TOEIC攻略法シリーズもついにリーディングパートに入りました!TOEICリーディングパートは全100問。今回ご紹介するPart 5は30問あり、リーディングパートのおよそ30%を占めています。短文の穴埋め問題なので20分以内で解くのが理想です。それでは私が実践した特訓法をご紹介していきますね。
答えを音読する
正直私がTOEIC500点台だった頃は問題を見てもちんぷんかんぷんなものも多く練習問題をやるなんてとてもやる気が出ませんでした。そこで私が始めたのが問題集のパート5の答えの部分を音読することだったのです。
まずは精読する
音読するぞ!と意気込んだのは良いものの、そもそも答えを見ても意味の分からない単語ばかり。それでは音読練習もできないので、まずは答えの文章を精読しました。分からない言葉を調べてノートに書いていくのですが、大切なのはそのノートに書いていった単語を必ず覚えるようにすることです。
私は1日10問Part 5の問題を精読する、という計画と一緒に「必ず昨日までに書いた単語メモを1日1回見直す」というルールを実践していました。また、せっかく精読しているので解説に書かれている英語の知識もノートにメモして、単語と一緒に毎日おさらいしていました。
そして音読練習する
精読が終わったら次は音読です。ポイントは音読をすることで得られる「気づき」を大切にすることです。英語表現に put my feelers out. という表現があります。Feelers は触覚のこと。触覚を出しておく→アンテナを張って気を付けておく、という意味になります。音読をする際もこの言葉のようにアンテナを張っておくのを忘れないで下さい!
例えば、Customer reviews indicate that many smart phone applications are complicated.
(カスタマーレビューによると多くのスマホのアプリは複雑だということだ)
という文章があったら、reviews と最後にSがついているから次の動詞 indicate にはSが付いていないんだな、などと気付くことがありますね。これを大切にしていくと自分の知識の確認になりますよ!
品詞はよく復習する
Part 5の穴埋め問題には品詞が問われる問題が多く出題されます。TOEICに出題される品詞の知識は中学校レベルで十分対応できますので、文法の苦手な人はまずは中学校レベルの品詞を復習してみてください!
押さえる品詞を確認する
品詞は以下のような種類があります。名詞・助動詞・代名詞・動詞・形容詞・前置詞・副詞・接続詞・感投詞・冠詞
TOEICのPart5で主に問われるのは、動詞・接続詞・前置詞の3つ。まずはこれを頭に入れておきます。
品詞のルールを確認する
品詞にはそれぞれルールがあります。例えば簡単な例を出しますが
The answer sheets are ( ).という問題があったら、areというbe動詞の後ろには名詞か形容詞しか置くことができません。このように品詞の知識がないと解けない問題がパート5には多いのです。
こちらの動画で品詞について分かりやすく解説していますので、こちらも観てみてくださいね。
前置詞によって意味の異なる単語をチェック!
英語には後ろにつく前置詞によって意味の異なる単語があります。これを攻略できれば Part 5の語彙問題に対応出来るだけでなく、英語力の向上にも繋がっていきますよ!
talkの使い方
やり方はとても簡単です。例えばtalkという単語だったら、それを辞書で引いてみるだけです。すると前置詞によってどんな風に意味が違うのか一文瞭然です。
talk to~ 〜に話しかける
talk with~ 〜と話をする
talk of~ 〜の話をする
talk about 〜について話をする
こんな風に同じ単語でも様々な使われ方があるのが分かります。
takeの使い方
take のようなイディオムの多い単語もあります。
take A in B (AをBに抱く)
take 人 to A (人をAに入会させる)
take on~ (〜を引き受ける)
のように知らなければ意味の分からないようなイディオムをたくさんもつ単語もあります。勉強しながらもし興味のある単語があれば、辞書で引いて調べてみると良いでしょう。
まとめ
1. まずは答えを精読し音読しよう
2. 品詞はきちんとおさえよう
3. 前置詞を含むイディオムを覚えよう
今回の攻略法は以上になります。Part 5はリーディングパートの一番初めの大切なパートなので、しっかりトレーニングして高得点を狙っていってくださいね!
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