そばかすに対し、良い印象を持たない人も多いのではないでしょうか。私たち日本人は出来る限り肌を焼かないようにしたいと考える人が多いですし、色白こそ美徳だと思っている人も多いですよね。しかし外国人はそうでもありません。そばかすがたくさんある人もいますし、むしろそばかすがチャーミングに見える人もいますよね。それならばなぜ、特に白人にはそばかすが多いのでしょうか。ここでは外国人に多いそばかすについて解説します。
日焼けを嫌がる日本人と嫌がらない外国人
日本人は日焼けしたくない!
夏になると、徹底的に日焼けの管理をするという人も多いのではないでしょうか。早い頃から日焼け止めを塗ったり、日傘や帽子で日焼け対策をしたり、という人も少なくはないでしょう。色白の方が綺麗、という印象を持っている人もいます。
さらに、もしも日焼けしてしまったら将来シミになる、と不安に思っている人もいるかもしれませんね。皮膚がんなどの危険性も指摘されています。夏場でもビーチには行きたいけれど日焼けはしたくないから日焼け止めを全身にしっかり寝る、という経験がある人も多いのではないでしょうか。
外国人は日焼けを嫌がらない!
その一方で、外国人には日焼けを嫌がらない人が多いです。もともとバカンスなどと言い文化もあり、夏になったら日焼けをするためにビーチに行くという人もいますし、日焼けサロンに行って敢えて肌を黒くするという人もいるほどです。
また、特に白人の場合、日焼けをすると黒くなるのではなく、一時的に肌が赤くなるだけ、という人もいます。日本人の場合は大体1ヵ月ほどで日焼けが元通りになると考えられていますが、白人の場合は本当に一時的に肌が赤くなるだけですぐに戻ってしまう、という人も少なくはありません。
さらに、白人の中には肌の色は白くない方がセクシーだと考えている人もいます。日本人の場合は白い方が良いのではないか、と考える人が多いですが、実際に色白の人の中には多少肌の色が褐色の方がかっこいい、というイメージを持っている人もいるのです。そのため日焼け自体に嫌悪感を抱いていないということもあります。
そばかすができやすい白人、できにくい日本人
メラニンの違い
そのような生活習慣以外にも、日本人などのアジア人や白人はメラニンに違いがあり、そばかすができやすい、できにくい、などといった違いがあります。白人は肌の色が白いですから、それだけ色素が少ないということであり、刺激に弱いということになります。そのためほんの少し紫外線を浴びただけですぐにメラニンが作られてしまい、そばかすができてしまうのです。
それに対し、アジア人は元からメラニンが多いですので、多少紫外線を浴びてももともとあるメラニンが作用するだけで、新たなメラニンを作り出すことがありません。だからこそそばかすを作りにくい状態にあるのです。
最近は日焼けを意識する外国人も多い
地球温暖化が深刻化したことにより、紫外線を長時間浴びてしまうと皮膚がんになる、などという危険性が指摘されています。例えばオーストラリアなどはオゾン層の破壊が激しく、日本の7倍以上の紫外線が降り注いでいるなどという事でも知られていますよね。
そのため今までは敢えて日焼けをするという外国人も少なくありませんでしたが、最近では皮膚がんなどの危険性を意識して日焼けはしない、という人も多くなりました。肌を褐色に見せたい場合は日焼けをするのではなく、メイクなどでカバーする人もいます。
スキンケアがとても大切
新陳代謝を良くする
いずれにせよ、きれいな肌を維持するためにはスキンケアが非常に重要です。そしてそのためにはターンオーバーが遅れないように、新陳代謝を良くすることが必要なのです。日本人の場合、基本的に日焼けなどをしても1ヵ月あれば肌がターンオーバーをすることにより元の肌を取り戻すことができます。しかし、新陳代謝が悪いとターンオーバーが遅れてしまい、いつまでたっても肌が元通りにならない、ということが起こってしまうのです。
特に年齢を重ねるとターンオーバーが遅れてしまい、日焼けが元に戻らない、逆にしみになってしまう、ということが起こります。若い頃ならば日焼けをしてもすぐに戻ったのに!という経験を持つ人もいるかもしれませんね。だからこそ、普段から新陳代謝を良くするということが大切です。
ビタミンCを積極的に摂取する
きれいな肌を保つためにはビタミンCが不可欠です。特に美肌効果を持つビタミンCは日常的にも積極的に取り入れていきたいですね。
とは言え、食生活からビタミンCを毎日しっかりと接していくのはなかなか難しいです。レモンばかり食べているわけにもいきません。必要に応じてサプリなどを取り入れ、また、化粧水などもビタミンCが配合されたものを使うと良いでしょう。
肌を清潔に保つ
また、スキンケアをするからには肌を清潔に保つということが大切です。かつて、朝は洗顔料を使うべきではないなどと言われたこともありました。しかし、寝ている間にも皮脂が分泌されており、少なからず顔が汚れているのです。ですから朝と夜は洗顔料を使い、しっかりと顔洗いましょう。
顔を洗った後は保湿をすることも重要です。高い化粧水を使う必要はありません。もしもなかなか肌に合う化粧水が見つからないなどという場合、ベビーローションなどでも充分です。
女性の場合、化粧は出来る限り早く落としましょう。化粧は肌に大きな負担をかけますので、家に帰ってきたらすぐに落とすくらいの気持ちが重要です。拭き取りタイプのクレンジングは肌に負担がかかるという人がいますが、出来る限り早く化粧を落とすという点ではメリットがありますし、オイルタイプのクレンジングは肌の潤いを落としてしまうという人がいる一方で、マスカラなど落としにくいメイクもきちんと落としてくれるという利点があります。自分に合ったクレンジングの方法を見つけましょう。間違っても化粧を落とさずに寝てしまうなんていう事はやってはいけません。
そばかすは美肌の大敵
白人の人はそばかすがあっても違和感がない、そばかすがあってもきれい、と感じる人もいるかもしれません。しかし、基本的に美肌にそばかすは大敵です。きれいな肌を保ちたいと思うのであれば、そばかすやシミはないのが1番です。普段からスキンケアを心がけ、きれいな肌を保ちたいですね。
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