オーストラリア人男性の考え方と日本人女性が気をつけるべきこと

オーストラリア在住です。オーストラリア人の恋愛状況見ていると、状況や条件はさておき、気持ちが優先しているという風潮を感じます。学歴や年齢を問わず「好きになったら仕方がない」という情熱的な考え方を持つ若者が多く、そのために少々考え方の違う日本人が惑わされてしまうケースもたくさんあります。ここでは、私が見てきたオーストラリアの恋愛について紹介します。ただし、ここから述べる事は私が経験してきたことですから、必ずしも全てのオーストラリア人男性に当てはまるものではないということをご理解ください。

「ハードルって何?」

 オーストラリア人男性の捉え方

オーストラリアの男性が日本の独身女性に恋をして、告白したとしましょう。そこで、独身女性が「私には彼氏がいますから、ごめんなさい」と言ったとします。日本人の男性ならば、そこで諦めるのではないでしょうか。
しかしオーストラリアの男性は諦めません。「私には彼氏がいる」という言い訳は、オーストラリアの男性にとっては「あなたのことが好きだけど、私には彼氏がいるから付き合えない」と捉えられてしまうことがあります。何とも都合の良い解釈ですが、このように捉える男性は決して少なくはありません。
あるいは、「私は結婚していますから」と言ったとしましょう。すると、「離婚すればいいじゃない」という返事が返ってくることもあります。「私には子供がいますから」と言ったとします。そうしたら、「大丈夫、私にも子供がいるから」という返事が返ってくるでしょう。

 断る場合ははっきりと断る

つまり、オーストラリアの男性の誘いを断りたいとき、状況説明をして断ろうとしても意味はありません。「私には彼氏がいるから、残念だけどあなたとは付き合えない」「私は結婚しているから、あなたのことは好きだけどあなたとは付き合えない」など、オーストラリアの男性は比較的前向きに物事を捉えてしまうのです。つまり、誤解をしっかりと防いだ上で相手を拒否したい場合は「あなたと付き合う気はありません」とはっきり言わなければいけないのです。
日本の場合、「私と付き合ってください」という前置きが必要ですよね。英語にはこのような前置きがありません。そのため、なおさら嫌だという意識をはっきりと表さなければ相手から誤解されてしまうことがあるのです。断ったつもりでも、相手はそうは捉えていなかったということは少なくはありません。
私も、オーストラリアの男性に告白されたことがあります。留学生でしたから特に誰かと付き合う気はいませんでしたし、「好きです」としか言われていませんでしたから、ただ適当に交わしていました。しかし、後で気づいたことですが、彼は私も彼のことが好きだと思っていたようです。その理由は「私は付き合う気はない」とはっきり言わなかったからです。

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日本人女性が惑わされる理由

 日本人はレディーファーストに弱い

日本人女性が海外に住んだ時、レディーファーストに惑わされてしまうことがあります。日本はまだまだ男尊女卑の傾向が強い国ですから、レディーファーストという概念が皆無に近いですよね。
そのため、男性に優しくされ慣れていない女性たちが海外に住み、男性に当たり前のように優しくされることにより、そのときめきが恋愛意識に変わってしまうのです。

 言葉の違い

また、例えば”I love you”など、甘く聞こえてしまう言葉に惑わされる女性もたくさんいます。英語では、この言葉は友達に対してもよく使う表現ですから、特に「あなたのことを愛している」という意味があるとは限りません。
しかし、特に異性と付き合ったことがない女性が男性から”I love you”などと言われてしまうとついときめいてしまい、冷静な判断ができなくなってしまうことがあるのです。英語ではこの表現はよく使う言葉であると肝に銘じておかなければいけません。

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オーストラリア人との国際結婚

 国際結婚の離婚率

オーストラリア人が海外の人と結婚した時、その離婚率は全体の9割と言われています。(あくまで推定ですが)よほど同じ趣味があったり、価値観が同じであったり、強い結びつきがない限り、国際結婚はうまくいかないようです。
私の友人もオーストラリア人の男性と結婚し、子供を設けました。彼女はとても幸せそうにしていますから、ぜひその9割ではなく、1割に入っていてほしいと思っています。

 離婚は当たり前

もともと離婚率が高いオーストラリアですから、離婚のシステムもしっかりと確立しています。特に2人の間に子供がいる場合、養育費の支払いはマストとなっており、「支払いを約束したにもかかわらず全然支払われない」などというトラブルは滅多にありません。
また、カップルがお互いに離婚や再婚を繰り返すことにより、家族関係が複雑になるという問題もあります。長女は今のお母さんと元夫の子供、長男は今のお父さんと母と妻の子供、次女は今のお父さんとお母さんの子供、などということもよくある話です。

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甘い刺激には気を付けて!

海外に行くと、たまに「日本人女性は白人男性が好き」などのように失礼なことを言われることがあります。これは、やはり海外に行くとときめいてしまう女性が多いという理由によるからなのかもしれません。
もし、本当にその男性のことが好きであるならば問題は無いのです。結婚しても幸せに生活ができるのであれば何の心配もいりません。しかし、もしもその場の空気に流されてしまっただけであったり、誤解されてしまって付き合わざるをえなくなってしまっただけであったり、などという状況に陥ってしまうと、悲劇としか言いようがありません。
外国の男性の考え方、そしてレディーファーストや表現の違いなど、日本人女性にとっては甘い刺激が海外にはたくさんあります。その刺激にごまかされることがないよう、日本人女性は強くならなければいけません。

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