、それを聞いたときに、欧米に行くと、至るところにベンチがあって、買い物に疲れたら一息できるベンチ、一旦座って携帯でメッセージを送らなくてはいけないときのベンチ、ランニングを終えてのベンチと、とにかく座る場所が多いです。
もっとベンチが必要
座る、という基本的な欲求に応えるのが国の務めと思いますが、なかなかベンチは普及しないです。東京銀座の通りは外国人でいっぱいですが、ここでもベンチがなく買い物疲れの外国人が一息する場所がないと嘆いていました。国や自治体にお金がないことや、ホームレス対策がメインだと思いますが、座れる日本にすることで観光客含め、みんなが快適に過ごせる国作りができると思います。
サングラス、リュックを広める
サングラスは目を守ってくれる
サングラスといえば、欧米人がするもの、平らな顔をした日本人がしたら格好悪いし、気取っているみたい、という考えの人がたくさんいると思います。しかし、サングラスはファッションだけでなく、紫外線から目を守るのに大変重要な役割を果たすので、生活の必需品であることを忘れてはなりません。お年寄りになったときに、緑内障や白内障になる可能性は太陽から目を守ることでかなり防ぐことができます。格好つける、のではなく、必要だからする、の概念を日本人は持つべきだと思います。
リュックは健康的
さらに、リュックについては絶対的におすすめする生活の必需品です。サラリーマンのお決まりは、黒の手持ちバックですね。今は大分多くなってきましたが、リュックが断然楽で、体にも良い。夏に背中が暑いというのはマイナスポイントとして残りますが、間違いなく、リュックは仕事の効率をアップさせてくれます。欧米ではスーツでビシッときめた営業マンでもリュックで通勤する人が多いです。リュックはピクニックのようなイメージを持っている日本人が多いと思いますが、仕事こそ毎日の積み重ねで楽なものでないと続かないのです。
結果を出すためのプロセス
日本にはぜひ欧米に学びいかに効率的に物事を済ませるか、考えるべきです。格好を気にして、手持ちバックで一日中営業するのが仕事として本当にうまくいくのか、それとも結果を出すためにプロセスを簡易化、効率化するか、自分の健康、生活を守るためにも必要なことがあるはずです。
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