天津と言えば、天津甘栗で知る人も多いのではないでしょうか。今まで天津には3回行きましたが、甘栗を見たことは1度もありません。そんな天津は非常に魅力的な都市で、中国への旅を考えるならばぜひお勧めしたい場所の1つでもあります。ここでは天津について紹介します。
ここは外せない!天津のお勧めスポット
津湾広場
天津駅のすぐそばには津湾広場と呼ばれる場所が広がります。運河沿いに広がるこの場所はとにかく夜景が綺麗で、船に乗って川を下ることも可能です(妊娠中の女性と赤ちゃんは乗れません)。
この周りには喫茶店やマクドナルド、ドイツ風のバーなどもありますので、食べ物に困ることもありません。駅から近いため、電車が来るまで時間を潰すにももってこいの場所です。
チャイナ・ハウス
チャイナ・ハウスといっても中国人の家などではありません。これは陶磁器の家屋とも呼ばれており、フランス式の建築で100年以上の歴史を持つ場所です。常に観光客で溢れており、狭い階段なども多いため、もしも赤ちゃんを連れて行くならばベビーカーは使わず、抱っこ紐を利用した方が良いでしょう。
最寄り駅はイオンモールに繋がっており、日本人には非常に便利な場所です。イオンモールでは食事もできますので、チャイナ・ハウスに行きながら食事を取る、ということも可能です。
天津に行くなら覚えておきたい!
公共交通機関はとても便利…だけど!
そんな天津の公共交通機関はとても便利ですので、電車やバスを使えば基本的にどこにでも行けます。電車の切符は私たちがよく見るような紙のものではなく、プラスチックのコインのようなものになっていますので、ぜひ見に行ってみてください。
しかし、その一方で「駅の券売機が使えず、長蛇の列に並んだにもかかわらず切符が買えなかった」などというトラブルもあります。中国では1元札、5元札、10元札などがあり、1元は硬貨も存在するのですが、基本的にはお札がメインです。しかし、天津には硬貨しか使えない券売機もたくさんあり、それを知らずに並んだ結果、財布の中にはお札しかなく切符が買えなかった、などというトラブルが多いのです。もしも電車でどこかに出かけるのであれば、もしも電車でどこかに出かけるのであれば、目的地の駅に着いた時点で帰りの切符を購入しておいても良いかもしれません。
また、電車に乗る前のセキュリティーチェックがかなり厳しいです。例えば北京ではカバンの中にペットボトルが入っていてもチェックを受ける事はほとんどありませんが、私たちが天津に行った時はペットボトルも全てチェックされました。だからこそセキュリティーチェックで時間がかかりました。タイミングにもよるのかもしれませんが、もしもセキュリティーチェックで時間がかかっているようだったら、事前に持っているペットボトル等を全て出しておいた方が良いでしょう。
便利だけれど危険なことも
そんな天津は意外と英語が通じることも多く、日本人にとっては非常に安全な場所に感じることもあるかもしれません。私たちは北京で生活をしていたため、あちらこちらに警備員がいるという状態が当たり前でしたが、天津はそのようなこともなく、非常にリラックスした時間が過ごせました。
その一方で、だからといって安全ではないということも知っておかなければいけません。私たちがタクシーに乗ろうとした時、目的地は本当にすぐ近くのホテルで、金額も7元〜8元程度の場所だったのですが、タクシーの運転手さんから「30元ね」と言われました。確かに500円程度ですから日本の感覚では安い方なのですが、天津ではありえない金額です。
天津に限らず、最初から値段指定をしてくるタクシーの運転手は珍しくありませんので気をつけましょう。中国語がわからなくて不安ならば、タクシーに乗った時に運転手がメーターを利用していることを確認して下さい。このような要求をしてくる運転手はメーターの電源を切っています。メーターを利用していない運転手であれば、日本語で騒いででもタクシーから降りて逃げて下さい!ちなみに、このような事は夜起こるケースが多いですので、もしも中国語が分からないのであれば夜のタクシーの利用は避けた方が安全です。
天津のホテル日航がオススメ
地下鉄駅から直結で安心
天津は日本人にとっても重要な観光スポットであるため様々なホテルが揃っていますが、その中でもホテル日航が特にお勧めです。ホテル日航はショッピングモールに直結しているのですが、そのショッピングモールが地下鉄の駅に直結しています。つまり、地下鉄が動いている時間帯であれば外に出ることなくホテルに行くことができ、非常に安全なのです。
また、天津の中心にある駅に直結しているだけあり、周りには伊勢丹、その他ショッピングモール、喫茶店など、食事をするにも困りません。外国に行くと1番大変なのが食事をする場所を探すこと、ですよね。そのような心配がありません。
お風呂がある!
日本人なら当たり前の感覚かもしれませんが、海外ではバスタブがあるという事は当たり前ではありません。私たちが初めて天津に行ったのは私が妊娠している時でしたが、北京のアパートにはバスタブがなく、むしろ断水なども頻繁に起こっていたため、このホテルにバスタブがある、好きなときにシャワーが浴びられる、という事はとても特別でした。
今まで3回天津に行きましたが、3回ともこのホテルに泊まりました。英語も通じますし、日本人のスタッフもいますので英語や中国語に自信がなくても心配いりません。
安全に気をつけて楽しい旅を
どこに行くにも同じですが、海外に行くときには「ここは日本では無い」という感覚を忘れてはいけません。常にパスポートを持ち歩き、事故に遭わないように気をつける必要があります。安全に気をつけて、ぜひ楽しい旅をしてくださいね。
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