ワーキングホリデーでカナダに行こう!何に気を付けたらいいの?

最近はワーキングホリデービザを使ってカナダに行きたいという人も増えました。カナダと言えば英語が綺麗、安全、そして雄大な自然が堪能できる、などというメリットが感じられますよね。ここではそんな蒲田におけるワーキングホリデーについて解説します。

カナダへのワーキングホリデービザについて

 ビザの申請

ワーキングホリデーでカナダに行きたいという場合、ワーキングホリデービザを申請しなければいけません。しかし実はワーキングホリデービザを使ってカナダに行きたいという人は年々減少していると言われており、本来ならば毎年6,500人という定員が決まっていますが、定員に達する事はまずないと言われています。そのためワーキングホリデービザを取得したい場合、まず問題なく取得できることがほとんどです。

さらにカナダにワーキングホリデーで行きたいという人は主に1月から2月にビザ申請をする人が多いため、この辺では混雑する可能性があります。もしもこれ以外の時期でも問題ないということでしたら、この時期は避けた方が良いかもしれません。

 最新情報をゲットしよう

ワーキングホリデービザに限ったことではありませんが、ビザの申請方法というものは年々変化していることがあります。そのためビザ申請等についてネットで調べる際、誰かのブログなどを鵜呑みにするという事は避けましょう。毎年10月ぐらいになると新しいワーキングホリデービザの申請方法が発表されます。ここ数年は毎年変化がありますので、調べるときには最新情報を手に入れる必要があります。

さらに新しい情報ですが、ワーキングホリデービザでカナダに行く場合、2011年半ば以降はワーキングホリデー保険に加入しなければいけないという規則が加わりました。滞在期間のみ保険に入っていれば良いのではなく、ビザの長さの間だけ保険に入っていなければいけないというものです。いざ現地に行っても入国が認められなくて日本にとんぼ返りしなければいけなくなったという人もいますし、そもそもビザを申請しても取得できなかったという人もいます。このような場合、一般的には理由を教えてもらえませんが、ほとんどの理由はワーキングホリデー保険に入っていなかったからではないかといわれています。

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ワーキングホリデー保険とは

 ビザの有効期限の間の加入が必要

先ほども述べた通り、ワーキングホリデーでカナダに行く場合はビザの期限の間、ワーキングホリデー保険に入っていなければいけません。例えば、ビザが1月から12月まで有効であるとしましょう。そして自分自身は4月から10月だけワーキングホリデーに行くとします。この場合、どうしても4月から10月の間だけワーキングホリデー保険に入っていれば良いのではないかと思う人もいるかもしれません。しかし、ビザが1月から12月まだ有効ならば、1月から12月までワーキングホリデー保険に入っていなければいけないのです。その間カナダにいなくても関係ありません。

もしもきちんと保険に入っていない場合、そもそもビザが降りないという可能性もありますし、仮にビザが取得できたとしても入国を拒否されたり、入国した後に強制送還になるという可能性も考えられます。最悪の場合は今後カナダに入国させてもらえない、という可能性もありますのでしっかりと保険に入っていなければいけません。

 保険の途中解約は可能

しかし、カナダから帰ってきても有効期限がまだ先だからという理由で保険に入り続けていなければいけないというのももったいないですよね。そのような場合は日本に帰国してから解約するという事は可能です。

出来る限り無駄をなくしたい場合、ビザが1月から12月まで有効ならば、6月から12月までワーキングホリデーに行くのではなく、1月から6月までワーキングホリデーに行き、6月に日本に帰ってきてから保険を解約する、といった方法が無難です。1月から12月までは保険に入らなければいけませんので、6月から12月までワーキングホリデーに行く場合、1月から12月までの間、保険に入っていなければいけませんから1月から6月までの保険料は丸々無駄になってしまいます。しかし1月から6月までワーキングホリデーに行けば、6月に帰ってきたら6月から12月までの保険料は解約することが可能なのです。こうするともったいない出費を抑えることができますね。

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カナダに行く場合の注意点

 滞在費などをしっかりと計算して

ワーキングホリデーは海外旅行とは違います。長期間海外で生活をするわけですから、その間の生活費などもしっかりと考えておかなければいけません。カナダで生活をする場合、1ヵ月の生活1ヵ月の生活費は600ドルから1,000ドルと言われています。ホームステイをする場合は朝食と夕食が付いて700ドルから800ドル、ということが多いです。

カナダでワーキングホリデーをするならば、最初はホームステイが良いと言われています。最初から自分でアパートなどを探すという事はやめたほうが良いでしょう。節約するためにルームシェアなどを行い、それによってトラブルにが起こったということも多々報告されています。また、アパートを借りる予定であったとしても日本から敷金を支払い、いざ現地に行ってみたらそのアパートは存在しなかった、などという詐欺まがいのトラブルも横行しています。そのため、出来る限り最初はホームステイや学生寮を使ったほうが安全です。

 アメリカへの行き来には注意

カナダはアメリカの隣の国ですから、アメリカに行こうと思えば簡単に行くことができます。しかし、ワーキングホリデービザを使ってカナダにいる以上、アメリカに行くときには注意が必要です。

例えば、私は2003年の3月、カナダでホームステイをしていました。2003年の3月と言えばイラク戦争が始まった時期でもあります。このイラク戦争が始まった時、私たちは「アメリカに行かないで」と言われました。

というのは、やはりカナダのホストファミリーの中には「せっかくだからアメリカに行こう」と日本からやってきたという学生や研修生をドライブに連れ出してくれる人がいたそうです。しかしイラク戦争が始まった後はアメリカとカナダの間の国境における検問が厳しくなり、カナダ人のホストファミリーはアメリカを出国し、カナダに入国することができたものの、ホストファミリーが連れている日本人に関してはアメリカからの出国が許してもらえなかった、カナダへの入国が許可されなかった、等ということでカナダに戻って来られなかった人がいたそうです。この時カナダはイラク戦争に反対していましたから、国際関係が影響したのだろうと思います。しかし、カナダとアメリカはいくら陸続きの国であり、仲が良さそうに見えたとしても、違う国であるということを意識しておかなければいけません。ヨーロッパの「シェンゲン区域以内であれば自由に行き来ができる」とは訳が違いますので、カナダでワーキングホリデーをしているからといって「簡単にアメリカに行ける」と捉えるのはやめた方が良いでしょう。

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ワーキングホリデーは若いうちの特権

ワーキングホリデーというのは18歳から30歳までの人に認められたものであり、31歳になった時点でワーキングホリデービザを申請することはできません(30歳のうちに申請・取得したものであれば31歳になっても利用することが可能です)。最近では終身雇用等の雇用形態に対する意識が変わりつつあることもあり、大学を卒業した後にワーキングホリデーに出かけるなどという考え方も社会的に受け入れられるようになりつつあります。ワーキングホリデーは若いうちの特権ですから、興味がある人はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。日本にいるだけでは得られないような経験をすることができますよ!

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