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AngelDr
コロナのせいで日本に帰れない!いつ家族に会えるのか分からない苦悩
国際結婚をしてドイツで生活しています。2020年からはコロナウィルスの影響でなかなか日本に戻れず、最後に日本に戻ったのは3年前でしょうか。
確かに、ヨーロッパから日本に戻ろうと思えば渡航費もかかりますし、子供がいるので子供も連れて行かなければならず、子供を連れた長距離のフライトは大変です。しかし、やはりコロナウィルスのせいで「日本に帰れない」という状況には大きなストレスを感じています。
これは、コロナのせいで日本に帰れず、そこから感じたストレスを紹介したいと思います。
自由がきかない
帰りたい時に帰れない
親元から離れて生活している人なら、日本国内であっても海外であっても同じなのではないかと思います。実家に帰る時は、基本的に帰りたい時に帰りますよね。年末年始やお盆など、「親の顔が見たい」「実家でゆっくりしたい」などという時に実家に帰る決断をするのではないでしょうか。忙しくて帰れない時もあるでしょう。しかし、帰るか帰らないか自分で決めることができます。
しかし、コロナのせいでそもそも日本に帰れないとなると、自由がきかないので自分でスケジュールを組むことができません。コロナの問題があるから海外から日本に戻るわけにはいかない、日本に戻ったら隔離生活を送らなければいけない、そもそも何かあった場合に家族に迷惑がかかる、などという緊張感は、自分で「今年は実家に帰らない」と決断する以上にストレスがかかるものだと思います。日本国内でも、コロナのせいで実家に帰れない人が増えていますから、同じような気持ちを抱えている人もいるのではないでしょうか。
親が遊びに来れない
子供が実家に帰るだけではなく、親が子供のもとに遊びに行くこともあると思います。国孫がいると、孫の顔を見に親が出かけていくこともありますよね。しかし、コロナの下ではそういうわけにもいきません。
私も、2020年の夏には両親がドイツに遊びに来る予定でした。そこで2年ぶりに再会する予定でしたが、コロナのせいで旅行がキャンセルになり、その予定も崩れてしまったのです。私は、娘が生まれて3ヶ月の時に帰省し、それっきり帰省していないので、両親にとっては孫を見る2回目の機会だったのですが、その予定も崩れてしまいました。
ヨーロッパ国内でのコロナの現状
コロナの対策が全体に甘い
これも日本国内でも同じような思いを抱えているのではないかと思います。コロナのせいで多かれ少なかれ、誰もが負担を強いられていますよね。例えば、家族が老人ホームで生活している場合、老人ホームへの立ち入りができなくなり、大切な家族に会えなくなってしまったという人もいるのではないでしょうか。
こればかりは「どちらが辛い」「どちらが大変」というものではありませんから、比較するべきものではないのもわかっています。しかし、ヨーロッパ県内のコロナに対する対策は日本の対策よりも甘いところが多く、例えば「老人ホームで生活しているおじいちゃんに2週間に1回しか会えなくなった」「コロナのせいで1週間に1回しか面会できない」などという人も珍しくありません。
周りから愚痴をきかされて辛い
確かに比較するべきものでは無いのですが、こちらは日本に帰れず、両親がドイツに来る予定だった旅行の計画もキャンセルとなり、いつ日本に戻れるかわからない、いつ両親に会えるかわからない、という状態なんです。それは海外で生活している多くの日本人が感じていることだと思います。
しかし、そんな状態で周りから「おばあちゃんに1週間に1回しか面会できなくて辛い」などと聞かされてしまうと、なかなか心穏やかではいられないのです。とは言っても、言い返すわけにもいかないですし、「そうだよね、大変だよね」というしかないのですが、「それでも1週間に1回会えるならいいじゃん」「家族がすぐそばにいるじゃん」とついつい思ってしまうのです。
先が見えない不安
コロナに関しては誰もが不安を抱えていると思います。しかし、予防接種が始まった今現在においても、その予防接種が本当に安全なのか、いつ自分の番になるのか、予防接種を信用してもいいのか、いろいろな不安がありますよね。
マスクを着用せずに家族や友達と楽しく話ができる日はいつ来るのか。1日も早く生活が元通りになりますように。
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